Takの山行記録とバイオリンとかAIとか

山行記録に加えて必死に練習中のバイオリン、必死に勉強中のAIについて

谷川岳

2014-12-21 18:42:16 | 日記

2014年12月21日は、天神平から谷川岳山頂を目指した。前日夕方、土合山の家に集合したが、あいにくの雨。この時期の天神平で雨は場合によっては撤退。かつ雨対応の装備をしていないため若干不安。予報は午前中風雪強く昼一時晴れ、午後から下り坂。写真は天神尾根から見る山頂方向。この山行では、ついに山頂を見ることはなかった。

 

20日夕方、JR上越線土合駅に着く。土合駅下り線ホームは日本一の深さだ。ホームから改札までは486段の階段を登ることになる。この日普通長岡行の列車から降りたのは、自分ひとりだった。しかし、486段登った駅舎は、まさに無料宿泊所状態。車でご到着の皆様、合計50名ほどで、鍋まで持ち込み大宴会が始まろうとしていたのだった。ステーションビバーク宴会。これも、山を楽しむやり方なんだなぁ。

今回の谷川登頂はいつものCOBB氏に加え、ヒマラヤ未踏峰を征服したツワモノN氏(左端)、最近すっかりはまってしまったM氏の4名で行った。写真は、朝7時、出発地点のロープウエー天神平駅前で。視界は200mほどで、これからの荒天が心配される。

天神平スキー場の右横を登り、天神尾根に取りつく。先行パーティーがおり、トレースを辿るが、ツボ足ではきつい。先を行くパーティーがあり、其の跡を辿る。その後、私は初めてワカンを装着、相当楽だった。

先行パーティーは、千葉県の山岳会。ひざ下以上のラッセルをこなしてくれていた。そのパーティーに追いついてしまうと、こちらがラッセルの先頭に。しばし、本日の先頭を行くが、視界が利かなくなりスタックすることに。追い越したパーティーをやり過ごし、こちらは撤退を決定。(実はワカンの数が足りず、ツボでは限界だった)結局、先行パーティーもすぐに撤退となるほど、この日の天候は条件悪かった。

ところが、撤退を決めた直後から足元の天候が回復。陽がさしこみ、見えなかった頂上方面が現れた。途中の熊穴沢小屋から望む山頂方向。

上越方面の山並みはこんな感じです。スキーでは相当来たけれども、山に注目したのは今回初めてだった。谷川岳と言えば、関東山岳シーンの外せない場所。初めてで山頂は踏めなかったものの、久しぶりの雪山の感触を楽しめた。

関東でもこんな雪山。

一泊2食、食べ放題飲み放題7,800円の伊藤園温泉。恐るべし。千円払って温まり帰京。

 


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5 コメント

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なぁ~るほどぉ~お (Toshi)
2014-12-25 20:59:10
いやいや、この年末のこの時期に挑戦しましたか
うかつにも報告などないだろうとタカをくくっていました。

本州の山ではスノーシューが一般的でないことは知っていましたが、
これだけの雪でスノーシューとストックがないのは不思議な感じが致します。
皆さんきちんと列を乱さず進むと後進の者は楽チンですけれど、半端でない
豪雪に見舞われたときなど一蓮托生にならないものかと思ってしまいました。

谷川と言えば将棋の谷川永世名人と谷川岳ですね
意表を突かれないようにたまに覗くようにします。

今冬も頑張りましょう

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よく見ると、、 (Toshi)
2014-12-25 21:40:09
皆さんストックはお持ちでしたね。
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おいおい・・・ (アミーゴ)
2014-12-25 22:24:10
 Takの人脈って、いったいどんなことになっているんだろうな? 突然の報に驚くばかりだ。しかし、装備は万全だろうか? 今一度、よ~く考えてな。何かあったら大変な立場にある身だからなあ・・・
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ストック (Tak)
2014-12-26 07:59:15
Toshiさん、もう、50年ストックを使っている身としては信じられませんが、以外と皆さん使いません。楽で便利なんですけどねぇ。他のパーティーもそうでしたが、硬い山頂を意識してか、アイゼン、ピッケル、そしてワカンというのが標準の様です。
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居るんです (Tak)
2014-12-26 08:04:52
Amigoさん、当社には、変な人がたくさん居ります。ヒマラヤの彼は、自称、慎重派て、撤退も、彼が決めました。その後、他の全パーティが撤退した模様で、さすが、という感じてす。
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