老兵は死なず

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137 第三者委員会(会計調査)のヒアリング

2017-11-20 12:26:40 | 日記


前回のブログでは本年始めに後任理事長を狙って学内から総スカンを受けて野望を挫かれた森本理事(現常務理事)が今度は臆面も無く常務理事に就任したことに対し学内から「即刻、常務理事を辞任されたし」との通告をしたという話を綴りました。
 しかしながら当の本人からは何らの返答も聞けず呆れかえって本件の顛末を当人宛に送った書面を同封して小野理事宛に書面を送ったと綴りました。

 今回は、突然のようにして第三者委員会(会計調査)から当方・大学改革に取り組んでいる有志にヒアリングの要請がありましたので、その経緯を御報告いたします。

 同委員会のヒアリングの主旨は前理事長の刑事告発に関する森元秘書の証言記録を提出願いたいとのことでしたので関係者間においてその対応策を十分に協議し次の様なメモ(当方の提言・要請)を作成しヒアリングに臨みました。

会計調査委員会への証拠類の提出についてのメモ

 会計調査委員会へ水田宗子前理事長に対する刑事告発の証拠(森元秘書の証言記録)を提出することに関し刑事告発人、並びに学内外関係者は同委員会に対し下記の事項を提言・要請する。

①会計調査委員会からの刑事告発に関する証拠類の提出要請は本来、告発を担当した弁護人、或いは告発人宛に為すべきも のだと理解している。
   但し、本件については刑事告発人の合意を既に得ている。刑事告発の法定代理人・林勘市弁護士には必要に応じて承 諾を得る予定である。
②会計調査委員会の任務は水田宗子前理事長が理事長在任中に行った不正会計処理の調査にあることは承知しております  が、調査は同前理事長が大学から不正に着服した金員の額に留まらず当該不正行為が学内の如何なる状況の下に実行され たのかという事実関係についても具体的に調査すべきであると理解している。
※刑事告発に対する隠蔽工作 (国松元警察庁長官の理事就任 他)
※こうした不祥事は前理事長と森本学長・田中理事等が深く関与した。
※前理事長の不正行為は理事会全体の組織犯であると認識している。
 理事会のメンバーは前理事長に対し面従腹背で前理事長の違法行為に知りつつ諫言も出来ず黙認した責任は重大である。
※前理事長に対する刑事告発はそうした自浄能力の欠如した理事会に代わり学内の大学改革を目指す教職員有志が行ったも のである。
③警視庁練馬署が前理事長に対して捜査を開始した時期、前理事長の不正行為を糾弾した多くの学内関係者達が前理事長の 威光の下に森本学長(当時)が断行した熾烈なパワハラ行為により多大な被害を被った事実にも注目して頂きたいと要請 する。
※このパワハラにより不利益を被った多くの教職員達は未だもって名誉回復がなされておらず被害を引きずったままの状態 でいます。
※この件については刑事告発人名で森本常務理事、小野理事宛に書面を送り、本件については上原理事長に諮った上で早急 に対処願いたい旨を申し入れているが未だ回答が無い。
※パワハラで不利益を被った人達の名誉が回復され復職等が適った時点で学内の教職員は初めて大学が新しく変わったと認 識することができ、学生へのサービスがより一層効率化すると信じている。
※このパワハラ問題が適正に解決されない以上、本件・前理事長に対する刑事告発問題は全面的に解決したと判断すること が出来ない。
④貴委員会におかれましては前述いたしました学内状況を精査され勘案されまして城西大学の再生に御助力賜りますよう宜 しくお願いいたしたい。
※貴委員会の任務が前理事長の理事長在任中に行った不正会計処理の調査にあることを十分に承知した上で敢えてお願いい たしますが、前理事長の不正行為が学内にパワハラという予測を超えた状況を引き起こした事実を改善するためにもパワ ハラ問題の終結に向けたご指導、御助力を宜しくお願いしたい。
※この件につきましては次回の貴委員会報告書の中で次の様な文言を記して頂きたいと要望する。
  「学校法人城西大学はパワハラ被害者の名誉回復の措置をとることが望ましい」
※なお、こうした御配慮が頂けない場合は今回の森元秘書の証言記録の提出は出来ない旨を付言します。
⑤学内の現状について
※理事会がパワハラ被害者の名誉回復を実行しない場合は被害者が法的手段(訴訟)に持ち込む事を前提に弁護士と相談中 である。
※複数のメディアから取材の申し込みがある。
   メディアが主張する取材項目は下記の通り
    〇 城西大学は森友・加計問題に続く第三番目の学校か?
    〇 前理事長と安倍首相の関係は?

ヒアリングの経過は概略下記の通りでした。

ヒアリングに対しては直接森元秘書と接触し証言記録を作り上げた柳さん・伊藤さんが出席することにして11月15日の午後2時半から夕刻5時過ぎまで都合3時間余りの長い時間委員と対応してもらいました。
委員会からは2名の弁護士、2名の公認会計士が参席しました。

 ヒアリングの内容は様々で、主として前理事長の不正会計に集中したとのことですが、この間、両名は前理事長と森本学長(当時)や田中理事などが文字通り 「組織犯罪」さながら、理事会ぐるみで大学を食い物にした実態を事実に基づいて縷々説明してくれたとのことで、そういう意味では二人の頑張りは成果があったものと受け止めています。それは委員会が城西大学の実状を知れば知るほど呆れかえっているという状況を考えますと今回の両名による大学の裏の裏に関する話しは貴重なものであったと云えるからです(各委員は終始当方の説明を熱心に聞き委員の質問も多かったとのことです)

 まず、森元秘書の証言記録については先方が積極的に提出要請をしなかったこともあり当方としては提出をしないまま持ち帰ることとなりました。委員会は既に森君にヒアリングをしているとのことでした。
 次に、森本のパワハラ行為については当方側からデータに基づいて詳細な説明をしてくれました。又、このパワハラ問題が解決しない以上、大学改革を志す多くの人達は本件の幕を引けない決意でいることも十分に主張してくれました。
 この件に関連し次回の委員会報告書の中で学校法人城西大学はパワハラ被害者の名誉回復の措置をとることが望ましい旨の文言を明記できないかという要請に対しては前向きの回答をしてくれませんでした。
 これは委員会の業務が前理事長の不正会計調査にあるという制約があるので止むを得ないこと思っていますが、こうした当方の主張が何らかの形で小野理事や上原理事長に伝わるであろうと考えますとそれなりの成果は期待出来ます。
 いずれにしましても委員会は今回の当方からの具体的な学内事情の説明は、両名が会計業務に明るいということもあって先方も貴重なヒアリングが出来たと受け止めてくれたようです。

 最期に、両名は大学改革を目指している多くの人々と協議をした結果であると前置きをし下記の点を強調してくれまた。
 ① 当方が理事会に求めているパワハラ問題の解決が実現しない場合はパワハラによって不利益を被った人達が学校法人   と森本実行行為者に対して訴訟を提起する。
 ② こうした学内状況について複数のメディアから取材要請があるので対応を準備している。

委員会のヒアリングが終了するに当たり、当方からは今後も委員会から要請があれば何時でも対応が出来る旨を伝え辞去しました。

(付記)
会計調査委員会業務の目的が前理事長の不正会計処置を究明することにあることを十分に承知した上で、当方は本件前理事長の不正行為は唯単に
同理事長の単独行為ではなく同理事長を取り巻く理事者(特に森本・田中
両理事)の共犯行為があった事実を前掲どおりに事細かに説明しました。
 同委員会がこうした学内事情を如何に理解されるかは分かりませんが、
当方としましては同委員会が最終的に本件調査を終了するに当たりましてこうした異常とも云うべき城西大学理事会の特異な状況を指弾されることを強く願っていることを付言いたしておきます。



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1 コメント

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支援する会より (草野)
2017-11-25 16:04:15
前理事長に戻って来て欲しい者が坂戸にもいることを忘れないように。

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