敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表、と言ってもたった一人。敏腕演劇プロデューサー目指し、観劇評や日々の生活で気になったことを綴ります。

TOHAN

2018年06月07日 | 身辺雑記
『君たちはどう生きるか』が
ロングセラーを続けているのを
中吊で改めて知らされた。

漫画が200万部、小説50万部。
《合計250万部突破!》と
マガジンハウスは熱く吠える。

そんな目立つ中吊広告の
右上じゃなくって、僕は
左下に注目しちゃいました。

オリコン上半期BOOK2018
1位

Amazon
2018年上半期和書ランキング
1位

トーハン、日販、大阪屋、栗田
2018年上半期ベストセラー〈総合〉
1位

順番は全て1位なのだけれど、
ランク呼称が違っていた。
……まぁこれは格段気にならない。

個人的に、オリコン、Amazonの
後塵を拝す書籍取次店の位置が
無性に寂しかったのである。

しかも四社が束になっての三番手。

古き良き時代、本は書店で買われ、
そこに本を供給したのが、東販
(当時。現在はトーハン)等々で、
売上ランキングは東販と日販の
「両雄」それぞれの順位が並びで
示されるってのが定番だった。
それは、合致する時もあれば、
異なる場合もあった。

書籍取次店の倒産のニュースが
相次いだことに衝撃を受けたのは
割と最近。最近といえば……。

トーハンの新社長就任の記事を
日経本紙で見たのは昨日のこと。
詳しくいえば「再任」だという。
また、その日の「日経MJ」の
一面には上半期ヒット商品番付。

横綱に、大谷翔平と平昌五輪。
スポーツが東西の頂を分けあった。

そして。
西の大関に堂々座ったのが、
冒頭の『君たち~』だった。

1937年初出の吉野源三郎の小説。
これまで様々な出版社から
何度も出版され、羽賀翔一による
昨年の漫画版が大ブレイクした
「教養教育の古典」。

主人公は旧制中学二年のコペル君。

彼より少し年嵩を重ねた二十歳頃、
悩める青年だった僕が初めて
「アルバイト」をしたのが、
実は東京書籍販売株式会社だった。

浪人中……といえば聞こえがいいが
半ば大学進学への興味も失せて、
さて、どうしたものか?と
人生の「登坂」に疾苦していた時期、
飯田橋に「通勤」していた。
バイトをするとお金が貰えるので
つい「ギンレイホール」という
名画座に寄ってしまって……
受験勉強はおざなりになったが、
今のこの仕事には役立つ「勉強」は
沢山できたのだった。

ランキングの今昔から、僕の今昔に
なりかけてきたぞ。
1000文字にも達したし、
一度筆を止めることにしよう。

続く

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