たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

救急車の有料化って可能?

2025-03-11 22:15:09 | 政策

3月11日(火)、本日はじょうとんバスを利用して登庁。理由は昨晩食事会があり自転車を市役所に置いて帰った為なのですが、改めてこのじょうとんバスって便利で有難いと思いました。

そして本日も高砂市議会では10時から本会議質疑。本日は③民生費④衛生費⑤労働費⑥農林水産業費について質疑を行いました。

私は上記4ついずれの項目にも質問をしたのですが、その一部をご報告させて頂きます。

例えば「子どもの居場所づくり推進事業」。これは子ども食堂の運営サポートや新たな子ども食堂の担い手発掘などを役割としてコーディネーターを設けるというもの。

私の質問は「何となく必要な気がするが、そこまでする必要があるのかとも思う。どの様な社会的背景や課題があってのことか?」というもの。

お答えは(確か)「社会的に絆が希薄になっている中、家庭でも孤独になるお子さんもいる。そんな環境にいる子ども達を支える為には居場所を作ることが必要で、そのコーディネーターが必要」とのこと。

確かにしっかりと食事が摂れない環境にあったり、殆ど家に親が居ない家庭環境では成長に何らかの悪い影響がある可能性があり、社会として子どもの成長を支える必要があると考えるとこの様な政策になっていくのだろうと捉えました。

別件では「#7119」(読み方はシャープナナイチイチキュー)というもので、自治体としてこれに登録すると、市民が救急車を呼ぶか否かを迷うような軽度と思われる症状の際、アドバイスをくれるというもの。

これにより本来なら救急車を呼ぶほどでもないケースでの救急車の出動が減るというもの。データによると7%前後は減るであろうとのこと。

私はこの「#7119」に関連させて「救急車の有料化は可能なのか?」も質問。そのお答えは「しない」との見解(と理解しました)。

これは事前にも確認をしていたのですが、行政の役割として救急患者を運ぶことは行政の役割であるとの見解をもらっていましたが、本日のご説明ではその見解に加えて「有料化にするとお金を払うんだから運んでくれ」と軽度でも(堂々と)言ってくる可能性も出てくるとのこと。

しかし実際に有料化といった内容で報道をされている自治体(例えば三重県松阪市)の事例では特定の病院(基幹病院)において「入院に至らなかった場合」保険適用外として選定療養費なる名目で7,700円を請求するそうです。(*因みに我が高砂市民病院は上記の基幹病院ではありません)

そして「な、な、何と」本日テレビを見ているとまさしくこれを番組の中で議論(👇)

見解は分かれていましたが、やはり救急車は無料が妥当だと思います。

明日も“明るく元気に積極的に“いきましょう!(with smile)


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あれから14年 | トップ | 課題解決に必要な知恵と勇気 »
最新の画像もっと見る

政策」カテゴリの最新記事