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麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

月光の夏旅日記3~臼杵編

2005年08月24日 | 東演
東京は風も涼やかで、秋を思わせる午前です
さて、「月光の夏」の旅の話の続きです。
(“の”が随分続いたな…)

8/18(木)
人吉からレンタカーに乗り込み、
高速道路で熊本熊本で降りて阿蘇を抜け、
湯布院をかすめて、再び高速で臼杵へ。

別府-大分で夕立ちに見舞われましたが、
好天の中、阿蘇では絶景を堪能!
韓国からの観光客を多く見かけた…東京や大阪の人たちより
確かに彼らの方が阿蘇に近いんだよな・・・
閑話休題

臼杵の街にワゴン車が入って、
まずビックリしたのは、街の其処此処に立つ
「月光の夏」の看板だった!
翌日の公演に向け、テンションの上がる瞬間だった

そして翌日
13時からの仕込みまで、実行委員会事務局の
奥田富美子さんと愛娘のなっちゃん(5歳)の案内で
臼杵を散策。
映画『なごり雪』の舞台になった街で、
その監督は大林宣彦氏、と云えば
おおよそ街のイメージは浮かぶんじゃないだろうか……。

瓦屋根を抱いた古い家屋と家屋、あるいは由緒ある寺の、
その間を縫うように石畳が敷かれている。
水に恵まれ、醤油味噌のフンドーキンや、
麦焼酎の「常蔵」、清酒「一の井手」など美酒で名高い
久家本店などの大店が栄えた臼杵。
そこが出すアンテナショップでは
味噌アイスやお酒の試飲などが愉しめる(もちろん販売も)。
当然われらは昼前から堪能・・・

さらに昼食は、精進料理
総本山で料理長にあたる役職に就くはずだった僧侶が、
訳あって臼杵に留まり、今なお寺を預かりながら
ランチだけもてなす・・・という。
小高い丘の上に建った、臼杵が一望できるその名も「星月庵」

5000円のコースもあったが、身分をわきまえて
1800円の松花堂をいただく。
・・・いや、これが仰天の美味さでですね
これは長くなるので、別の機会に譲りまして。

初日に続いて“グルメ旅”の続く「月光」ご一行様
公演後の交流会では、郷土料理のもてなしを受けた。

「黄飯(おうはん)」という、色鮮やかな黄色いご飯
・・・クチナシで色づけしたもので味はない。
切支丹大名・大友宗麟の本拠でもあったのでパエリアの影響という
一説もある。大根や牛蒡、豆腐に、えそなどの白身魚をあえた
「かやく」という汁物と一緒に食べるのが、またオツ。

僕の一番のお気に入りは、「きらずまめし」だった
どんな「めし」かと思ったら、[きらず=おから/まめし=まぶす]
・・・一口大の魚を醤油に浸し、すった生のおからと合え、
刻み葱、針生姜をそえ、かぼすを絞って食べるのだ!

そう臼杵はかぼすも・・・と長くなったので続きは明日

コメント
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