つわぶきの庭

~明日の元気のために~
 写真と拙詠で綴ります
 (脳トレになればと・・・)
   

  ★縁起もの、張子の虎・・ ≪マッサン登場≫

2014年12月08日 | 短歌
★・朝ドラ・nhk「マッサン」鴨居商店(大阪・船場) 社長室

大阪・船場 鴨居商店 ・・  虎の縦額も・・
このドラマでの張り子の虎は、いわば鴨居の分身のような位置付けで登場している

~飼っている金魚の動きから「金魚占い」をして、その日の動向を決めたり、
縁起物として「虎の置物」壁にも額を飾り、、 張り子のトラが首を揺らして・・
考え事や、緊張感をほぐしていたのだろうか?・・

~威勢ばかりで、中身の伴わないことを指す「張子の虎」ということわざの語源。
身近に置くことで、己を自重していたのかもしれない・・。~

【自重】とは
1)・自らを重んじること。自分の品性を保ち、卑下しないこと。
自尊。「自尊―苟(いやしく)も卑劣な事はできない」〈福沢・福翁自伝〉

2・)言動を慎んで、軽はずみなことをしないこと・・  とある

『今日の一首』
【柔と剛持ち合わせたる虎なるに憧れのかたち傍らに置く】~

★・文庫本・ 平成9年5月1日発行。

★・城山三郎・著 【大原孫三郎の生涯】
~経営者と社会事業家の二足のわらじを履き続けた大原孫三郎。

父系より譲り受けた莫大な資産をクラボウやクラレなどを発展させ
多くの企業の創立・発展に尽力を惜しまなかった明治の人 ...。

★・この夏「倉敷美観地区」を旅した。当然「大原美術館」も拝観し感動したが
その地続には、見事な庭園の「敬倹堂」と お茶室の「游心亭」があった

倉敷紡績の初代社長・大原孝四郎が、別荘として建てた日本建築の最たる建物。
今は倉敷市が管理運営し自由に市民が利用できるような仕組みになっていた・・。

なんとその「敬倹堂」にマッサンに登場の「張子の虎」が置かれていた
その時は1つ玄関にポツンと置かれていた床の間ではない・・

懐かしさのある「虎」にスタッフに意味を尋ねたが、分からないと、言う
時は同じ、明治、サントリーの初代も孫三郎氏と同じく見掛け倒しに(中空っぽ)
ならぬように「戒め用に傍らに置いた」と推測に、満足した・・。~


【~張子(はりこ)とは、竹や木などで組んだ枠、または粘土で作った型に
紙などを張り成形する造形技法のひとつ。「はりぼて」とも。

張り子の技術は2世紀に中国に始まり、アジアやヨーロッパに伝わった。
日本には室町時代頃に中国から伝来したとされている。】


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