テレビのニュース番組で政治家の記者会見が映される時がある。
記者の質問に答える形だが、総理大臣は一日2回、官邸で通称「ぶらさがり会見」を行っている。記者がマイクを持ちながら、総理の周りを取り囲みながら質問するものだ。
公明党も水曜に北側幹事長、金曜に太田代表が定例記者会見を行っている。何か大きな出来事があると、定例会見とは別に「ぶらさがり会見」を行うこともある。
5年間にわたって党の広報局長を務めた関係で、多くの会見に立ち会ってきた。
最近感じることは、記者の皆さんがメモをとらなくなったことだ。そのかわり、パソコンでメモしている。その一方で、どの記者もボイスレコーダーを会見する政治家の前に置き録音している。
私も新聞記者出身だが、当時はボイスレコーダーなどなかった。一言も聞きもらすまいと真剣勝負だった。
しかし、今の記者は、パソコンのキーに向ったまま、会見者の顔も見ない。例えば話しにくい時など質問によっては目が泳いだり、表情が変わるのに・・・。
録音をして、パソコンのキーをたたくだけなら学生のアルバイトでもできる。相手が話したくないこと、隠したいことなどを聞き出し、真実を明らかにするのが記者の役目のはず。このような状況が続くなら、政治ジャーナリズムは死んでしまう気がするのだが・・・。
記者の質問に答える形だが、総理大臣は一日2回、官邸で通称「ぶらさがり会見」を行っている。記者がマイクを持ちながら、総理の周りを取り囲みながら質問するものだ。
公明党も水曜に北側幹事長、金曜に太田代表が定例記者会見を行っている。何か大きな出来事があると、定例会見とは別に「ぶらさがり会見」を行うこともある。
5年間にわたって党の広報局長を務めた関係で、多くの会見に立ち会ってきた。
最近感じることは、記者の皆さんがメモをとらなくなったことだ。そのかわり、パソコンでメモしている。その一方で、どの記者もボイスレコーダーを会見する政治家の前に置き録音している。
私も新聞記者出身だが、当時はボイスレコーダーなどなかった。一言も聞きもらすまいと真剣勝負だった。
しかし、今の記者は、パソコンのキーに向ったまま、会見者の顔も見ない。例えば話しにくい時など質問によっては目が泳いだり、表情が変わるのに・・・。
録音をして、パソコンのキーをたたくだけなら学生のアルバイトでもできる。相手が話したくないこと、隠したいことなどを聞き出し、真実を明らかにするのが記者の役目のはず。このような状況が続くなら、政治ジャーナリズムは死んでしまう気がするのだが・・・。