たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

桜色舞うころ

2010-02-10 02:23:50 | Weblog
 移ろいゆく日々のせいで、なかなか気がつかないけど、学校って、期間契約なんですね。何が言いたいかってーと、大学なら8年間は在籍していてイイですよ、普通は4年間ですけど、って感じなのさ、当たり前だけど。終身じゃないんです、だったら困るけど(笑)。
 どーも、それが悲しい感じがする。頭で考えれば、当たり前なんだけどね。

 新規採用が、どうしてそんなに大事なんだろう。。少なくとも、みんなから、どうして大事だって、思われちゃってるんだろう。。
 別に良いじゃん、すべてを見失い、途中からぐわーって意欲的に、流れる瞬間だって、人間なんだから、ありそうなもんだ。んでも、やべーよ、3年生になっちゃった、って言って、周りもしてるからって、テキトーに就職活動する奴よりも、中途採用は立場が低くなっているように見える。そのために留年する人がいるくらいだから、本当にそうなんだろう。

 うーん。あんまりよくないよね。意欲的になれないもん。しかも、運が強いし。もちろん、安定するし、保証があるし、ずっと、ここに生き続けて、いけるし、そういう意味では、素晴らしい制度だ。だけど、年功序列とか新規学卒一括採用とか、あんまり好きじゃない。
 んで、そういう現状だからって、諦めきっちゃう奴もでてくる。それが大人、そういうのわかってるのが賢いって、思ってるアホが出てくる。それは確かに利口だけど、自分が満足できないで不貞腐れてるだけなんだから、聡明じゃないんだよねぇ。そういう若者は、もうすでに、実質的には、俺の味方では無いけど、そういう思考をしている半分の自分がいるから、わからなくはなかったり。。

 もうすぐ、桜舞う季節。学校に行くと、受験生に遭遇する。世の受験生達が一番桜色に輝いている今、どうか木々たちだけは、彼らのためにも、この想いを守って欲しい。一生懸命頑張る瞬間こそが、春の華やかさ以上に、桜の木も、受験生も、一番、染色されるはずだし、あぁ言った想いを大切にすれば…きっとまだ。
 かといって、受験制度だって、イイとは思ってないですけどね。

 桜色舞うころ、所属的には、ほとんど、ひとりぼっちになってしまうけど、それでも繋がっていられるはず。そして、ただひとつだけ確かな今を、そっと抱きしめていたい。
 俺自身だけについて語ってイイなら、とうの昔にサヨナラしてて、でも今もまだ、繋がっている場所があるんだし。ひとところにはとどまれないと、そっと教えながら、ね。

 (俺が高校を卒業するときに発売された曲。あの時を遥かに超えて、今、身にしみる一曲だ。
 「星」のイメージが強い中島美嘉だけど、こういう曲も、ちゃんと歌えるのがスゴイ。PVがとっても切ない感じで、曲を引き立てています。お金もあんまかかってなさそうだし、あーいうようなPVをたくさん作っていって欲しい。)
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