麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

梅雨明けと人民の敵

2015年07月20日 | 制作公演関連
朝、蝉の声
すぐ裏にはセントポールのキャンパス。
池袋の駅近くだが、緑濃い環境。
きのうのこと。
梅雨も明けたらしい。

そんな七月後半、雷ストレンジャーズの稽古場。
本番間近だ。
7月23日~29日、サンモールスタジオにて。
『フォルケフィエンデ -人民の敵-』

「近代演劇の父」イプセンの作品。
『人形の家』で知られるノルウェーの作家で
最近は『ヘッダ・ガブラー』(またはガーブエル)が
様々なカンパニーで上演されている。

『フォルケフィエンデ』のあらすじは、
温泉町の鉱泉汚染をめぐって、
真実を公にしようとする医師と、
それをもみ消そうとする町長一派の戦い。

この町長と医師は兄と弟。
前者には文学座の石田圭祐、
後者は寺十吾(じつなしさとる)。
tsumazukinoishi主宰。
舞台演出、映画監督の顔も持つ
個性派俳優だ。

行政トップ役の石田は本作に合流する直前、
『明治の柩』で足尾鉱毒のために戦う
旗中正造という真逆の役を演じていた。

ほか、内山森彦、田中茂弘(俳優座)、
中山朋文(theater045syndicate)、
小野寺ずる(□字ック)、霜山多加志の
客演陣と、雷ストレンジャーズ所属の
鳥越さやか、松村良太、山下順子が
濃厚なアンサンブルを形成。
演出には主宰の小山ゆうな。

雷ストレンジャーズは2011年、活動開始。
様々な分野と国籍のアーティストが集い、
演劇作品を作るユニットである。



今まさにタイムリーな舞台。
是非お越しください

◎タイムテーブル◎
23(木)19時
24(金)19時
25(土)15と19時
26(日)15と19時
27(月)19時
28(火)14と19時
29(水)19時

前売3500円(当日3900円)
コメント
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