DUMMY FAKE ROLLERS

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心に残る歌詞22 ~ decay / Rie fu ~

2008年02月24日 | 心に残る歌詞、応援ソング特集
「こうして日々は経つけれど 大きなジャンプもせずに あなたはここで何をしてるの?」

心に残る歌詞、第22回目は、Rie fuの「decay」という曲から。
変わり映えのしない毎日の中で、何かを変えたいのなら、待ってても意味がない。自分から動かないとダメだよ、とそっと背中を押してくれます。

彼女の歌は、いわゆるJ-POP的なアレンジは薄く、洋楽のように聴けるのが特徴です。この曲は、メッセージ的にはピリリと辛いメッセージだったりするのですが、それをアツく語るのではなく、かといってクールでもなく、さらっと表現しているあたりが彼女らしいです。

●decay


「decay」が収録されているのは、彼女の1stアルバムです。

Rie fu
Rie fu
Palm Beach

キーも低く、声も大人っぽいので、落ち着いて聴けます

J-POPと比べてしまうとキャッチーさ、華やかさには欠けますが、肩の力を抜いて聴けますよ。
2ndでは、さらに洋楽テイストが強くなり、聴く人を選ぶかも。

ROSE ALBUM (初回生産限定盤)(DVD付)
Rie fu
パームビーチ

かなり洋楽に振り切れた2nd

そして、昨年の暮れに、3rdアルバムが出ました。
こうして、J-POPのフィールドで見ると異端な存在の彼女ですが、順調にキャリアを重ねていってますね。こういった音楽を、しっかりサポートしてくれているレコード会社にも敬意を表したいです。

Tobira Album
Rie fu,上田禎,笹路正徳,松岡モトキ,Ikoman
Palm Beach

相変わらず彼女らしくのびのびやってるなぁと感じました

3rdアルバムは、2ndよりは少し日本に戻って来た感じです。
でも、作風は相変わらずで、期待通りでした。

Rie fuの特徴は、英語がメインで、そこに日本語をうまく取り入れた感じ。
なかなかこういうアーティストって居そうでいなかったと思います。
強いていうなら、MONKEY MAJIKが一番近いかもしれない。
MONKEY MAJIK(過去のレビューはコチラ)のナチュラルさが好きな方なら、Rie fu 気に入るかもしれませんね。
是非、Rie fuもチェックしてみて下さい。

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