麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

すばるとかのーぶす

2008年09月25日 | 東演
◎すばるシリーズ(?)の3回目。最後です◎

 昨日は、古本屋で買った「小説すばる」を読みながら、そのバラエティーに富んだ誌面は、東演の目指すところの一つの形でもある・・・みたいなことを書いた。

 現在稽古を重ねている『空ゆく風のこいのぼり』も、一つの作品の中に見所満載の楽しい戯曲です。
 仲睦まじい老夫婦の物語・・・
 南洋の沈みゆく島国のドラマ・・・
 地方都市の活性化に奔走する政治家のはなし・・・
 エトセトラえとせとら・・・

 さて「すばる」は谷村新司氏の名曲の名前であり、それは、おうし座に含まれるプレアデス星団の和名なわけですが、『空ゆく~』には星座の話も沢山登場するのです。

 タイトルの「カノーブス」は、アルゴ座の一等星。南の地平すれすれに赤く輝くので、見るのが難しく“幸せを呼ぶ星”“見ると長生きできる”と言われていて、全天の中でシリウスの次に明るい星。光度-0.7度。実際の光は太陽の4万5千倍という滅茶苦茶な明るさです。

 カノーブスは、トロイ戦争のときギリシアのスパルタ軍を導いた水先案内人の名前。彼の功績を称え命名されたそうです。
 スペルはCanopusなので「カノープス」とも。
 今回は『空ゆく風~』の戯曲中の発音を取りました。

 いや、さすがに劇中、ここまで詳しく説明するわけじゃございません…。
 その他にも、こと座のベガ、わし座のアルタイル・・・そう、知っている人はピンとくる「織姫と彦星」。それから、うお座のフォーマルハウトなどが紹介されます。(同様に、あっさりとネ

 
 さて。それは劇中の誰が担うのか?
 役者のブログに「星のはなし」を連載している者がいます。そちらをチャックしてください
星野のはなしではありません。


下は稽古の1シーン。

(右から山田、溝口、笹山のベテラン陣)

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