高屋敷の十字路
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から
まともに読めずなか味で判断できないのか
その作者の氏素性や性別や肩書きだけを頼りに
表現そのものを素通りする知らぬ顔の半兵衛面が。
時間差で無理心中した未成年の実名や
顔写真報道を隠したり利用者に見せない
措置をした図書館の行為が表現する行き先。
公判のどこかで自らの宗教思想を明確に
なんら開示することなく死刑が確定した教祖の
宗教理解を示す主要著作を辿るに乏しい所蔵状況。
どうにも感動のあまり楽屋にまでおしかけたり
しなきゃよかったミュージシャンがいたり
もっと話したくて後ろ髪を引かれたことも。
固有の生涯を辿るしかない表現者の一人が
どのような顔つきの作者となってこしらえた
作品に何を登場させたかはそれぞれ別々にしないと。
著者の胡散臭さが取り沙汰された『リトル・トリー』も
誰が何人で書いているのか「きっこの日記」なんかも
リアリズムの外側でちゃんと読めるように書かれている。
十字路で立ち話し(あるいはワッツニュー)
から
まともに読めずなか味で判断できないのか
その作者の氏素性や性別や肩書きだけを頼りに
表現そのものを素通りする知らぬ顔の半兵衛面が。
時間差で無理心中した未成年の実名や
顔写真報道を隠したり利用者に見せない
措置をした図書館の行為が表現する行き先。
公判のどこかで自らの宗教思想を明確に
なんら開示することなく死刑が確定した教祖の
宗教理解を示す主要著作を辿るに乏しい所蔵状況。
どうにも感動のあまり楽屋にまでおしかけたり
しなきゃよかったミュージシャンがいたり
もっと話したくて後ろ髪を引かれたことも。
固有の生涯を辿るしかない表現者の一人が
どのような顔つきの作者となってこしらえた
作品に何を登場させたかはそれぞれ別々にしないと。
著者の胡散臭さが取り沙汰された『リトル・トリー』も
誰が何人で書いているのか「きっこの日記」なんかも
リアリズムの外側でちゃんと読めるように書かれている。