麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

たまにはクラシックを…

2005年10月22日 | 身辺雑記
朗読劇『月光の夏』のピアニストの一人
西川麻里子さんのコンサート『ピアノデュオの夕べ』が
洗足学園の前田ホールで昨夜あり行って参りました。
小林裕子さんとの息のあった舞曲を堪能

インファンテの『アンダルシア舞曲』には間に合わず、
ラヴェルの『マ・メール・ロワ』から…。
2.「親指小僧」の出だしは小粋で面白く印象に残ったが、
クラシックには縁のない人生を歩んで来たので、
3.「パゴダの女王レドネット」の解説
“東洋の国の女王が着物を脱いで湯に入るのを、
   陶器の人形たちが胡桃やアーモンドで
     出来た楽器で伴奏する”
と書かれても、まるでチンプンカンプンだ。

そう思った自分に、公演を勧めた知人の反応が重なる。
「芝居? 何かコムズカシクて解んないんだよなぁ」
確かにそう言われるのも解らなくはない。

よし。せめてヤセ我慢でも僕は頑張るゾ!
心を閉ざしてはいけない…
休憩を挟んで、ラフマニノフの大作『交響的舞曲作品45』

まぁ、心を開いたからといって
急に見えてくるほど甘くはない…。
が、なるほどロシア人らしい大きさと
内包された陰鬱さ・・・解説によれば
“亡命先のアメリカで望郷を望みながら
   世界大戦が始まり、夢を絶たれた”
・・・とゆー背景が影響していることが解るわけだが、
それを置いても、ロシア臭を強く感じる楽曲でした。

充実の約2時間でした

それにしても素敵なキャンパスで、
すでに陽は落ちて暗くはあったけれど十二分に感心し、
また、ホールはホールで素晴らしく溜息が出た…

学生たちはそれぞれ、遅い時間まで練習に余念がなかったが、
いやもっと目一杯活用できそう・・・
いやいや、きっと不眠不休で使っても足りない勢いだ!

ご両親に感謝し日々精進…
  あぁすっかり年寄りの発言じゃわい!!
                       
明日から神戸公演で、帰京してそのまま劇場入りするので、
ブログ少なくとも2、3日は休みます。
              
『臨時病室』いよいよ10月27日(木)開幕!
是非、劇場で会いましょう

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