二日目は、朝から本降りの雨。
朝食の間に小止みになったものの、また土砂降りになるかも……。
旅館謹製の手作りマップや各種パンフレットを見て、
一通りの施設がまとまっている「アンナガーデン」へ行くことにした。
そこなら雨降りでもそれほど困らなさそうだし、
何より地ビールとお蕎麦がある♪
というわけで――
まずは「磐梯吾妻スカイライン」へ!
雄大な自然を堪能してから向かうのだ。
1時間半ほど走ると、高湯料金所に着いた。
そこから全長35kmの道路が始まる。
まるで天に登る竜のようにくねくねとしている。
晴れていればどんなに絶景だったことか。
どこを見ても雲海のように霧が立ち込めて何も見えない。
まさに五里霧中!
視界10mもないような山道をひた走るほど怖いことはない。
あまりのスリルに車に酔うことも忘れてしまう。
……ちゃんと地ビールが飲めるかしら?
雨は降ったり止んだりしていた。
途中いくつかある絶景ポイントの彼方は真っ白。
吾妻八景を一つも堪能できないのだろうか。
文字通りの途絶えた景色に停車することなく走り続ける。
やがて、五番目のポイントである「双竜の辻」に差し掛かった時、
霧が少し晴れて、右手に墨絵のような山並みが見えた。
あれが磐梯山だろうか……。
ヘアピンのポイントには二組ほど先客がいた。
私たちもその路肩に車を停めると、外に出た。
雨は止んでいたが、まるで冬の朝のような寒さ。
ごつごつした大きな岩に乗り、目を凝らして眺めた。
山の頂が雲海に浮いているように見える。
ああ、晴れていればなあ……。
いや、一つ見られただけでもよしとせねば!
そうしているうちに霧雨が降ってきた。
スリリングなドライブもそろそろ終わりに近づいている。
(次を読む)
朝食の間に小止みになったものの、また土砂降りになるかも……。
旅館謹製の手作りマップや各種パンフレットを見て、
一通りの施設がまとまっている「アンナガーデン」へ行くことにした。
そこなら雨降りでもそれほど困らなさそうだし、
何より地ビールとお蕎麦がある♪
というわけで――
まずは「磐梯吾妻スカイライン」へ!
雄大な自然を堪能してから向かうのだ。
1時間半ほど走ると、高湯料金所に着いた。
そこから全長35kmの道路が始まる。
まるで天に登る竜のようにくねくねとしている。
晴れていればどんなに絶景だったことか。
どこを見ても雲海のように霧が立ち込めて何も見えない。
まさに五里霧中!
視界10mもないような山道をひた走るほど怖いことはない。
あまりのスリルに車に酔うことも忘れてしまう。
……ちゃんと地ビールが飲めるかしら?
雨は降ったり止んだりしていた。
途中いくつかある絶景ポイントの彼方は真っ白。
吾妻八景を一つも堪能できないのだろうか。
文字通りの途絶えた景色に停車することなく走り続ける。
やがて、五番目のポイントである「双竜の辻」に差し掛かった時、
霧が少し晴れて、右手に墨絵のような山並みが見えた。
あれが磐梯山だろうか……。
ヘアピンのポイントには二組ほど先客がいた。
私たちもその路肩に車を停めると、外に出た。
雨は止んでいたが、まるで冬の朝のような寒さ。
ごつごつした大きな岩に乗り、目を凝らして眺めた。
山の頂が雲海に浮いているように見える。
ああ、晴れていればなあ……。
いや、一つ見られただけでもよしとせねば!
そうしているうちに霧雨が降ってきた。
スリリングなドライブもそろそろ終わりに近づいている。
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