麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

いぷせんとうぃきぺでぃあ

2015年07月25日 | 制作公演関連
名古屋、大阪と巡演してきた
劇団ジャブジャブサーキット第54回公演
『さよならウィキペディア』
(作・演出/はせひろいち)が
昨日、ザ・スズナリにて開幕しました。
珍しい昼からの幕開きで初日から2ステージ。

昨今ソワレの集客に苦戦する演劇界ですが、
お陰様で『さよなら~』は金曜夜を
満席での上々の滑り出し!

初日超満員といえば、、、
雷ストレンジャーズ『人民の敵』が
一昨日、鳴り止まぬ拍手に包まれ、
サンモールスタジオで開幕。
りっすいの余地ない空間に、
約130年前に書かれたノルウェーの話が
演出・小山ゆうなの感性で、
現代に鮮やかに突き刺さりました。

もともと普遍的なテーマの作品を、
スタッフキャスト一丸、更に現代性を
纏わせての全10ステージは29日まで。


(劇場エントランスを飾る花)

さて、そんな新宿御苑の現場を、
しむじゃっくの杉山氏に託して、
僕は昨日から下北沢へ。
こちらは現代から未来へのベクトル。

とある地方都市のビルの屋上。
バラックのようなペントハウスには
謎めいた車椅子の男が住んでいる。
隣のマンションから洗濯を干しに来る女、
若い会社員は胡散臭い……。

そうそう。
初日打ち上げに集った中に、
少し面白い顔触れがあった。

結成から30年を越えたジャブジャブ。
今や「静かな劇」の範疇に属するが、
第三次小劇場ブームの波に乗って、
劇中でダンスシーンのある時代があり、
そんな古を知る「強者」の常連(?)が
昨夜初めて一堂に会して盛り上がっていた。

A氏、B氏、C氏は『非常怪談』で会っていて、
『成層圏まで徒歩5分』の時は
B氏がいなかった……兎に角そんなこんなで、
伝説の五人(?!)が同じ場所にいるのは初だ、
とそれを肴に酒が進んだようだった。

神奈川の某高校から団体15名(含顧問)に
観劇いただいたのは本日の夜。

そんな新旧様々な観客に支えられて、
我々の演劇は成立している。

明日はいよいよ千秋楽。
当日券あります。
一方、カミストはちょうど仲日。
こちらもお席ございます。


コメント
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