燈子の部屋

さまざまなことをシリアスかつコミカルかつエッセイ風に(?)綴る独り言的日記サイトです

階上の騒音 4

2006-01-23 19:17:06 | 病めるときもあり
大雪で寒かった土曜日の深夜、
何か硬いもので床かどこかを叩く音がするので、
斜め上のお宅に夫がクレームを言いに行った。

それきりなかなか戻ってこないので、様子を見に玄関を出ると、
お隣りのご夫婦も玄関先で階下のご主人と立ち話をしていた。
いかにもマンションらしく、あの音は階下にまで響いているのだ。
当初はお隣りさんが音源かと階下のご主人が思い込んでいらしたほど。

お隣りさんたちと少し話してから上に行くと、
玄関先で大学生氏と夫が話をしていた。

彼が立てる騒音と振動には、もう何年も悩まされているけれど、
当人に会ったのは、実はこれが初めて。
その印象はというと、家の中は暖房が効きすぎなのか、
上は半袖Tシャツ1枚というのが目に付くほかは、
痩せていて背の高い、ごく普通の青年という感じである。

唯一普通でないのは、その持ち物――。
もとは椅子か何かの足だったと思われる60センチ位の細いパイプを2本、
右手に提げたまま、右肩でドアを支えていた。

でも、私は、そんなパイプよりも、本人が応対してくれたことに驚いていた。
そして、親父さんが在宅と聞いて、さらに驚いたのだ。
確かに、彼はもう未成年ではないけれど、
親父さんが姿を見せないのは、あんまりではないか。

彼は彼なりに騒音に悩まされているらしく、
「こどもの足音がうるさい」
「自分も我慢している」
などと訴えるのだけれど、少なくとも私には、
彼の立てる音のほうがはるかにうるさく、そして不快だ。


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2 コメント

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うーん (とほ)
2006-01-28 08:24:44
何の問題もないように見える燈子さん宅でも

なんらかの問題があるのですね。



住宅の騒音問題は、音源宅と仲良くなるのが

一つの方法と聞いたことがあります。



本人と面会できたのは、貴重な一歩ですよ。

彼も精神的に安定して、その他住民と敵対的に

ならなければ良い方向に進む気がするのですが。



と、この辺でやめて、つづきを待ちます。m(・・)m
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つづきを書きました (燈子)
2006-01-31 14:49:59
とほさんの予想通りの展開になることを望んでいるのですが……まだまだ時間が掛かりそうです(;_;)

もう十年以上になるそうなので、そう簡単にはいかないでしょうけど、いつかは笑顔が見られるといいなと思っています。

この際、家族と距離を置いて、単身卒業旅行なんかどうかな?とも思うんですけどね。

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