まるで春のような暖かい日が続いてますが、やはり朝は2月らしい寒さを感じます。
この週末、自宅付近の最高気温は16度、大阪では18〜19度と言う考えられないよな暖かい日になるようです。
暖かな火が続くのはありがたいのですが、そろそろまた嫌な花粉症の季節が始まります。
スマホにも天気予報と合わせて、花粉の飛散状況の通知が来るようになりました。
今は外出時には終日マスクを着用する事が普通の生活になっているので、以前よりも少しは防げるとは思いますが、
それにしてもしばらくはまた辛い日が続きます。
年をとってきて物忘れも激しくなってきているのに、脳は花粉症については忘れてくれないようですね(笑)
まあ治るようなものではないので、一生付き合っていくしかないとは思いますが、
広葉樹の広がる本来の山の自然を、杉と檜の植林によりすっかり変えてしまったことも原因のひとつかも知れませんね。
太神山不動寺の節分会の続きです。今回は節分会の最大の行事、護摩焚きの様子を紹介します。
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時刻は12時、いよいよ護摩供の始まりです。
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山伏さん達は一度本堂にお参りをしてから、護摩焚きの行われる広場にもどられました。
先ほどお参りしたtakayanは、広場で待つことにしました。
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修験者のキリッとした顔が印象的でした。
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四隅と中央で弓矢を放ちます。
地鎮祭の時に行われる四方祓いの儀と同じ意味の浄めの儀式でしょうか?
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5本の矢を放たれましたが、その内の1本を頂いてきました。
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この山伏さんは地元の方です。
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無病息災、五穀豊穣などと共に、新型コロナの早期収束が祈願されました。
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最初は火は見えず、煙だけが湧き上がります。
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般若心経が始まりました。
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一体が煙に包まれ、神秘的です。
2015年の秋は晴れていたので、この煙による光芒がいく筋も現れましたが、今回は曇天で見る事は叶いませんでした。
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燻すために水を掛けられているようです。
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この日は雪が時折チラつく寒い日でした。
山伏さんの装束では相当な寒さだったでしょう。
でも日頃の修行の賜物でしょうか、そんな様子は微塵も感じられません。
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火の手が勢いを増します。
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檜の葉がバチバチと音を立てて燃え上がります。
伐採直後の生木ですが、やはり檜に油分が多いようで勢いよく燃え上がります。
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一瞬だけ竜が天に昇るような形になりました。
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螺貝の音が山中に響きます。
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巧みな手捌きで護摩木が投げらていきます。
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御供物は全て火にかざし浄められます。
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終わりのご挨拶
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13時30分 下山開始
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泣き不動通過
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中不動で少し休憩
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前方の山は京都との府県境の音羽山か?
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不動橋
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車を駐車した迎不動へ戻りました。(15時20分)
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頂いてきた福豆
豆と飴玉、ピカピカの五円玉が入ってます。
御幣も頂いてきました。
浄めに使われた矢と御幣は、自宅でお祀りしているお不動さんの棚に供えました。
太神山不動寺節分会を終わります。秋のご開帳(9月28日)にもお参りできればと思っています。
撮影日 2021年2月3日
撮影地 湖南アルプス田上山 太神山不動寺(大津市森町)