麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

永利

2023年06月10日 | 身辺雑記

「永利」という中華料理店

 

随分手広くやっているな~と、

勝手に思っていた。というのも

住んでいる街・池袋に2店舗あって、

観劇でよく行く六本木にもあり、

以前バイトで通った豊洲には

少なくとも2店あった。

(調べたら3店舗もありました

 

だもの新宿やら渋谷やら

他にもあるって思うのが普通……でしょ?

この手の思い込みや勘違いは沢山ある。

 

 

1999年12月、つまりは前世紀に開店した

中国東北料理の老舗の店名は、

論語等々の謂われのある古い言葉に連なる、

または「永遠の利益」を望んでなどと

予想していたが、これも思い込みで、

正解はオーナーの末永永利さんから。

永利さんは、中国残留孤児だそうだ。

 

さて、中国東北料理といえば、

やはり餃子だろう。しかも水餃子。

2007年、演劇公演で長春を訪れたが、

主食が餃子で、ホテルの朝食には

「水」だけでも十種類ほどあった。

 

そして羊肉の串、さらには火鍋。

当時日本では火鍋ブーム黎明期、

赤と白の辛い鍋を本場で堪能できた。

 

赤土に白いライン・・・テニスの全仏。

女子複3回戦での勝利を得たかわりに

世界中から非難を浴びたペアの「抗議」。

「永遠の利益」とは真逆の結果になり、

完全なヒールになってしまった。

一方。

「失格」のどん底から立ち上がり

混合ダブルス優勝

勝利以上の「称賛」を浴びた加藤未唯。

・・・人生は、わからない。

 

そんなパリ・ローラン・ギャロス、

昨年の混複では柴原瑛菜がてっぺんを獲った。

日本人プレーヤー連覇なのだが、

そこは余り取り上げられてないな……と、

感じているのは私の勘違いだろうか?

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ななかん乃弐

2023年06月07日 | 鑑賞

  6月6日付blogの続き【文中敬称略】

 

2020年7月、当時「三強」と称された

渡辺明を破り、まず棋聖を獲得した

藤井聡太は・・・

同年8月、王位で二つ目の冠をかぶると、

やはり「三強」の一角・豊島将之から

叡王、竜王を続けて奪取して四冠!

さらに王将、棋王、そして名人を

渡辺から奪って七冠達成

・・・まで少々補足もしたが、

昨日のおさらいになります。

 

前人未到の記録まで、残すタイトルは

「軍曹」の異名を持つ永瀬拓矢の王座のみ。

横浜市出身の安恵照剛八段門下で30歳。

 

かたや、すっかり有名棋士となった

杉本昌隆八段を師とする瀬戸市生まれの

藤井とは長らく「vs」※※切磋琢磨する仲。

 

2020年度の棋聖と王位の挑戦者決定戦、

あるいは昨季の棋聖戦※※※などで藤井に屈し、

公式戦の星取は4勝11敗と分こそ悪いが、

互いに手の内を知り尽くした関係だ。

 

何より永瀬にとっては、王座5連覇が掛かり、

成せば、史上三人目の「名誉王座」を掌中。

絶対に負けられない勝負と言える。

 

  解説※/王位戦は木村一基との対戦。

  解説※※/「vs」は二人による「研究会」。

  解説※※※/立場が逆。藤井棋聖に永瀬が挑んだ。

 

と、少々話が前のめりに過ぎただろうか?

藤井は、王座挑戦者リーグに残ってはいる。

他の顔ぶれは渡辺、豊島に、羽生善治九段の

ビッグネームに加え、斎藤慎太郎八段、

村田顕弘六段、石井健太郎五段、

斎藤明日斗五段の8名。

 

藤井七冠の次戦・準々の相手は村田。

勝てば羽生と斎藤明戦の勝者と当たり、

越壁すれば、別山からは渡辺か豊島か、

それとも……。

先は短いようで長い。

言うまでもないが、タイトルホルダーである

藤井のスケジュールが余りにタフ。

 

いずれにしろ。

WBC、世界水泳、バスケとラグビーのW杯と

スポーツも熱いが「将棋」からも目が離せない。

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ななかん乃壱

2023年06月06日 | 鑑賞

【文中敬称略】

 

2020年7月、渡辺明を破った初戴冠は

「棋聖」。よわい17歳11か月は、

〈タイトル獲得最年少記録〉。

 

同年8月「王位」で二つ目の冠をかぶり、

2021年9月「叡王」、同年11月「竜王」、

2022年2月「王将」と破竹の勢いで

今年3月「棋王」の座に就き、ついに六冠。

 

そして6月1日、弱冠20歳10か月で「名人」。

そのすべてが最年少記録更新だ。

 

残すは「王座」のみ。

1953年に一般棋戦として創設された

「世代別対抗将棋戦」を前身に、

1983年の第31期からタイトル戦に格上げ。

主催は日本経済新聞社と日本将棋連盟。

 

 

ちなみに8大タイトル戦の序列は、

賞金総額で「竜王」、歴史で「名人」の

2タイトルを別格とし、

以下は賞金総額順に王位、叡王、王座、

棋王、王将、棋聖とされている。

 

あ、ここまで

藤井聡太の名前を出さずにいた。

 

いまさらですが、将棋の話です。

そして、つい藤井目線になるけれど、

受けて立つ、現王座の永瀬拓矢の

プレッシャーもかなり高いはず。

 

2018年度の叡王が初のタイトルとなった

永瀬は、翌年度には王座を奪取し二冠。

渡辺明、豊島将之と「三強」と称された。

そして20年7月、藤井を加えた四人で

8大タイトルを分け合うことになる。

これが、本blog冒頭の棋聖戦・・・

 

と、ここで封じ手。明日に続く。

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巨大スーパーにて

2023年06月05日 | 身辺雑記

昨日のblogに書いた、散歩の帰り道、

大きなスーパーマーケットを見つけ、

買う気もないのに自動ドアをくぐった。

 

 

最近、スーパーやコンビニで「地域」に

特化したイベントをよく見かける。

上記は、カステラせんべい、味カレー、

かめせんと「長崎」の県くくりですが、

他にも「東北」など地方くくり、

さらにはエリアくくりの「瀬戸内」など。

 

写真中央の、佐世保に本社がある大和製菓の

「味カレー」は、中でもよく目にする。

コラボ商品の「味カレーラーメン」もセットに

展開されたりもしていて……。

 

昭和35年生まれ、ということは還暦ごえの

ベテラン駄菓子は、全国区の商品でもある。

…あるけれど、やすやすとは手に入らない。

 

逆にそこが魅力で、各バイヤーさんが

手をだしやすいのか? あるいは、

ホッピーをV字回復させたホッピービバレッジ

三代目社長の石渡美奈氏のような存在が

「大和」にも現れての露出なのかしら?

などと。

モウロク気味の脳細胞を目からの情報で

ほどよく刺激しつつ、ブラブラ。

肉の価格、卵の量、ポイントが+される賞品

etc.etc……。

 

 

最初の頃は美味しくなかった

ノンアルビールはかなり進化し、

さらにノンアルのワイン、酎ハイ、梅酒……、

そして、日本酒も出たのか~

今回は我慢して購入せず。

 

 

帰宅して

前に買ってあったカップ麺の封を切る。

インスタント麺のエボリューションも

ノンアル飲料に負けず劣らず凄いわけだが。

昨日の「汁なし担々麺」からは

5種類も小袋が出てきて一寸オドロイタ。

 

そのうち・・・

まずはじめに「かやくA、だしa」を入れ、

熱湯を注ぎます。1分後に「かやくB」、

その30秒後に「スープb」を入れます。

3分で蓋を取り「スープC、仕上げオイルc」を。

お好みで「かやくD1、かやくD2、辛みd」を

・・・みたいに、味の闘いが極まって、

簡単なのやらないのやら訳が解らなくなる……

そんな阿呆な考えをおかずに、

箸を口に運びましたとさ。

 

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公園之砂利

2023年06月04日 | 身辺雑記

日曜日

大雨が過ぎて、公園を散歩。

“砂利道、足裏が気持ちいいな~”

などと思いつつ歩く。

 

と、抜け道なのだろうか、

向こうからベビーカーを押すママ。

僕と擦れ違ったあと苦戦していた。

砂利道は一部なので短時間だろうけれど。

 

 

そうか

私には感触の良い砂利も、人によってはマイナス。

例えば高齢者も歩きづらいのやも。

当たり前のことに改めて気付き、

加えて、そんな「こと」や「もの」が

世の中には溢れて……どころか「全て」そうだ。

 

嗚呼、日曜午前に相応しい「思索」。

公園を抜けた帰り道、いつもとは違うコース。

小さな五重塔を見いだす。

大小に限らず、何故か嬉しい仏塔。

 

 

そうそう、20代から長らく住んだ百合ヶ丘の

集合住宅の近くの、香林寺の五重塔は、

高台にあって壮観だったな~

 

知る人も多いと思うけれど、

五重は「地・水・火・風・空」の

五大思想を示していて、

それぞれが万物をつくり出す「元素」。

・・・これより先は難しすぎて手におえない。

興味ある方はお調べください。

 

五重塔はサンスクリット語で「ストゥーパ」。

大谷翔平の操る「スイーパー」に似ている?

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君塚

2023年06月03日 | 身辺雑記

 

「君塚」が5月末で閉店。

というのを当日の18時過ぎに知って、

たまさか池袋にいたから駆けつけてみた

……ものの、売切御免で店じまいしていた。

 

池袋の大きな交差点「西口五差路」の角地で

40年超の商いを続けた立ち食いそば店。

 

 

あとからネット情報を探ると、

発表は二日前と急で、

また当日午前中にはもう品切れで、

長い歴史に幕をおろしたとのこと。

長年通った常連はもちろん、

存在は知っていたものの、

まだ味わっていなかった方々が

どっと押し寄せたのだろう……。

 

一足早くマルイもなくなっていて、

(只今工事中)

ブクロの表情そのものが変わる感じ。

 

そんな話になれば。

西口公園しかり、ロサ会館あたりなど

日々年々変化が起こっているわけなんだが。

「君塚」は地味な存在ながら・・・

野球でいえば、守っては堅実な二塁手、

打っては進塁打の巧みな二番打者。

サッカーなら、敵の好機の芽を潰し、

攻めに転じれば、スイッチの入るパスを

後方から供給する守備的なボランチ。

・・・そんな味を出していたので、

寂しさがひとしおだ。

 

と、熱く語るほど

実はお世話になってはいない。

さて、居抜きで別の立ちそばか?

まるで違う店舗か?……それはそれで楽しみ。

 

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水の月、水に流したい「燕」のシーズンはじめ。

2023年06月01日 | スポーツ

6月になりました。

早くも2023年の折り返しが近づいてきて。

また、この月の異名「みなづき/水月」は

 〈今まで水の無かった田に注水される頃〉

というわけで・・・

よく知られる同音「水無月」の「無」も

否定形ではなく、連体助詞〈な〉を表し、

つまりは現代語の〈の〉という意味なので

やっぱり「水の月」。

    

だけれど。

台風は来る、梅雨入りはするとなれば、

別の「水の月」といいたくなるのが人情だ。

 

 

同様に

湿っぽい4月5月を過ごした、我がヤクルト。

セ2連覇からの今季は、今日現在最下位。

なんたって引き分けを挟んで12連敗中。

けれども、得意の交流戦から

巻き返すンですわ~

   

なぜなら!

勝利が「無い」のではなく、

連覇の「の」であるから

 

 

近年は様々な形がある紫陽花と同じように

わが燕も

昨季までのスタメンとは異なる面子で闘い、

きづけば3連覇・・・になると思います

 

ちなみに今、ヤクルトがリード\(^-^)/

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