年末・年始の勉強方法
年末・年始は、5日間程度のお休みをとることができると思います。
この5日間に何をなすべきか、とても大事です。
自分に足りないものは何か。
条文の理解は十分か。
解釈上の論点の確認はできているか。
裁判例の確認はできているか。
平成18年改正法の理解は十分か。
以下は、短答試験の勉強方法についてのアドバイスです。
★お勧めできる勉強方法
・青本を熟読すること。
青本は、短答試験、論文視点、口述試験の問題を作成するうえで、試験委員が最も重要視する基本書です。
青本の説明がそのまま短答試験に出題されることは多いと思います。
問題文を見たとたんに青本の説明が思い浮かぶようになれば、短答試験は楽勝です。
・条文を熟読すること。
短答試験では、条文をそのまま問題文とすることもあります。
条文を知っていると、問題文を見たとたんに、条文のとおりであることが分かります。
条文のチェックが甘いと、○か×かの判断に迷うようになります。
これでは時間のロスとなります。
条文を熟読する時間に比例して、短答試験の得点がアップします。
短答試験で35点前後にとどまる大きな原因の一つは、条文の読み込みをやっていないことにあると思います。
・改正法解説書を熟読すること。
青本は、平成11年改正までしか対応していません。
平成14年改正、平成15年改正、平成16年改正、平成17年改正、平成18年改正については、改正法解説書を熟読することが大事です。
試験委員は、青本と同様に、改正法解説書から問題を作成することが多いと思います。
★お勧めできない勉強方法
・短答試験の過去問を単に繰り返して解答するだけの勉強
同じ問題を何回も繰り返すだけでは、解答を暗記してしまい、○又は×のプロセスが欠落するおそれが高くなります。
どの条文が適用されてどのような結論がでるのか、これを考えずに解答しても、ほとんど効果がないと思います。
枝ごとに、どの条文が適用されるのか、その条文の内容はどのようなものか、条文を適用した結果どうなるのか、この点をよく考えて、解答するようにすれば、変形問題や新作問題にも応用できる力がつきます。
ほとんど考えずに解答する方法では、応用力がまったくつかないといえます。
過去問はほとんど100%正解を出せるのに、実際の短答試験にはなかなか合格できないという方は、やり方に問題があることが多いと思います。
よく考えて解答する勉強方法をとらなければ、変形問題や新作問題にはまったく対応ができない結果になります。
・条文、青本、改正法解説書をほとんど読まない勉強方法
条文、青本、改正法解説書を熟読することは、たいへんつらい作業になります。
つらい作業は、つい、後回しになります。
問題を解いている方が楽です。
楽な方に傾くと、結果的に、短答試験に不合格になる可能性が高くなります。
つらい作業である条文等の熟読をきちんとした方が優先的に短答試験に合格していきます。
条文等を熟読しない方は、本当の理解をしていないことが多く、その場の思いつきで解答し、ことごとく失敗しているケースが多いと思います。
よく考えて勉強する方法はお勧めです。
弁理士になってからも、役に立ちます。
年末・年始は、5日間程度のお休みをとることができると思います。
この5日間に何をなすべきか、とても大事です。
自分に足りないものは何か。
条文の理解は十分か。
解釈上の論点の確認はできているか。
裁判例の確認はできているか。
平成18年改正法の理解は十分か。
以下は、短答試験の勉強方法についてのアドバイスです。
★お勧めできる勉強方法
・青本を熟読すること。
青本は、短答試験、論文視点、口述試験の問題を作成するうえで、試験委員が最も重要視する基本書です。
青本の説明がそのまま短答試験に出題されることは多いと思います。
問題文を見たとたんに青本の説明が思い浮かぶようになれば、短答試験は楽勝です。
・条文を熟読すること。
短答試験では、条文をそのまま問題文とすることもあります。
条文を知っていると、問題文を見たとたんに、条文のとおりであることが分かります。
条文のチェックが甘いと、○か×かの判断に迷うようになります。
これでは時間のロスとなります。
条文を熟読する時間に比例して、短答試験の得点がアップします。
短答試験で35点前後にとどまる大きな原因の一つは、条文の読み込みをやっていないことにあると思います。
・改正法解説書を熟読すること。
青本は、平成11年改正までしか対応していません。
平成14年改正、平成15年改正、平成16年改正、平成17年改正、平成18年改正については、改正法解説書を熟読することが大事です。
試験委員は、青本と同様に、改正法解説書から問題を作成することが多いと思います。
★お勧めできない勉強方法
・短答試験の過去問を単に繰り返して解答するだけの勉強
同じ問題を何回も繰り返すだけでは、解答を暗記してしまい、○又は×のプロセスが欠落するおそれが高くなります。
どの条文が適用されてどのような結論がでるのか、これを考えずに解答しても、ほとんど効果がないと思います。
枝ごとに、どの条文が適用されるのか、その条文の内容はどのようなものか、条文を適用した結果どうなるのか、この点をよく考えて、解答するようにすれば、変形問題や新作問題にも応用できる力がつきます。
ほとんど考えずに解答する方法では、応用力がまったくつかないといえます。
過去問はほとんど100%正解を出せるのに、実際の短答試験にはなかなか合格できないという方は、やり方に問題があることが多いと思います。
よく考えて解答する勉強方法をとらなければ、変形問題や新作問題にはまったく対応ができない結果になります。
・条文、青本、改正法解説書をほとんど読まない勉強方法
条文、青本、改正法解説書を熟読することは、たいへんつらい作業になります。
つらい作業は、つい、後回しになります。
問題を解いている方が楽です。
楽な方に傾くと、結果的に、短答試験に不合格になる可能性が高くなります。
つらい作業である条文等の熟読をきちんとした方が優先的に短答試験に合格していきます。
条文等を熟読しない方は、本当の理解をしていないことが多く、その場の思いつきで解答し、ことごとく失敗しているケースが多いと思います。
よく考えて勉強する方法はお勧めです。
弁理士になってからも、役に立ちます。