敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。敏腕演劇プロデューサー目指し、長らくフリーで活動。2018年11月から修業の場を俳優座に置いた。

はかとも旅にっし14~柳井篇

2019年08月03日 | 俳優座


柳井演劇鑑賞会は、
周南市民劇場の別例会場として
生まれ、歴史を重ねた、
山口県柳井市にある演鑑だ。

江戸時代は岩国領の領地として栄え、
明治維新後も商業都市として発展。
白壁の街並が美しい、県南東部の街。
大戦後も繁栄を謳歌したが、
国道2号、山陽新幹線、山陽自動車道
などインフラがことごとく経由せずに
高度経済成長期の時流に十分乗れず、
今に至った・・・とwiki等には
説明されている。



しかし。
僕にとっての柳井は、亀石の故郷。
大学時代の旧友の出身地という印象。

たまさか単位履修の関係で、
書道を、講師一人に学生二人という
稀有な状況に追い込まれたことから
細く長いつきあいが続いているが、
「その地」に立ったのは初めてだ。



そんな僕をはじめ、俳優座
『七人の墓友』一座を、
「よう、きちゃったねぇ。
金魚ちょうちんと白壁の町、柳井へ」
と温かく迎えてくれた。

会場も、開演直後から受けが良く、
終盤の歌の場面でも自然と手が来た。

奇しくも。
名物の金魚ちょうちんの季節。
柳井の例会では「花束」のかわりに
カーテンコールで頂けるのだが、
町のおちこちにはためくのを
目にできるのは八月・・・

八月三日からは夜灯がともったが
それを見ることは叶わず、我々は
最終公演地へと移動したのだった。


(初演舞台写真より)

そうそう。
講師一、学生二の深い関係は、
書道家・上田先生との縁を頂き、
卒業から十八年後、僕が、
演劇の殿堂・紀伊国屋ホールで
初めてプロデュースにあたった
『空ゆく風のこいのぼり』の
題字をねだって書いて貰った……。

柳井を泳ぐ金魚を見ながら、
そんなことも思い出した、夏。

コメント   この記事についてブログを書く
« はかとも旅にっし13~呉篇 | トップ | はかとも旅にっし15~周南篇 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

俳優座」カテゴリの最新記事