敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。担当舞台作品について他、演劇やスポーツ等々の雑感を気の向くままに。

アトムが来た日

2018年12月27日 | 身辺雑記
昨晩、とある「部会」があった。



我々の身近なところに、すぐ
「反省会」を開く御仁がある。
ちゃんとした会議や観劇のあと
反省とは名ばかりの呑み会をする
ただの飲み助である。

けれども。
その本人も常々口にするように
「反省会」から生まれるアイデア、
解消される悩みは驚くほど多い。



シリアルナンバー01
『アトムが来た日』
(作・演出/詩森ろば)を観劇。

原発の芝居であった。
単純に反対する芝居ではない。
自然エネルギーの課題についても
つまびらかにして、同等に
原発のクリアすべき問題も提示する。
それがディスカッションの形で
観客にサーヴされるのである。

スピーディーかつ時に笑いも交え。

東海村に初めて原子の灯がともる過去、
浜岡がメルトダウンした未来の
ふたつの時間軸が用意されて、
そこに生きる人物は個々に、
様々な人生を背負ってはいるが、
それでも懸命に生きていて、
紋切り型の悪人は登場しない。

見事であった。12月25日のこと。



小学生のとき、嘉門と大塚と僕で
クラスの、果ては学校の問題点を
頼まれてもいないのに考える
「討論会」なる遊びにハマった。

テレビのそれが政治や経済を語るように
次期学級委員は誰か、とか、
各級のガキ大将の中でトップは誰、
あるいは本来は誰であるべきか、
等々をただ話し合うのだが、
我が家の庭のタイヤローラーの車上、
家の高さ分積まれたH鋼の上などで
討論会はおおむね開催された。

なぜ、あんな熱くなったのか?



さて、そうゆう意味では昨夜の
「部会」も、部会とは名ばかりの
単なる呑み会だったのだが……
そう名付ける由来は勿論ある。
それはそれとして。

『アトム~』がディスカッションで
我々に問うたように、何事も
話し合いは「めっちゃ大事」と
改めて思う一夜になった。

末筆ながら。
そんな当たり前のことを綴った今日、
弊ブログを始めて4999日だそうだ。

明日は5000日。
人の誕生に換算すると、
13歳8ヶ月と9日前後。
・・・中一ってことか

最近内容が「老けた」と言われる。
これを機に、改めて……られるかな。

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