敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表、と言ってもたった一人。敏腕演劇プロデューサー目指し、観劇評や日々の生活で気になったことを綴ります。

たいいく

2018年10月08日 | 身辺雑記
一)
永い間、武道武術系の「型」競技の
意味がわからなかった。
基本が大切なのは理解しているが
野球の素振りやキャッチボールに
勝敗をつけるよーなものだよな~と。

中学時代。
陸上部の篠原君の走るフォームは
抜群に美しかったのだけれど、
野球部のキャプテン智ちゃんや
我がバレー部の征治のほうが
100M走は圧倒的に速かった。

首をめっちゃ振って走る智ちゃんは
真っ直ぐ進むのが謎だった。
そうそう。
智ちゃんはピッチャーでもあり、
それこそ投手の基本は最後まで
キャッチャーミットを見て投げる、
と数々の教則本は勿論のこと、
週末だけ少年野球の監督になる
酒屋の茂さんですら口酸っぱく
指導していた基本中の基本。
ただ一方で。
あさっての方向を見て投げる
岡島は大リーグまで昇りつめた。

そもそもメジャーの投手も打者も
へんてこりんなフォームだから
好きではなかった。と言いつつ、
我が燕の元キャッチャー八重樫、
種田(元中日)、梨田(前楽天監督)
等々、バッターボックスで
個性を光らせる日本選手は
なぜだか許せたりした。

二)
中一の体育。バスケの授業。
フリースローの手本として、
チョッパーに名指しされた僕は、
皆の前でリンクを狙い、百発百中。
「ね、肘曲げて、真っ直ぐ付き出す!
その時両手の間からリンクを見て、
最後まで目を離さな~い。それから、
ひーざー。上半身だけじゃなく、
膝もうまく使って躯全体で投げる~」
とチョッパーは解説した。
あ(^_^;)
小峰先生の渾名です、チョッパーは。

バスケ部を差し置いてのexample。
ま、バスケット部員ゆーても
まだ一学期だったからな……。
素人玄人が五十歩百歩だった。

で、チョッパーの話はまだ続いた。
「はい、高橋のぉ両手のフリースロー、
ほぼバレーのオーバーパスな、実は」
いや、自覚はありましたけどね、
種明かししなくてもいいじゃん。

余談だが。
その授業から数ヵ月後の夏休み。
二年の先輩達を押し退けて、
練習試合のレギュラー組に早くも
起用されるほどバレー部で期待の
大型……身長も中一にしては
文字通りBIG……新人だったのである。

三)
よく「体育の授業は不要」だとか
中には「犯罪」とまで言う者もある。
確かに、運動の苦手な御仁には
過酷な時間極まりないのである。
でも。
主要五科目がからっきしな人、
絵だけは異常にへたくそ、等々、
それぞれに苦手な授業はある。

今年「騒動」を招いたスポーツの
ベースにあるのは勝利至上主義。
より速く、より高く、より強く。

ま、それらは「競技スポーツ」。
対して「体育の授業」は生きる上で
・・・暗算が早い必要はないが、
最低限の加減乗除は大切だし、
難読漢字はクリアせずとも、
日常生活に必要な読み書きが
必須なように・・・身につけたい
能力を養う時間だったのだ!

自然災害に襲われる昨今、
目的地まで転ばずにたどり着く、
速くではなく確実なフォーム、
その間に進路を塞ぐ悪所があれば、
そこでのバランス等、を学ぶ
「命の授業」だったのだと、
今頃になって気づく体育の日。

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