猫キチ

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夫婦別姓

2008-06-17 | Weblog
私は、結婚した後も、生まれた時からの名前で過ごすのは当たり前だと思ってた。
私が、結婚して入籍すると、夫婦のどちらかの名前を名乗らねばならない、
私は名前を変えたくない、って悩んでいたら、
私の母は、「えっ?日本ってまだ夫婦別姓が認められていなかったの?」と驚いたものだった。
夫婦別姓の議論が国会でも盛んにおこなわれていた時期もあったが、
今はすっかり下火になってしまった。
あんなに、頑張ってくれた野田聖子議員も、郵政問題で勢いがなくなった。
もともと、夫婦別姓問題では、選挙の時に、票が稼げる問題でもないので、
議員たちは、誰も真剣に議論しようなんてしない。
税金問題、保険問題、幅広い層で関心がある議論に参加し、
その中で存在感をだして、次の選挙のために票稼ぎをする事しか考えていない。
ある議員が
「夫婦別姓にしてしまうと家族の絆がなくなってしまう」なんてほざいていた。
名前で家族の絆がなくなってしまうのなら、もともとその家族など絆がなかったのじゃないか? 絆とは、もっと奥が深い家族のものじゃないのかな?
家族の絆の意味をもっと考えてよ。私はそんな発言をする議員が日本の政治を動かしているのだと思うと、
心から情けなくなってしまう。
あの高市早苗議員など、
あれほど、夫婦別姓に大反対して、野田議員を目の敵にしたように偉そうに色々ほざいていたくせに、
いざ自分が結婚すると、姓を変えずに、そのまま旧姓の高市を名乗っている。
あの、馬鹿さ加減が私にはとても許せない。
偉そうに、机上の議論だけをして、威張っていても、
結局、自分がその立場にならないと何もわからない、って事なんでしょうね。
日本での夫婦別姓は、今後も実現しないでしょう。
夫婦別姓が実現しないことで、
優秀で素敵な女性たちが結婚を控え、そして、どんどん少子化問題が加速していくのでしょうね。
悲しい国です。

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