麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

下見あるいは黒いキャンバス

2007年06月12日 | 東演
 
 おかげさまで『恋でいっぱいの森』は、小さな100席ちょっとの東演パラータ*に1000人を超すお客様に御来場いただき、盛況におわることができました。(全10回公演)
    *通常は120席だが、変型舞台のため減少。

 そして今日、秋の訪中公演に向け、技術スタッフが下見に発ちました。
 『恋森』と『臨時病室』の二本立てでの五都市巡演となりますが、照明・鵜飼守(恋森の照明オペ兼臨時の照明プラン)、音響・小山田昭(恋森のプラン)、舞台監督・古舘裕司(二作品担当)がスタッフを代表して、弊団制作部長の横川ととともに公演する劇場との打ち合わせに。駆け足の日程で。
                                   
 さて日本では、『朗読劇/月光の夏』の稽古が始まるまでのしばしの休息です。
 そんな静かな拠点には、パラータを借りるカンパニーが次々下見にやってきます。
 『恋森』は、客席の雛段をなくして使用していたため、まっさらな形で見たいという演出家や美術家、照明家などが手ぐすね引いて待ってたようだ。

 しかし、ほんと、何もないパラータは広い。
 ここに東演はじめ、沢山のカンパニーが、様々な作品を描く!
 30年でいくつのドラマが、この“黒いキャンバス”に描かれてきたことか…。

 そして、これからも・・・。

                               【文中敬称略】

  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする