麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

丸太町通りの路地裏で

2013年05月17日 | 制作公演関連

はすいけタイムス『BENT』
京都公演の初日、只今本番中。

一枚一枚積み上げたチケットは
東京から持ち込んだ
控えめな予想で作った
リーフレットやアンケートでは
足らないことが判明した。

ゲネの時間、劇場を抜け出し、
南に下り、西に折れて
京都労演の事務所へ。

その途中の路地裏に、
冒頭のお医者さんはあった。
見事な日本家屋の西洋医院。


あるいは昭和の香り満点の
草履屋さんがあり、
かと思えば古民家を改装した
おしゃれなカフェが点在する。



今や日本のあちこちに
見られる風景ではあるけれど。
その深みにおいて「古の都」は
貫禄が違う気がする……。

さて。
マーティン・シャーマン珠玉の戯曲。
《自分を大切に生きる》ことを謳う
こちらの作品の深みも貫禄十分。

はすいけタイムスは初演から、
チケット同様に少しずつ
身の丈にあわせステージを重ねてきた。

俳優・蓮池龍三が上演までに
費やした時間まで含めると
十年以上になる……。

まもなく初日の幕が降りる。
どんな反応が返ってくるか、
不安と期待の入り混じる
終演まで20分。楽屋にて。
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河原町通でスタンバイ

2013年05月17日 | 制作公演関連
10時小屋入り。
前乗り組はホテルから車で
乗り打ち組はタクシーで。

キャスト、スタッフ各々準備して
場当たりスタート。

中央後ろ向きは舞台監督の辰巳氏。

本日の流れの説明など。

さて
昨夜退館してホテルに入ると
まもなくして中学生が、
先生に引率されてやって来た。
「フロント前は空けて並んで」
「班長先頭に一列~」等の
声が飛ぶ中、滅多矢鱈子供たちが
おとなしいのが逆に驚きだった。

さほど広くないロビーに入り切る
恐らく100人に満たない数。
ほんとうに少子化なのだな
と改めて思った。

などと書いているうち、
場当たりは順調に進んでおり
楽屋の僕はエアモニの音が頼りだが
もう二幕に入っている。

「まったなしスタジオ」とは
舞台の寸法がまるで違うから…
そのあたりチェックしつつ。

そう、ここ河原町通に面した
通称「文芸」さんは間口七間半、
奥行六間という劇場だ。
キャパは400ちょい。
最後尾からも舞台が近い
しゅっとまとまった小屋。
劇場スタッフも皆親身で
大変スムーズに進行中!

いよいよ本番まで六時間半。
飛び込みのお客様、歓迎です。
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