TAKAYAN'S ROOM

主にゲームブックを楽しんでいます

ウルフヘッドの誕生

2022年08月05日 20時00分00秒 | ゲームブック
ウルフヘッド・シリーズの上巻です。著者は林友彦です。




1989年に刊行されました。




二つの姿を持つワー・アニマルが主人公です。




満月の夜、草原を駆け抜ける少女… この作品のヒロインであるスミアです。
彼女は森の中で巨大なオオカミを見つけました。
オオカミは眠っています。その狼に蛭の化け物が迫っています。
危ない…! 思わずスミアは大声を上げました。




少女の悲鳴を聞いたオオカミは目を覚まします。
このオオカミこそがウルフヘッドです。
ウルフヘッドは瞬く間に蛭を倒すと、人間の姿に変わりました。
そして気絶しているスミアに近づきます。

目を覚ましたスミアはウルフヘッドに全てを打ち明けます。
グリーディガッドという妖術師に大勢の子供が拐われたこと…
このままでは、彼らはバアル神の生贄にされてしまうということ…




ウルフヘッドとスミアの旅が始まります。




当然ですが、平穏な旅ではありません。




数々の敵が立ちはだかります。




このゲームブックでは、絶対にスミアを死なせてはいけません。
彼女が死ぬと、その時点でゲームオーバーになってしまうからです。






スミア以外にも仲間になってくれる者がいます。
下巻(ウルフヘッドの逆襲)の冒険に備えて、多くの仲間を集めましょう。








仲間のステータスや持ち物を記入するシートも付属します。


管理しなければならない情報が多く、気軽に始められない作品です。
しかし、完成度が高いことは確かです。
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ニフルハイムのユリ

2022年08月04日 19時00分00秒 | ゲームブック
《ニフルハイムのユリ》は林友彦の作品です。




《ネバーランドのリンゴ》の続編ですね。




ティルトがバンパーを倒してから一年が過ぎました。またもや事件が…




勇者は旅の支度を始めます。




ワタリガラスに乗って出発です。




ニフルハイムの季節は冬です。一面が銀世界です。




ブランデーを飲めば、体が温まるでしょう。




アンヌーンの街は活気に満ちています。




夜になるとグールーが徘徊します。
グールーに傷を負わされると命に関わります。
有効なアイテムを用意しておきたいですね。




幻想的なイラストです。




神聖な場所のようですが…


《ネバーランドのリンゴ》と同じく、1000項目を誇るゲームブックです。
難しい謎解きもあるので、簡単にはクリアできないでしょう。
冬にプレイすれば、臨場感も高まるかな?
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ネバーランドのリンゴ

2022年08月03日 21時00分00秒 | ゲームブック
《ネバーランドのリンゴ》は林友彦の作品です。




1986年に東京創元社から刊行されました。




パラグラフ数は何と1000!




主人公のティルトです。




ヌーも連れていってやりましょう。きっと役に立つはずです。




まずはキャメロットの街で旅の支度を整えましょう。
武器、盾、食料、薬などが売られています。




霧の中は危険です。見通しの良くなるアイテムが欲しいですね。




洞窟のようですが、中には何が…?




王の頼みを聞くべきか。それとも…




その手に持った花輪の後ろには二つの膨らみ… 目の保養になります。




彼女は絶対に助けてあげましょう。




あれが魔導師バンパーの居城…?


1000項目を誇る作品ですが、その約半分は地下迷宮に使われています。
後半は退屈な展開が続くでしょう。
しかし、いつかクリアしたいゲームブックですね。
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ファイティング・ファンタジー・コレクション ~レジェンドの復活~

2022年08月02日 12時00分00秒 | ゲームブック
ファイティング・ファンタジー・コレクションの第二弾です。




鮮やかな色の化粧箱です。




化粧箱の裏側です。






第一弾と同じく、五つの作品が収められています。




《死のワナの地下迷宮》はイアン=リビングストンの作品です。
HJ社から《デストラップ・ダンジョン》のタイトルで刊行されたこともあります。




社会思想社版も所有しています。
クリアしましたが、そこそこ苦労させられましたね。




《危難の港》です。これもイアン=リビングストンの作品です。
読んだことがないので、プレイするのが楽しみです。




《地獄の館》はイギリスのスティーブ=ジャクソンの作品です。
主人公は一般人ですので、怪物たちと何度も戦うことはできません。
精神的なショック(恐怖点)が限界を超えると死んでしまうのです。
できるだけ怪物との遭遇を避けて、脱出の手掛かりを探しましょう。




社会思想社版もイアン=ミラーのイラストが表紙に使われています。




《サイボーグを倒せ》もイギリスのスティーブ=ジャクソンの作品です。
主人公は四つの超能力から一つを選んで、事件の調査に乗り出します。




社会思想社版は入手困難ですので、復刻を喜んだ人は多いでしょう。
しかし、いくつかの誤字や脱字があるのが残念です…




《魂を盗むもの》も読んだことがないので、嬉しい限りです。
著者のキース=マーティン氏は2018年に亡くなられたそうです。




おまけの小冊子です。興味深いことが書かれていますよ。


五冊のうちの二冊が未読なので、即座に注文しました。
こういうコレクションの刊行は今後も続けてほしいですね。
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ファイティング・ファンタジー・コレクション ~火吹山の魔法使い ふたたび~

2022年08月01日 11時00分00秒 | ゲームブック
2021年7月16日にソフトバンク・クリエイティブから発売されました。




高級感のある化粧箱です。




化粧箱の裏側です。






五つの作品が収められています。




《火吹山の魔法使い》は記念すべき第一作ですね。




手持ちの旧版と並べてみました。表紙の絵は扶桑社版(真ん中)と同じですね。
社会思想社版(向かって右側)の状態は非常に悪いです…




《バルサスの要塞》です。この作品の主人公は魔法を使うことができます。
イギリスのスティーブ=ジャクソンならではの難易度が魅力です。
長く楽しめる一冊です。




社会思想社版と並べてみました。




《盗賊都市》はイアン=リビングストンの代表作の一つと言えるでしょう。
重厚なシティ・アドベンチャーです。




社会思想社版も持っていますが、表紙が色褪せてしまっています。




《モンスター誕生》はイギリスのスティーブ=ジャクソンの最後の作品です。
非常に難易度が高いですが、理不尽ではありません。
何度もプレイすれば、必ず道は開けるはずです。




社会思想社版は恐ろしいほどのプレミアが付いていますので、
復刻を喜んだ人も多いのではないでしょうか。




《火吹山の魔法使い ふたたび》はイアン=リビングストンの作品です。
この時代に未読のファイティング・ファンタジー・シリーズを読めるなんて、
夢にも思いませんでしたね。




おまけの小冊子です。これも読む価値は十分にありますよ。


価格は五冊セットで8250円(税込み)です。
安い買い物ではありませんが、当時物にプレミア価格を払うぐらいなら、
こちらのほうがお買い得でしょう。
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