古都散策

京都・奈良、全国の古都を散策し鑑賞した文化・建築等紹介し、咲く花の美しさや魅力を画像に収めたり想いを綴っています。

源氏物語⑤宇治橋

2007-01-31 18:24:27 | Weblog
宇治は山紫水明の地で貴族たちの別荘が建てられた所。
ご存知、平等院、三室戸寺、宇治上神社などが現存します。
「源氏物語」終盤の第45帖から54帖は、光源氏の子どもと孫を描いた「宇治十帖」と呼ばれる作品で、宇治川周辺には、夢浮橋や橋姫など、物語ゆかりの場所があります。
その宇治川に架かる橋。わが国最古での橋と言われ、初めは646年に架けられたとのこと。
古今和歌集や源氏物語だけでなく多くの文学、絵画に登場します。
現在は長さ155m、幅25m。情緒を感じさせます。

源氏物語④野宮(ののみや)神社

2007-01-29 18:14:16 | Weblog
嵐山の竹林に囲まれた野宮神社。紅葉が綺麗でもあり、嵯峨野巡りのスタートとして特に若い女性に人気のある神社。
ここは「源氏物語」巻10「賢木(さかき)」で六条御息所が斎王になった娘と伊勢に下るところに物語の主人公、光源氏が訪ねてくる場面があります。
毎年10月第3日曜日は斎王夢行列が行われます。

源氏物語③紫式部

2007-01-27 20:15:03 | Weblog
紫式部は(978年~1016年?)は越前守藤原為時(漢字に秀でていた)の娘と伝えられ、999年頃に藤原宣孝と結ばれるが、直ぐに夫が死去。この頃から、物語の執筆を始めたと伝えられます。
やがて関白、藤原道長の娘で一条天皇の中宮となった彰子に仕えたことが彼女の人生に大きな転機が訪れます。
その式部の像が京都・宇治橋西側にあります。

源氏物語②紫式部

2007-01-26 18:39:16 | Weblog
「源氏物語」を著者、紫式部が物語を書いた慮山寺。
この寺は、式部の曾祖父、藤原兼輔の邸宅があった所と言われています。
寺は、元は京都市内の船岡山というところにありましたが、今は京都御所の東側にあります。
本堂の前は「源氏の庭」が(写真)。夏は蝉時雨が鳴き止まず、桔梗が美しく咲き誇ります。
式部も、ここで四季の花々を眺めながら、筆を進めていたのでしょうか。

源氏物語①紫式部

2007-01-24 22:06:41 | Weblog
わが国最古と言われる長編小説「源氏物語」を著したと言われる紫式部。
源氏物語の前に式部を紹介しなければならない。
その式部が物語を書いたと言われる慮山寺。
ここには、門をくぐると本堂の手前には紫式部の歌碑「めぐりあいてみしや それともわかぬまに くもがくれにし 夜半の月影」(写真)が。
堂の中に入ると源氏物語絵巻(原色原寸巻・複製)や室町から江戸時代の貝合わせなどが並べられている。

スイセンの花

2007-01-21 16:33:31 | Weblog
京都・宇治・恵心院で咲いていたスイセン。
この花は白い花びらで、ほとんど目立たない。
でも花は長く咲く。
スイセンは群生というか人間世界で表現すると、仲間が多い。
この花のように生きたいもんだ。

南禅寺・水路閣

2007-01-20 18:41:59 | Weblog
今年は暦の上では大寒。でも大阪は昼から暖かい。
今日は南禅寺の境内にある「水路閣」。明治23年に日本人のみで設計、施工された橋で
長さ93m、幅4mのレンガ造りの堂々たる建築。明治時代の凄い技術力を感じる。
今や京都を代表する景観になっています。

不断さくら

2007-01-14 18:11:54 | Weblog
洛北・大原にある勝林院。客殿の南側は見事な池泉回遊式庭園。
その庭で、この桜は初秋に花をつけ見頃は11月頃ながら、次の年の3月頃まで花を咲かせる。
人間もこうでありたいものだ。この桜は長く咲くら!(寒ぶ!)

古都ぶらりくらり

2007-01-09 21:22:37 | Weblog
今日からgooのブログにデビュー。
京都や奈良で発見した新しい現在の魅力を探していきます。
第1回は維新。それにふさわしい坂本竜馬と中岡慎太郎の像を。
(京都・円山公園にて)