西国紀行編・20
広島・尾道市街を見下ろす千光寺山
この山の上にある桜の名所としても有名な千光寺公園で夜明けを待ちながら佇むと
尾道水道の向こうから朝日がちょうど昇って来た
NIKON D300 + AF-S DX Micro NIKKOR 85mm F3.5G ED VR
広島県・尾道市・千光寺公園
2010年2月
西国紀行編・18
錦帯橋の脇にある槍倒し松(やりこかし松)
岩国武士の負けず嫌いを物語るエピソードとして、この松が植えられたそうだ
曰く、江戸時代諸大名が他藩の城下を通過するときには大名行列の槍は倒すのが礼儀となっていたそうだ
しかし大藩が小藩の城下を通る時は往々にしてその礼儀を守らずに堂々と通ってしまっていたらしい
岩国藩は6万石と小藩であったため例に漏れず無礼を受けていたそうだ
そこで憤慨した岩国武士たちは、橋の脇にわざと横枝の張った松を植えて
槍を立てたままでは通れないように仕向け、溜飲を下げていたという
なるほど面白い由来である
そして、そのこの柳の木や燕を相手に彼の佐々木小次郎が燕返しを編み出したという逸話を持つ、厳流ゆかりの柳である
NIKON 300 + AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mm F2.8G (IF)
山口県・岩国市・錦川
2010年2月
西国紀行編・16
またまた広島電鉄である
旧型車輌はやはり味わい深い
ところで、AF-S DX Micro NIKKOR 85mm F3.5G ED VR というレンズは
マクロレンズではあるが、中望遠スナップレンズとしても非常に素晴らしいレンズである
逆光に強く、最短撮影距離は気にせずとも良いぐらいに寄れる(マクロだから当たり前ではあるが)
そして遠景においても開放からかなりの切れ味を見せる
描写力についてはさすがに単焦点というところでズームとは別物である
なによりマウントはしっかり金属であるが軽くコンパクトなのにVR機構付き
解放F値が多少暗くても、ことスナップを撮るという要件は全て満たしている秀逸なレンズである
感覚的にはAi-S 135mm F2.8を使うような感覚に非常に近い
DXユーザーで単焦点派ならば35/1.8G、50/1.4G、85/3.5G VRは必須と言い切れる程に気に入っている
これに広角で20/2.8Dを加えればほぼ完ぺきではないだろうか
兎に角DXユーザーにはお勧めしたい1本だ
NIKON D300 + AF-S DX Micro NIKKOR 85mm F3.5G ED VR
広島県・広島市・中区
2010年2月