叡智と成長

高森光季ブログ

【採録】梅原伸太郎「脱魂と他界」 6(終) 〔脱魂によって他界は始まる〕

2015-05-08 00:05:00 | 梅原伸太郎「脱魂と他界」
■(3)◆憑霊型も脱魂する このように一応は綺麗に分類できた脱魂と憑霊という区分が、私の調べによれば意外な展開になります。憑霊型も実は本人の霊魂は身体から抜けているらしいということがわかったのです。そのような例を私は『「他界」論』のなかに幾つか示しました。これはスピリチュアリズムの霊媒の例で指摘しました。 憑霊も完全トランスのような場合には霊魂が身体から抜け出て、身体の脇でぼんやりと他界の霊が自分 . . . 本文を読む
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【採録】梅原伸太郎「脱魂と他界」 5 〔脱魂と憑霊〕

2015-05-07 00:05:00 | 梅原伸太郎「脱魂と他界」
◆行くのと来るのとの違い ここで、他界のインフォーマントの問題に戻ります。 シャーマニズムがなぜ問題になるかといいますと、シャーマニズムは特定の宗教という風には考えられておらず、「宣伝と文化的伝搬によらずに」地球上に広まった自然信仰であるからです。今日では、すべての宗教の根底にはこのシャーマニズムがあったのではないかと考える人もいます。既成宗教はこれまで、シャーマニズムとの差異化をはかるのに全力を . . . 本文を読む
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【採録】梅原伸太郎「脱魂と他界」 4 〔他界のインフォーマント〕

2015-05-06 00:05:00 | 梅原伸太郎「脱魂と他界」
■(2)◆他界のインフォーマント 他界論の前提となるのは、他界のインフォーマントという概念です。これは他界の情報をこの世にもたらす人という意味です。私の『「他界」論』は、他界観を世界観の一部と考えて、その他界観を相互比較しようという立場に立っています。この立場に立つと、「他界がある」と一口に言いましても、それにはまず「他界がある」と最初に言いだす人があって他界観というものができあがったであろうとい . . . 本文を読む
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【採録】梅原伸太郎「脱魂と他界」 3 〔ブラジルのスピリチュアリズム〕

2015-05-05 00:05:00 | 梅原伸太郎「脱魂と他界」
◆バールの預言者を殺した預言者 私は古代ユダヤ教の預言者を非難しました。かれらは憑霊を裁くのはいいが、ついでに霊媒も殺してしまったといいました。日本の審神者ならば、憑霊は裁いても霊媒は守ると。こんなことばは無神論者からいえばたいしたことではありません。かれらは神も預言者も信じていないどころか全く問題にしていないのですから。しかし、私のような人間はこれを霊界に対してもいっているのです。エリアがカルメ . . . 本文を読む
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【採録】梅原伸太郎「脱魂と他界」 2 〔一神教の「人間他界」抑圧〕

2015-05-04 00:05:00 | 梅原伸太郎「脱魂と他界」
◆人間他界のタブー 『「他界」論』において、私は他界を神他界、人間他界という風にわけてみました。簡単にいえば、神他界は神の住んでいる他界、人間他界は人間の住んでいる他界です。そう分類することによって、スピリチュアリズムの問題が鮮明になるかと思ったからです。実は三浦清宏先生が、私の『「他界」論』について極めて懇切な解説を『春秋』という雑誌にしてくださいました。さすがに小説を書かれる方は説明やたとえが . . . 本文を読む
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【採録】梅原伸太郎「脱魂と他界」(1)

2015-05-03 01:23:21 | 梅原伸太郎「脱魂と他界」
(本稿は1996年3月24日、日本心霊科学協会での講演録に加筆・訂正したものである。著作権者・梅原由紀子氏の諒承を得て採録した。)////////////////////////////////■(1)◆思い出と呼びかけ 思い出には楽しいものと苦いものがあります。そのすべての記憶を今呼び覚ます必要はないでしょう。今や忘れかけているものもあります。覚えているのは、かつてここで私は、なにものかの呼びか . . . 本文を読む
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【採録】梅原伸太郎「脱魂と他界」 前振り

2015-05-03 01:03:00 | 梅原伸太郎「脱魂と他界」
これからしばらく、故・梅原伸太郎氏の講演録「脱魂と他界」を分割・連載することにします。(自分の記事は気まぐれに載せます。)梅原先生は、スピリチュアリズムにおける私の先生です。1990年代半ば、私は先生に知己を得て、スピリチュアリズムに関する様々なことを教えていただきました。そして私が事務局をやり、先生に「学頭」になっていただいて、「東京スピリチュアリスト・ライシーアム」(これも「TSL」です)とい . . . 本文を読む
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