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159 その後の練馬署の捜査状況: ②

2018-03-03 08:47:39 | 日記

 前回ブログでは漸く正常な捜査活動に進み始めた練馬署と当方との関係について縷々綴りました。今回も又、そうした捜査現場の様子を綴ります。

学内では前回の練馬署との協議に基づき本件が夏休み前に練馬署から地検の検察捜査に移行することを願って一日も早く本件が練馬署から東京地検に送検されることを待つ日々が続くことになりました。

練馬署が如何なる形にせよ東京地検に送検した段階で、地検の担当検察官に対し本件の告発事由はあくまでも水田理事長の背任・横領罪である点を強く訴え担当検察官の理解を得る一点に的を絞り学内関係者は挙ってその日が一日も早く訪れることを期待することとなりました。

5・14 告発人が公安員会を訪ね担当事務官と面談し、練馬署の捜査が漸く順調に動き始めた経緯を説明し公安員会の努力に謝意を述べますと、事務官からは今後も必要に応じ何時でも相談に乗るとの有り難い約束を頂戴しました

6・05 告発人が練馬署の警部に電話し捜査の進捗状況を聞く。警部からは検察とも十分に摺り合わせをして担当検事の指導を受け約束通りに地検への送検がスムーズに実現出来るよう慎重に対応しているという回答を得ました。

6・30 公安委員会の担当者から告発人に下記内容の電話連絡ありました。
本件の地検への送検時期について練馬署に確認をしたところ7月中に地検に送検する予定で努力しているとの回答を得たとの報告を頂戴しました。

7・02 練馬署の警部から会計担当者に理事長が横領した当時の学内状況について電話があったので会計担当者は本件横領が行われていた当時に大学事務局長であった者から理事長やイエスマン達の実状を直に聞いて貰いたいと提言し同警部の了承を得ました。
  この後、同事務局長から大学の常務会(学内の非公式会議であり実質的に大学の最高意思決定機関である理事会をないがしろにしている理事長と側近の私的会議)が実質的に理事長の大学私物化、理事長の横領行為の温床になっているとの実態を纏めた文書を警部宛に送付しました。
その後、警部から事務局長に直接電話連絡があったので、同事務局長からは本件の裏側にある理事長の大学私物化の実態(常務会)を事実に基づいて詳細に報告し、この件は学内では誰もが顰蹙している事実だと付言しました。
両者の通話時間は約30分を超えるものとなりました。

7・07 練馬署警部のスタッフ捜査官から会計担当者に電話連絡があり、本件が継続して行われていた当時の経理業務の実態を聞きたいとの要請がありました。又、地検への送検は7月中に終わりたいとの発言もありました。

7・14 会計担当者が練馬署の前記捜査官と面談をしました(約1時間30分)
 ①会計担当者は森秘書が偽造領収書を使い仮払い精算により大学から現金を引き出した会計処理・金の流れについて具体的に説明しました。
 ②捜査官から森秘書・葛岡元会計課長を呼び出し事情聴取した、土田元会計課長には連絡中だとの報告を聞きました。
 ③捜査官から森秘書が理事長に現金を渡したという事実確認をしたが、その
  客観的証拠が得られないので苦労しているという説明がありました。
この客観的証拠とは森秘書が理事長名義の銀行口座に入金をした事実が確認できる銀行口座の記録であろうと理解した。
当方からは秘書が理事長名義の銀行口座に現金を振り込むなどという、すぐにも不正行為が分かるようなことはしないでしょうと直言しました。森秘書は理事長に直接現金を手渡したと言っており、こうしたものに拘っている捜査当局の態度には甚だ疑念を抱かざるを得ませんでした。

この件については、いずれ当方から当時大学から理事長の給与が振り込まれていた理事長名義の銀行口座の入出金事実を確認するよう捜査当局に要請してもらう予定を立てました。このことにより理事長の日常の個人的な出費は森秘書からの現金で賄われ、給与が振り込まれていた銀行口座からはそうした日常的出金の事実がないことが判明し、逆に大学の金を横領していたという事実が証明されるものと考えたからです。
 ④捜査官の説明から既に理事長を呼び出しているという様子が窺えなかったので、前記の事実を確認した上で理事長の呼び出しが可能となると推測しました。

※こうした当方とのやり取りの後、捜査官が会計担当者に対して次の様な発言をしました。
「私個人の印象では本件横領は理事長が限りなくクロに近いと思っています」
こうした捜査官の発言は、表現の方法こそ違いますが本件を担当していた前任者の警部補からも告発人が直接聞き及んでおりました。
このような複数の捜査官の言動から分かることは本件の捜査が始まったときから捜査官の間では横領の犯人は森秘書ではなく理事長であろうとの推測が広く浸透し共通認識されていたと理解することが出来ます。

※以前のブログで森秘書が練馬署で取り調べを受けている側で他の捜査員が「トカゲの尻尾」と発言したという証言を思い出し今回の捜査官の思いを直に聞き、改めて捜査現場では本件担当捜査官が等しく本件横領は理事長がクロだという思いを抱いているという捜査官の本音を再確認しました。

7・30 本年4月末の練馬署と当方との間の協議でお互いに約束した練馬署が東京地検宛送検する期限が到来したので、この旨を弁護士に伝え練馬署の様子を確認してもらいたいとお願いしました。

8・25 練馬署が当方に対して約束した地検への送検は夏休み前という時期が過ぎ告発人から練馬署の警部に連絡をして協議の申し入れを行い8月27日に練馬署で面談することになりました。

8・27 告発人が警部と会い下記の協議を行ないました(2時間)
①前回のブログで紹介しました本年4月に学内関係者が文科省に提出した理事長の大学運営に関わる不適切事項26項目(本件横領行為も含む)を列記した上申書を警部に提示しました。
②そして警部に対しこの上申書に書かれている理事長の大学私物化に関する事実を刑事告発の背景事情として理解願いたいと要請しました。
③いずれ練馬署が理事長を呼び出した際に当該上申書を理事長に示して大学経営の杜撰さを糾弾して欲しいとも要請しました。
④なお、この度の文科省への上申に関し、文科省担当者が理事長を呼び出したところ、武富法人局長が文科省を訪れ、今回の上申書に記載されている内容は全てデッチ上げであるという嘘八百を述べたという事実を報告し、練馬署が刑事告発に伴う理事長側の事情聴取に対し武富法人局長が捜査当局に理事長は事実無根であり本件告発は虚偽に基づくものであると述べたことと全く同じ出鱈目を繰り返していると説明しました。

※本件に対し同警部から今回提出した文科省宛の上申書、並びに当方から説明した内容等について東京地検の本件担当検察官に報告しても宜しいかとの質問がありましたので了承しました。

※告発人が警部と別れる際に「警部もいよいよ本気でやる気十分ですね」と云いますと警部は無言のままで笑みを浮かべた顔で告発人を見送ってくれたといいます。

※学内関係者の中には練馬署が徐々に理事長の横領という捜査方針を明らかにしつつある様子を見て「この3年間の練馬署の不甲斐ない捜査は一体全体何だったのでしょう? やはり外圧に屈していたのですね!」「何はともあれ目を覚ましてくれた練馬署の活躍に期待しましょう」という会話が交わされ始めました。

 次回のブログでは本件の地検への送検に向けた作業が益々本格化した練馬署の捜査状況につきまして引き続いて綴ってまいります。




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