私と赤速は二人三脚で歩き続ける。
マーテル「はあ… はあ…」
体が重い… なかなか進めない…
赤速「マーテル… もう… いいんだ…」
マ「大丈夫… 心配しないで…」
赤「君は… 何もかも… 自分のせいだと… 思っているんだろう…?」
マ「そ、そうよ… 私が羊皮紙の解読を頼んだから…」
赤「だったら… 僕に… 償え…」
マ「わ、私にできることなら、何でもするわ…」
赤「言ったな…? じゃあ… 約束だ… 死なないでくれ…」
マ「えっ…?」
赤「〈死の呪文〉に… 負けるんじゃないぞ… 僕の分まで… 生きろ…」
マ「お安い御用よ。だけど、あなたも死なせない」
赤「負けたら… 絶対に… 許さ…」
マ「あ、赤速!?」
赤速が私の腕に指を食い込ませた。そして何も言わなくなった。
マ「赤速、どうしたの!?」
返事は無い…
・
・
・
マ「赤速────!」
・
・
・
〈死の呪文〉が赤速の命を奪ったんだわ…
マ「……」
私は無力だった… あなたを救えなかった…
マ(何がアナランドの勇士よ? よくそんな偉そうなことが言えるわね!)
もう疲れちゃった… 私に冒険者の資格なんか無い… ここで赤速と一緒に…
・
・
・
…! 彼は私に言った。
僕の分まで… 生きろ…
・
・
・
マ「覚悟はできているわ… でも…」
シャリーラの呪いに負けるわけにはいかない…
マ「私… 頑張ってみる…」
私は赤速を草地に葬ると、急いで月岩山地へ向かう。
マ「赤速… さようなら…」
★ステータス
技術点 12/12 体力点 9/20 運点 12/12
★持ち物
剣
戦鎚
革の鎧
盾
ザック
金貨98枚
食料4食分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板
★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
健康の薬を飲んだ
マーテル「はあ… はあ…」
体が重い… なかなか進めない…
赤速「マーテル… もう… いいんだ…」
マ「大丈夫… 心配しないで…」
赤「君は… 何もかも… 自分のせいだと… 思っているんだろう…?」
マ「そ、そうよ… 私が羊皮紙の解読を頼んだから…」
赤「だったら… 僕に… 償え…」
マ「わ、私にできることなら、何でもするわ…」
赤「言ったな…? じゃあ… 約束だ… 死なないでくれ…」
マ「えっ…?」
赤「〈死の呪文〉に… 負けるんじゃないぞ… 僕の分まで… 生きろ…」
マ「お安い御用よ。だけど、あなたも死なせない」
赤「負けたら… 絶対に… 許さ…」
マ「あ、赤速!?」
赤速が私の腕に指を食い込ませた。そして何も言わなくなった。
マ「赤速、どうしたの!?」
返事は無い…
・
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マ「赤速────!」
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〈死の呪文〉が赤速の命を奪ったんだわ…
マ「……」
私は無力だった… あなたを救えなかった…
マ(何がアナランドの勇士よ? よくそんな偉そうなことが言えるわね!)
もう疲れちゃった… 私に冒険者の資格なんか無い… ここで赤速と一緒に…
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…! 彼は私に言った。
僕の分まで… 生きろ…
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マ「覚悟はできているわ… でも…」
シャリーラの呪いに負けるわけにはいかない…
マ「私… 頑張ってみる…」
私は赤速を草地に葬ると、急いで月岩山地へ向かう。
マ「赤速… さようなら…」
★ステータス
技術点 12/12 体力点 9/20 運点 12/12
★持ち物
剣
戦鎚
革の鎧
盾
ザック
金貨98枚
食料4食分
マント
魔法の銀の笛
勇気の護符
スリング
鉄の玉×1
金の指輪
銅の指輪
竜の卵
星形の金属板
四角い金属板
★メモ
白いネズミに気を付けること
一度だけ魔神に助けてもらうことができる
グル・サン・アビ・ダァル
健康の薬を飲んだ