日本とベトナムの交通ルールの非常に大きな違いは、日本が歩行者優先の車社会であるのに対し、ベトナムは車とバイクが最優先であること。
中国に支配された歴史を持つベトナムでは、残念ながら今でも中国人民の考え方が浸透している。
どういうことかというと、交通一つとっても、上記の通り。
「私が最優先。他人はどうでもいい。私さえよければいい。」という人達に多く出会ってきた。
以前、私が勤めるH大学と交換留学協定を結んでいるOOSAKA大学の教授が当大学に来られた。そこでの懇談会で、その教授が言われたことを強烈に覚えている。
その教授曰く「ベトナム人は親切で優しいですね」。
それを聞いて、口があんぐりした。
えっ「ベトナム人が親切で優しいですって!」。「一体どこを見てきたんですか?」
でも、考え方を変えた。
しかたない。確かに一時的に観光する客にとって、出会うのはホテルのフロントやお土産品の人達。当たり前じゃん。親切にするのは!
私は歩道を歩いていた時に、後ろから走ってきたバイクの男にはねられて転倒したことがある。その男は私を救助もせずに、友達を読んで逃走してしまった。「ひき逃げされた」。
なんなんだ!めちゃくちゃ。
そして、このブログのトップにある「自己紹介」。
当初はこうだった。
「ここであと10年住みたいな」
でも今は全く違う。あと10年住もうかとは思っているのは確かだけど・・。
「あと10年住んでもいいかな・と・」
と大きく変わった。残念ながら。