麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

チラシを持ってすたこらさ

2006年08月30日 | 東演
最近はすっかり若手俳優に任せきりの折込だが、今日は3本重なり、かつ時間はバラバラで、工夫すると一本の動線でイケるので敏腕P自らデバッてみた。
 遅い朝、自宅前の環七からバスで小竹向原へ。正確には環七と要町通りの交差点あたりで降りて、徒歩でアトリエ春風舎へ。
                        
 バス下車時点では練馬区。閑静な住宅街、図書館なんかの脇を抜ければ区をまたいで板橋区。見逃しそうな小ぶりなビルの地下に到着したのは正午過ぎ。
 まずは『大地のカケラ』の作者・はせひろいち氏が、明日ポストパフォーマンストークのゲストを務める二騎の会『直線』へ折込。
 余談だが、杉並演劇祭でともに実行委員の永井秀樹さんも出演!

 一度事務所に戻り、チラシを1500ほど持って赤羽橋へ。東京タワーの真下とも言える麻布ディプラッツでは青果鹿『郡青の空に鳴け、手負いの雌鶏』。
 ここは作と演出が東演の養成所出身の強み(演出の八木沢は劇団に上がり99年まで在席)でチラシだけ置いて去る。
  なので宣伝
  青果鹿『郡青の空に鳴け、手負いの雌鶏』
  作・音楽/沢藤桂、演出/八木沢賢
  9/1~9/6、全8ステージ。
  詳しくは公式HPへ

 地下鉄で一駅、もちろん演劇制作者たるもの歩きです。
 本日夜に初日の、イッツフォーリーズ製作の『スウィングナイト』。
 この作品も『大地のカケラ』同様、文化庁の人材育成支援事業の一環です。

 てなわけで、杉並区からスタートして練馬区→板橋区→世田谷区→港区とキャラバンしました(徒歩部分のみ。交通機関で通過した区は含まず)が、世界地図の中でもちいさな日本の中でもちっこい東京の、面積では半分にも満たないような23区の、さらに一部を歩いただけでも十分広い。

 練馬板橋界隈の路地では、白いペンキの剥げかけた古い一軒屋の庭で大きく蝉が啼き、麻布の高架下では、白いポルシェカレラから腕を出した髭の男が信号待ち。
 同じ東京でも表情が違う。
 やっぱ世界はメチャ広い。

 んで『大地のカケラ』は、元高校の美術室だけを舞台にしながら、世界よりもっと広~い宇宙を感じる芝居です。
 これを必見といわず何を観ろというのか。
 いよいよ一ヶ月後、9/30初日だ

                

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