敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表、と言ってもたった一人。敏腕演劇プロデューサー目指し、観劇評や日々の生活で気になったことを綴ります。

軍隊解散者日報5月31日

2018年05月31日 | 制作公演関連
劇団櫂人第四回公演『女の平和』
昨日、無事初日の幕を開けました。



生憎の雨。
思えば、季節は梅雨の手前。





あじさいがあちこちに鮮やか。
会場の上野ストアハウスは、
「北上野」にある。
アメ横や松坂屋のあるエリアとも
動物園や美術館のある辺りとも、
一線を画した住宅の多いところだ。

その軒先に花を並べた家々が多く、
何枚か写メに収めたのだが……。
写真を撮る僕に話しかけてきたのは、
築60年の、立派な和洋折衷の
「昭和」と「下町」が同居した家の
おかあさんだった。

「同じ株を分けたんだけど、
これだけ大きく咲いたのよ」
「不動産屋さんがよく来て
マンションにって勧めるけど
お父さんの家だから……」

詳しく聞いてはいないが、
文脈から「愛した亡き夫」を
指す「お父さん」だったのでは
と、立ち話する二人に向かって、
年老いた脚の悪い不細工な、
二軒隣の飼犬がノロノロ来るのを
見下ろしながら思った。

約2400年前のギリシャ。
戦争のさなか立ち上がった女達も
小市民として生きた一人ひとり。



あじさいの色も、また形も
様々なように個性的な女達と
男どもが登場する・・・
警鐘に富んだ作品ゆえ、あえて
戦争に明け暮れる男を
「ども」と書いたけれど、
彼らも一所懸命ではあったはず。



そんな遠いとおい昔に生まれた
物語に挑むシニア劇団の役者達が、
これまた一所懸命で、幕開き後も
稽古を緩めるどころか増す勢い。

さあ、明日は仲日。
そして二回公演です。
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