敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。敏腕演劇プロデューサー目指し、長らくフリーで活動。2018年11月から修業の場を俳優座に置いた。

平和交響曲

2019年06月12日 | 鑑賞
宇井さんが亡くなって、一週間。



昨日、アニメ・音楽・演劇等を、
横断し、融合した独自の世界観を
創りあげた稀有な存在「宇井孝司」を
知る者はもっともっと声をあげねば!
と書いたからには自ら発信する。
実際、綴り忘れたことも多かった。

まず、実写映画の監督。
『校歌の卒業式』(2013年)は、
志摩ムービークルーズの第一弾。

本当に廃校となる中学校を舞台に
セミドミュメントで創られた、
宇井さんらしい温かい映画だった。

音楽で招かれた佐田詠夢さんを
宇井流で出演させたり、
茶目っ7気もたっぷりの作品。

彼女のブログを引用すれば・・・

【宇井さんのためなら、なんでも!
 と言ったら、
 「じゃ、あと音楽の先生役ね☆」
 「・・・えっ?(゜Д゜)」
 こうして決まりました。】

という詠夢さん自身

【そして、兄の予定をふと見たら、
 撮影の翌日に三重でコンサート。
 三重に来るだと・・?
 そこでメール。
 「三重に来るなら前日入りして船越へ。
 ヴァイオリン持ってきて。よろしく。」
 返信
 「 (´Д`;) ?!」】

・・・こうして、ヴァイオリニストの
佐田大陸さんも参加することに……。
さだまさし氏の長男長女の揃い踏みだ。

でも、宇井さんはこーゆーことが
日常茶飯事だ。こちらから進んで、
混ぜてもらいたくなる人なのだ。

この実写映画のモチーフは「校歌」。
多才な宇井さんは、
校歌の作詞も近年多く手掛けた。

と。
他人様の作品ばかり紹介しても……。
ここでタイトルにも挙げた
『平和交響曲』について書く。

フリーの制作時代に作品数でいえば
もっとも多く関わったJ-Theaterでも
複数回上演させていただいた作品。

世界中の子供達の~夢、明日、友達
などテーマに沿って描かれた~絵を
アニメーション化し、音楽に乗せた
プロジェクトは、ピースボートとの
共同作業として2011年に生まれ、
J-Theater公演時には・・・

『ダヤンのアベコベアの月』
(原作・絵/池田あきこ *1)
『名護の未来(ミク)の物語』
(絵/名護の子供達)
『フォックスという名の白鳥の物語』
(作/狐鼻若菜、作曲/佐田詠夢)

・・・などとともに上演した。
三作とも音楽劇と題しつつ、
朗読と音楽とアニメーションから成る
「宇井ワールド」であった。



そして。
鬼才・森達也の小説『東京スタンピード』。
これには影像はなかったが、打楽器を用い
「群集事故」の狂気を描いた。

紙枚が尽きた。
続きは改めて・・・。



*1=ファンはすぐわかるでしょう。
『わちふぃーるど』の作者池田氏との
コラボレーション作品。


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