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2013年4月、ホーチミンへ移住
2020年6月、ハノイへ移住
 2022年1月、永久帰国

アンコール・ワット

2014年03月07日 | カンボジア

3月7日から3泊4日でアンコール・ワットに来ています。

 3月7日(金) カンボジア・アンコールエア ホーチミン8:20→シェムリ・アップ9:20

 3月10日(月) カンボジア・アンコールエア シェムリ・アップ17:45→ホーチミン18:45

 ホーチミン国際空港

 カンボジア・アンコールエア

1時間のフライトでカンボジア・シェムリ・アップに到着。

シェムリ・アップ国際空港

 今回泊まるホテルを選ぶときに、空港送迎があるかどうかによって決めたので、一昨日、ホテルに電話して、フライト№と到着時間を伝え、空港に迎えに来てくれるように頼んだが、到着ロビーを出てもホテルの送迎の車が来ていない。

 仕方がないのでバイクタクシーを頼む。よく話しかけてくるお兄さん。

 ホテルに着いて、先ほどのことを言うと「申し訳ありません」。帰りの日には必ず空港に送ります。しかも、チェックインは午後2時なのに到着した10時にチェックインしてくれて、さらに「朝食を食べましたか」と聞くので、「まだ」と答えると朝食ビュッフェもただにしますとのこと。

 

ホテルを出たところにある路地。ホーチミンの路地と同じよう。

 シェムリ・アップの市街地からアンコール・ワットへ向かう途中にあるお寺。

[アンコール・ワット](世界遺産を行く・フィールド・ナウから引用)

 アンコールには、大きなものだけで約60の遺跡があります。1992年、ユネスコの「世界文化遺産」に登録され、緊急の救済措置が必要とされる「危機にさらされている世界遺産リスト」にも登録されました。覆い被さっていた樹木は伐採され、当面の修復措置を終えた遺跡には多くの人々が訪れています。人気を集めているのがアンコール・ワットとアンコール・トム。

 スケールの大きさと塔や回廊の壁面に彫られた女神や戦闘場面などの浮き彫り芸術が、かつての王朝の世界へと誘います。しかし、まだまだ多くの遺跡は崩壊の危機を脱していません。石積みが破損したり、熱帯の巨木に飲み込まれるように、太い根に絡みつかれたりしたものもあります。
 

 1970年、内戦が勃発。遺跡の保護作業は中断され、従事していた約40人の研究者や技術者は、ほとんどが殺され、あるいは行方不明に。残ったのはわずか3人だけでした。およそ20年後、平和が戻り、中断されていた保存修復や技術者育成のための研修が始まります。指導者を失い、再び廃墟と化した遺跡は、もはやカンボジアの人たちによる、自力での修復は困難な状況になってしまいました。
 

 現在、ユネスコなど国際機関の協力を得て、フランスや日本、アメリカ、中国など世界から数多くの救済チームが参加。カンボジアの文化遺産をカンボジアの人たちが自分たちの手で保存修復ができるように、人材育成と修復活動を展開しています。日本からは「日本国政府アンコール遺跡救済チーム」と「アンコール文化遺産保護共同研究」の2つの政府チームと上智大学を中心とする「アンコール遺跡国際調査団」の民間チームが協力しています。

 池に映る「逆さアンコール・ワット」

 壁面に彫られた女神や戦闘場面などの浮き彫り芸術

 急こう配の階段を上り降りします。

 「日本国政府アンコール遺跡救済チーム」である、東京大学教授が遺跡救済の作業をされていました。これまでに通算20回来られているとのこと。アドバルーンのなかにはヘリウムガスが充填されていて、遺跡の位置を測定する「3D・・・」と説明されましたが素人にはよくわかりません。

 そのヘリウムガスボンベを4人がかりで運び上げるカンボジア人スタッフ

 [上智大学ホームページから引用]

 上智大学アジア人材養成研究センター(所長:石澤良昭特別招聘教授・上智大学前学長)と、カンボジア王国(以下、カンボジア)政府によるアンコール地域遺跡整備機構(以下、APSARA)が協力して取り組んできた世界遺産のアンコール・ワット西参道における保存修復事業が、このたび日本の政府開発援助(以下、ODA)である「一般文化無償資金協力」として、採択されました。

 同事業がODAに採択されるのは、2001年の第1回「草の根文化無償資金」以来、2回目となります。全長200mの西参道の修復においては、2007年に第1工区(東側100m)が完成しており、この度の採択を受けて2014年より第2工区(西側100m)の修復にAPSARAと共に着手します。

修復された西参道北側の側壁

 本学ではアジアに奉仕する「ソフィア・ミッション」を掲げ、1996年に世界遺産アンコール・ワットを守るために現地に海外校舎のアジア人材養成研究センターを設置しました。 「カンボジア人による、カンボジアのための、カンボジアの遺跡の保存・修復」に基づき、1991年よりアンコール・ワット遺跡の保全の人材養成を行っています。2001年には、研修発掘中に約1000年前の仏像280体が発見され、世紀の発見となりました。

西参道の修復では、現代の建築材料や大きな機材を使用せず、約500年前の建設当時の石材を石切場から切り出して使用するなど、出来る限り当時の技術を用いながら復元作業を行っています。今回の修復も、前回同様にカンボジア人石工が工事を担当し、同センターは技術指導とマネジメントを受け持ち、本プロジェクトをサポートしていきます。同時にカンボジアにおける国際協力の工事現場から国境を越えた信頼関係の実践活動を発信してまいります。

 今回の採択を受けて、同センター所長の石澤良昭教授は、「本プロジェクトは、日本とカンボジアの国際協力の現場であるとともに、アジアの地域文化や習慣を重んじたカリキュラムを組み、現地で人材を育てる『上智モデル』の実践の場でもある。アンコール遺跡はカンボジア民族を象徴する遺跡であり、その保存・修復は現地の人々自身の手によって守り、誇れるようにしていかなければならない。次年度から始まる第2工区の修復事業においても、地域の文化・社会を尊重しながら国際協力を進めていくという原点を忘れずに取り組んでいきたい」と抱負を述べています。

 その「西参道」には、上智大学の功績を称える説明板が設置されています。

 帰りはツゥクツゥク。このおじさんはしきりに「5ドルでどうだ」と言うので、「来るときは3ドルで来た」と言うと、「じゃ4ドルにしよう」というので頼むと、降りるときに5ドル請求された。

 シェムリ・アップのナイトマーケット。ホテルはシェムリ・アップの中心街にあり、歩いて近いところにナイトマーケットがあります。

 カンボジアの地ビール

 欧米人や中国・韓国からの観光者がたくさんいます。

 


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