麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

2005年04月26日 | 鑑賞
すごい事故になりました。
昨朝は死者3名とかだったのに……。
推測で素人がモノ云っても仕方ないから
コメントは差し控えて・・・。

芝居がらみの話に。
昨週「離風霊船」の『閉ざされて』を観劇。
劇中主人公にある変化をもたらすのは、
記憶の中の“夕風”だった・・・。

そーいえば、
円の『東風(こち)』ではタイトルの東風よりも
まず舞台である民宿(食堂兼)の壁に飾られた
絵のタイトルの“西風”が
話の冒頭から上手に使われます。
・・・もちろん“東風”も出てくるんだけどネ。

“風”は、個人差もあるでしょうが
プラスのイメージの強い方だよなあ。
まあ空や海など基本的に自然のモノは、
……いやいや崖とか谷とかは違うもんなぁ。

昔、子供にヘンテコな名前をつけて、
ふさわしくない、自由だ、等々
物議をかもしたことがあったけれど、
彼も随分大きくなったことだろう・・・。

話がそれた。
どちらも良いお芝居でした。
『閉ざされて』は、新潟で起きた監禁事件をモチーフに
『東風』は、夫を奪われた妻と奪った女が偶然再会する
という、それぞれ負の場面がありながら、
ジメッとせず、温かい(それもユルイ温かさじゃなく
強さに裏付けされた)眼差しに支えられて展開していて
心地よかったです

・・・風効果?

コメント
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