本日、ラインナップ発表が行われました。
公式サイトに早くもスケジュールが出てます。
こちらへ
※韓国作品はSARUさんがコメントをくれたのでご参考に。
ありがとう>SARUさん
< コンペティション>
親密 原題:親密 (2008/香港)
監督 アイヴィ・ホー(岸西)
出演 カリーナ・ラム(林嘉欣)、イーキン・チェン(鄭伊健)
アンディ・ホイ(許志安)
社内恋愛の行方をしっとりとした雰囲気で描く
都会のラブストーリー。『ラヴソング』で有名な
脚本家の初監督作品。
超強台風 原題:超強台風 (2008/中国)
監督 フォン・シャオニン(馮小寧)
出演:ウー・ガン(巫剛)、ソン・ショイン(宋曉英)
リウ・シャオウェイ
前代未聞な規模の台風が中国近海に発生。
自らの体を張って警戒対策を推進する市長と
台風に翻弄される様々は人間模様を描く特撮
スペクタル巨編。
2006年浙江溫州に上陸した大型台風でも出来事が
元になっている。テーマは環境保護とか。
<特別招待作品>
~オープニング~
レッドクリフPartⅠ 原題:赤壁
(2008/アメリカ・中国・日本・台湾・韓国)
監督:ジョン・ウー(呉宇森)
出演:トニー・レオン、金城武
邦題にPartⅠがついたんですね。なしだと他の人に
進めるときにだましているようで、心苦しかった。
よかった。『20世紀少年』より親切です(笑)
D-Warsディー・ウォーズ(2007/韓国)
監督: シム・ヒョンレ
出演:ジェイソン・ベア、アマンダ・ブルックス、
ロバート・フォスター
韓国映画史上最大の全米公開、最高の制作費を投じ
2007年韓国観客動員数を獲得。
戦場のレクイレム 原題:集結號(2007/中国)
監督:フォン・シャオガン(馮小剛)
出演:チャン・ハンユー(張涵予)
タン・チャオ [登β]超、フー・ジュン(胡軍)
47名の部下を失い、一人だけ生き残った兵士が
仲間の名誉を取り戻すため、その後の人生を
捧げる。中国の国共内戦によって引き起こされた
悲劇を描く真実に基づいた感動秘話。
<アジアの風>
クロッシング (原題)(韓国)
監督:キム・テギュン
出演:チャ・インピョ
北朝鮮で平凡に暮らす一家が直面する過酷な運命。
『火山高』『オオカミの誘惑』の監督の最新作。
2009年米アカデミー賞外国語部門へ韓国代表として
出品が決定。
監督が10年前にTVで北朝鮮の子供のドキュメンタリーを
見て衝撃を受け、温めてきた作品。
銀河解放戦線(韓国)
監督:ユン・ソンホ
出演:イム・ジギュ
さえないインディーズ監督が日本アイドルを起用し
て新作を企画するが、日韓の思惑がズレはじめ・・・
脱力系の爆笑コメディ。
トライベッカ、シンガポール国際など映画祭に出品されてます。
主人公たちが釜山国際映画祭で日本の映画・芸能関係者に
協力を相談するシーンが見所とか。
モーツアルトの街(韓国)
監督:チョン・ギュファン
キヨスクの女性店員、店に立ち寄る男たり、アフリカ
からの不法労働者。それぞれの人生がソウルのな
かで動きひととき交差する。新鋭監督のスタイリッシュ
なデビュー作品。
陽もまた昇る 原題:太陽照常昇起(中国・香港)
監督/主演: チアン・ウェン(姜文)
出演:アンソニー・ウォン(黄秋生)
ジェイシー・チャン(房祖名)
ジョアン・チェン(陳冲)
ツイ・ジェン(崔健)など
『鬼が来た!』のチアン・ウェイ待望の新作。雲南の村や
ゴビ砂漠を舞台に4つのエピソードが混じりながら進行
していく。久石譲が音楽を担当。2007年ベネチア国際映
画祭コンペ部門出品。
二匹のロバの物語 (中国)
監督 :リー・ダーウェイ (李大為)
些細なこと 原題:破事兒(香港)
監督:パン・ホーチョン(彭浩翔)
出演:林海峰(ジャン・ラム)、
田蕊妮(クリスタル・ティン)、鍾欣桐(ジリアン・
チョン)、陳冠希(エディソン・チャン)、金培達
(ピーター・カム)、馮小剛(フォン・シャオガン)、
余文樂(ショーン・ユー)、陳子聰(コンロイ・
チャン)、陳奕迅(イーソン・チャン)、杜汶澤
(チャップマン・トー)ほか
映画祭おなじみパン・ホーチョン監督の7話オムニバス形式の
恋愛模様あれこれ。
ごらんの通り、話題だったあの人やこの人が出てます・・・
愛の十年 原題:十分鍾情(香港)
監督:黄精甫(ウォン・ジンポー)、麥子善(マルコ・マック) 、
陳榮照(アーチウ)、林華全、張偉雄、袁建滔
(トー・ユエン)、楊逸、李公樂(リー・コンロッ)、
林愛華(オーブリー・ラム)
97年の香港返還から、今日までの10年間はなんだったのかを
テーマに9名の新鋭監督が香港人の様々な角度から切り取る
ニュータイプのオムニバス。
生きていく日々 原題:天水圍的日與夜
監督:アン・ホイ (許鞍華)
出演:鮑起靜、梁進龍、陳麗雲
郊外ニュータウン天水圍で暮らす母子と老女の日常を淡々と描く
アジア・フォーカス福岡国際映画祭に出品。
おばさんのポストモダン生活 原題:姨媽的後現代生活(香港)
(参考上映)
監督:アン・ホイ (許鞍華)
出演:スージン・カオワー(斯琴高娃)、チョウ・ユンファ(周潤發)
ヴィッキー・チャオ(趙薇)
九月の風 原題:九降風(台湾)
監督:トム・リン(林書宇)
出演:出演:鳳小岳、張捷、林祺泰、沈威年、邱翊橙、
王柏傑、初家晴、紀培慧、李岳承ほか
96年激動の台湾を背景に高校生9人のほろ苦い青春群像劇
ビューティフル・クレイジー 原題:亂青春(台湾)
監督:リー・チーイェン(李啟源)
出演:エンジェル・ヤオ(姚安)、アミヤ・リー(李律)、
リャオ・チェンホイ(廖千惠)
『チョコレートラップ』の新鋭李監督の新作。
思春期の少女たちのアンニュイで満たされない心模様を
耽美的に描く。
ムアラフー 改心 (マレーシア)
監督:ヤスミン・アハマド
出演:ブライアン・ヤップ、トニー・サバリムトゥ、
シャリファ・アマニ・サイド・ザイナル・ラシッド
マレーシア新潮の中核ヤスミン・アハマド待望の新作。
「細い目」のヒロイン、シャリファ・アマニを起用しつつも
信仰や改宗をめぐるテーマに踏み込み、新境地に
挑んでいる。
ポケットの花
監督:リュウ・センタック(マレーシア)
出演:ウォン・ズィージャン、リン・ミンウェイ
アミラ・ナスハ・ビンティ・シャヒラン
周囲となじめない押さない中国系の兄弟がマレー人少女
と出会い世界が広がっていく。監督デビュー作。アジアフォーカス
福岡国際映画祭で上映。
私のマジック(シンガポール)
監督:エリック・クー
出演:ボスコ・フランシス、ジャテスウェラン
『一緒にいて』の監督の新作。妻を失いアルコール依存症のインド
系マジシャンが生活のために再び危険なステージへ。シンガポール
初のカンヌ国際映画祭コンペ出品作。
ワンダフル・タウン(タイ)
監督:アーティット・アッサラット
出演:アンチャリー・サイスントーン、スパシット・カンセン
ダル・ヤンバニング
インド洋大津波で被害を受けた海辺の町。復興計画に携わる
建築家と安ホテルの若き女主人のラブストーリー。
長編デビュー作品。
まばたき(フィリピン)
監督:ロナルド・ベルトゥービン
出演:サーウィン・オルドーニェス、ジョジット・ロレンソ
アシュレイ・レイン・アルカ
スリの男が妹の目の治療のために大きな”仕事”にはまっていく。
フィリピンインディーズを代表するストリート系の注目作品。
行け行け!インド(インド)
監督:シミト・アミーン
出演:シャー・ルク・カーン、サーガリカー・ガートゲー
シルパー・シュクラ
”ボリウッドの若大将”シャー・ルク・カーンが女子ホッケーの
鬼コーチを演じる。インド製スポ根の決定版。
(西アジアは省略:詳細は公式HPをご覧ください)
<多国籍オムニバス>
世界の現状
監督:シャンタル・アケルマン、ワン・ビン(王兵)
ペドロ・コスタ、ヴィセンテ・フェラス
アピチャッポン・ウィーラセタクン
アーイシャ・アブラハム
いまをときめく若手監督6人が描く
<ラシード・マシャラーウィの世界>
(詳細は公式HPへ))
<怪物キム・ギヨンふたたび>
『下女』『虫女』『水女』『火女82』『自由処女』
『陽山道』『高麗葬(参考上映)』の7作品。
<natural TIFFf>
地球環境、自然との共生をテーマにセレクトされた作品。
特別上映
ストーリーズ・オン・ヒューマン・ライツ
監督:ジャ・ジャンクー、セルゲイ・ボドロフ、
アピチャッポン・ウィラーセタクンほか
国連人権高等弁務官事務所が人権宣言60周年を記念して
NGOのArt for the Worldと共同製作したオムニバス作品。
人権をテーマに世界中の監督が挑む10作品。
「D-WARS」、昔編で韓国人俳優も出ています。少しですけど。「怪獣大決戦ヤンガリー」のようにオールアメリカではないです。監督は有名コメディアン、韓国映画界の傍流から出てきた作品で評価すべきか議論を呼んだそうだけど、今までの韓国映画とはいきなり違った毛色の作品で、同時期公開の「光州5・18」より観客数が多かった。
「クロッシング」、日本初上映を見に行きましたが、評判はなかなかでした。韓国でここまで誠実に北の状況を映画にした作品は画期的。
「銀河解放戦線」、徹底的にふざけきった作品で、ユン・ソンホ監督といえば日本ではイメージフォーラムで上映されてきた若手監督なので、よもや「最優秀アジア映画賞候補」としてここで上映されようとは。それなりに名の知れたキム・ボギョンが楽しげにあんな役を・・。
「モーツァルトの街」、未見、楽しみ。
キム・ギヨン・・、石坂さんだから「下女」リマスター版はやると分かってたけれど、ここまでとは・・。
コリアン・シネマ・ウィークもあるし見きれるのか?
それでは。
早速『D-WARS』のコメントは削除しました。
早く試写に行かなければ。
ほかの韓国作品のフォロー、ありがとう
ございます。私も『クロッシング』に
期待してました。
あらっシネマウィークのほうが見逃せない
作品が多いわ。大変大変。