社会人コーチ

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重松清「十字架」をよむ

2010-01-26 22:08:54 | Weblog
この1月は小説三昧状態です
正月を向ける前に3冊の小説を買いました
その最後に読むのが「十字架」

重松小説はだいぶキャリアがあります
この小説は2009年12月の書き下ろし

テーマは、なんだろう
「父と子」
ちがう
「後悔と償い」
ちがう
「友と心情」
いろいろ考えられます

ぼくの共感は「父親と子供」
子を持つ親の読み方でしょうか

親は見守るしかない
何が出来るか?

でも野田先生は積極的
僕は何も出来なかった
背中を見せる以外は

この小説は
「いじめ」に関わった少年と少女が
どんな生き方をしたのかを
サンプリングしたストーリー

それと並行して
14歳で子どものなくした一組の夫婦の心の変移
こんな状況が事実なのだろうなと
驚く

中学生や高校生に読んでほしいと
思いました