敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。担当舞台作品について他、演劇やスポーツ等々の雑感を気の向くままに。

エクストラ・イルギ315

2018年03月15日 | 制作公演関連
日韓演劇交流センター
《韓国現代戯曲ドラマリーディング
エクストラエディション》
『ぼんくらと凡愚』『クミの五月』
それぞれ稽古を重ねている。



その一方、センター自体は、
「韓日演劇交流協議会」による
日本の戯曲の上演にゲストとして、
協会員はじめ、今回舞台化された
作品の作者らで韓国に渡っていて
無事に帰国した。

戯曲集出版と、その中からの上演
(近年は3作品)を隔年で開催。
今年は前述したように韓国で。

ゆえに本来は公演がないのだが、
戯曲集には5本が収めてあり、
つまりは未上演の作品も増えた。
そこで「エクストラ~」を、
初めて試みたわけだが・・・
2作品なのでもろもろ余裕がある。

両組ともひとつの作品を生み出す
大変さは変わらないと思うが、
制作を含むスタッフワークは
これまでのテンテコマイには
ならずに済んでいる……。
今のところは



西新宿。
高層ビルや建設中の工事現場の
はざまにある小学校跡地。
「芸能花伝舎」で日曜まで。
19日からはシアタートラムの
(あ、本番の会場です)稽古場に
移動して仕上げに入る・・・。



毎度のことだが、各チーム
色合いが異なるので楽しい。

今年度の「杉村春子賞」
(読売演劇大賞の新人賞)を受賞、
今もっとも多忙な演劇人の一人
シライケイタ演出『ぼんくら~』は
場面ごと着実に当たっていて、
花伝舎にいる間に「通し」を終える
・・・予定である。

鈴木アツトが演出の『クミ~』。
こちらはディスカッションに
多くの時間を充てている。
隣国の「国」という括りでも
ターニングポイントとなった事件
(1/26のブログにも書いたが、
韓国では「事件」ではなく「抗争」
という語が一般的である)を
皆で共有すべく、個々が発言し、
理解を深めながらの進行。

3月23日(金)~25日(日)
シアタートラム(三軒茶屋)

『ぼんくらと凡愚』
23(金)19時~、25(日)13時~

『クミの五月』
24(土)14時~、25(日)17時~

1500円(自由席)
24(土)16時~シンポジウムあり。

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