299話)黄花菜

どうですか? きれいでしょう! いまごろの季節に咲きはじめます。ところでこれは、大同名産の“野菜”です。「黄花菜」といいます。咲いちゃったらダメなんですね。咲く前のツボミを摘みます。大同では早朝開花しますので、特産地の大同県あたりでは、暗いうちに畑にでて、摘んでいきます。これがたいへんに厳しい労働です。

摘んできたナマのものを炒めて食べると、たいへんにおいしいのです。香りもとてもいい。私は大好きです。しかしそれは産地ならではのぜいたく。ふつうは摘んできたものを、せいろで蒸して、天日で乾燥したものが、商品になっています。「金針菜」といいます。日本のスーパーなんかでも「百合の花」として売られているのをみましたけど、いまでもあるでしょうか?

ユリ科ワスレグサ属の花で、ユウスゲとそっくりですね。香りもそっくり。2つ学名をもっていて、そのうちの1つがユウスゲと重なりました。でも花は、この黄花菜のほうがずっと大きく、ツボミの数もはるかに多いのです。そうでなければ、野菜にはなりません。そのように改良されてきたのでしょう。
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コメント
 
 
 
Unknown (中国山西大同陈尚士)
2009-07-02 22:32:32
ユリ科ワスレグサ属の花で、ユウスゲとそっくりですね。
ユウスゲの中国語意味は何ですか
 
 
 
夕萓でわかりますか? (高見)
2009-07-03 09:00:38
いま、植物の日本語名は、漢字をつかわず、カタカナで表記することになっています。漢字だと文字に迷わされることがあるからだと思います。ユウスゲは以前は漢字で夕萓と表記していました。それでわかりますでしょうか?
ついでにいいますと、この回の写真はわが家の庭のものですが、大同では朝に開花するものが、ここでは夕方に咲きはじめ、翌朝にしぼみます。
 
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