敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。担当舞台作品について他、演劇やスポーツ等々の雑感を気の向くままに。

制作魂・・・ってほどのもんでもないけど。

2015年04月12日 | 制作公演関連
印刷が早く安くなって随分になる。
主にネット展開するP社やI社等々。
我々演劇界にとっては嬉しいこと。
だが一方、それまでお世話になっていた
町の印刷屋さんが暖簾を下ろす事態に
身勝手と判っていながらも胸が痛い。

※※※

J-Theater+東京ハイビーム
共同企画公演
『櫻の園 Japan mix』『父帰る2015』の
昨日入稿したチラシが早くも今日
午前にあがったので引き取りに行った。
宅配を待つ一日をはしょる為である。

二本立て公演につきA3二つ折り。
だが、機械折り作業の一日も省き、
一刷りに関しては手折りを選択。

3000部。でも通常の倍あるから
実質6000の量になるので若手数人を
引き連れて工場に向かいたかった……
けれど予定がずれ込んだ事が影響し、
新木場に降り立ったのは僕ともう一人。

間もなく開幕のハイビーム公演会場と
『櫻~』と『父~』を上演する小屋が
どちらも下北沢だったので
折込と小屋置き1000部を僕が、
稽古場で役者に配る2000部を若手と
分け合っての帰り道……
その重み(A4の4000部相当)に
耐え切れずキャリアバッグの車が破損

バイトを中抜けしてきた彼が
乗るべき電車の時間は迫る
「俺を置いて先に行け!必ず後から続く」
映画のシーンさながらに(?)
好い人ぶってキャリアを交換した。

半端ない重量を騙しだまし引きずり、
段差では気合で持ち上げつつ、
演劇の都・シモキタを目指した。

基本「事務方」のイメージの「制作」は、
一般企業でいう総務と経理と営業を
ひっくるめた部署とも言えるが、
想像以上に力仕事も多いのである。


苦労して運んだチラシがこちら
↓↓↓


こういう時に改めて気付くのが
「バリアフリー」の問題である。
都内の交通機関では割と進んでいて
少々遠回りもしたが、思ったより
苦労せず下北沢に辿りつけた。

二度目の五輪に向けて注ぎ込まれる
「血税」がこういう処に、もっと、
使われるなら納得する。

統一地方選。僕の住む豊島区は
ようやく「看板」が立ったけれど、
今日が投票日の地域もある。
清き一票を!!!

コメント
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