敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表、と言ってもたった一人。敏腕演劇プロデューサー目指し、観劇評や日々の生活で気になったことを綴ります。

オトカとはそもそもなんなのか

2017年11月07日 | 制作公演関連


ピタパタvol.7『オトカ』は
今日が最終稽古となった。

さて。
この聞き慣れない「オトカ」を
ブログタイトルに織り込んできて、
でも、ネタが尽きたので止めてみた。

で。
「オトカ」って何?という、
恐らく多くの方が抱くだろう疑問の
タネを今回は明かすことにする。

するんだけど、いざ書き始めると
ちょいと躊躇する部分もあるのだ。

推理小説の犯人先に教えちゃう的な。

でも。
主宰にして作演出と美術に音響と
幅広いフィールドを担当する
今井一隆自身が「え、そこ写す?」
って稽古シーンをパシャパシャと
撮って「アップしちゃお」と言う。
ならばと意を決してみる。

犯人は解っていて、それを追い込む
昔でいえば「コロンボ」のような。
今の若者は知らないか?
そのパロディーの古畑任……と、
もしや三谷幸喜×田村正和の
ドラマすら、もう古いのか?
C=C=\(;・_・)/

眩暈をもよーしつつ説明すると。
お稲荷を「お・と・か」と読む。
食べる方じゃなく神社の方の
「お稲荷様」を指す言葉。

この作品で初めて聞いた日本語だ。
戯曲の中にも台詞があって
「あれ、ここいらだけかな」と
言わせているから北関東特有の
言葉なのかもしれません。

神社といえば。
子供の頃「基地」にした定番の場所。

山の中に突如現れる小さな空間や、
河川敷の背の高い叢の中や、
廃工場などとともに……。

そして、それらの「秘密基地」は
同時に数ヵ所保持しなければならない。
他のグループに壊滅させられたり、
親にばれて「田代さんとこ
(廃工場の持ち主の名前)は
行ってはいけません!」と、
出入り禁止の法が発動されたり、
「基地」はいつなくなるか、
予測不能だから、備えが必須だ。

話が「学区外」になっているな(^_^;)

『オトカ』はガラス屋を営む家の
居間で繰り広げる物語である。

長男の信一はあるじながら婿で、
実家の旋盤工場は弟の信二が継いだ。

あ。
中学の技術科の授業で文鎮を作った。
小学校六年間書道を習っていて、
またデザインも嫌いではなかったから、
かなり気合が入った僕は、
持ち手の部分をめっちゃ凝った(^_^)v

授業なので電動工具は使わず、
万力で棒状の金属を挟み、
ヤスリでひたすら削るのだが、
細かいデザインゆえ加工に難儀し、
裏側の半紙に接する平な方に
全然手がつかぬまま提出が近づいた。

同級生に町工場の跡取息子がいた。
放課後チャリで行って、機械をON。
秒殺で裏側はツルッツルになった。

先生は、繊細なデザインには触れず、
「綺麗にヤスリかけたな~」と、
裏をしきりに誉めた。

校舎の北側で陽当たりが悪い金工室の
窓からは団地に続く山道が見えた。
僕は薄暗い林をただ見つめた。

・・・話が体育館の奈落に迷いこんだ?
いや。
『オトカ』は文鎮のエピソードと
底流で繋がる「手触り」がなくはない。

それを確認するには劇場に来るしかない。
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