「教えることは学ぶこと」
今日、BSジャパン「ジョブレボ」を見ていて、なるほどと同感したことがあります。それが、「教えることは学ぶこと」
Tさん(女性22歳)は、ヤナセ世田谷支店に入社して3年目の自動車整備士です。世田谷支店には整備士が19人いて、そのうち女性はTさん一人です。
世田谷支店には「フレッシュマンリーダー制度」という、ヤナセの技術を受け継いでいく研修制度があります。
後輩を研修するフレッシュマンリーダーは、入社数年の若い社員が担当します。
そのTさんの元に、今年採用された新人の女性整備士が配属されました。
そこで、番組スタッフが聞いたのは、「どんな点に気を付けて新人を教えていますか?」
Tさんの答えは、「仕事の手順だけでなく、社会人のビジネスマナー、ヤナセ社員としての在り方などです。」
そして、「一番大切なのは、教えることは学ぶことです。」
私がこれだと思ったのは、このTさんが言った一言です。
今、人材派遣会社で、日本の規則(ゴミ出しのルール、飲酒運転厳禁、寮で騒がないなど)や日本語会話などを教えていますが、生徒の反応を見ていると、「今日は学生の反応が少なかったかなとか、予習復習する学生と怠け癖がついた学生を一緒のクラスで教えることは難しいな」と実感する時がよくあります。
ですから、教えることは学ぶことです。どうしたら一コマ50分で学生達の満足いく授業ができるのか。
私は、各課ごとに一コマ50分の「教案」を作っています。でも、その教案は一回作ったらそれで終わりにしないで、学生の反応を見ながら常に見直していかないといけないと思っています。これは言うは易し行うは難し。
学生の反応が鈍い時はどうしたらいいのか、学生から評価を受けますので、日々授業内容を改善していきます。
今、ウォッカ・ハノイを飲みながら、明日のレジュメ(教案)を修正しています。