高木ますおブログ

日々の出来事や感じたことなどを綴っています

原発再稼動「政治が責任をもつ」チャンチャラおかしい

2012-04-14 11:24:07 | Weblog
民主党政府の失政には枚挙にいとまがない。

 国防・外交・危機管理等、国が責任を持たなければならない部門の能力が特に欠けている。地方行政ならまだしも、国政を預かる政党としては本当に心もとない。

 自民党政権は?と聞かれると、これとて、決してほめられる事ばかりではありませんでした。
 しかし、少なくとも戦後60年、あの焼け野が原から、厳しい国際社会の中で、一人の軍人も血を流すこともなく、社会的にも経済的にも現在の地位を築き得たのは紛れもない事実で、それは評価しなければなりません。

 今の自民党は民主党より「ちったマシだろう」ぐらいの評価でしかなく、「民主党がエラーの連続で塁は溜まるのに、凡打で残塁の山」の現状では観衆の万来の拍手と行かないのは、支持力アップにつながらないのは当然の事でしょう。

 ここでは野党の自民党の再生は自民党にお任せして、国政を預かる民主党、野田内閣に苦言を呈します。

 野田内閣には、能力が伴わない役不足の閣僚が複数いますが、その最たるものは田中防衛大臣ではないでしょうか。適材適所では全くなく、不得意な部署に配置になった、いわば人事の犠牲者で、見てて気の毒にさえ感じます。

 しかし、防衛大臣です。しっかりしてもらいたい。が、支える渡辺周副大臣もこれまた無知のノー天気議員。震災直後のテレビで、 「学校のプールにガソリンを貯蔵できないか検討」と、そのど素人ぶり、ノータリンぶりを天下に発したその人なのです。

 「良い考えだ。こんなこと思いつくなんて天才」などと、ガソリンには保管に厳しい規制がある事を知らない人の評価する書き込みもありました。「ガソリンをプール」に貯蔵したら、3日もせぬうちに何処もかしこも火の海になる事が、お利巧さん育ちの「天才」には分らなかったのでしょうか。

 せめて、 「ガソリンスタンドを真っ先に復旧し、地域に供給できる体制を取ります。地下のタンクは大丈夫でしょうから。その為にもスタンド周辺の片付けを最優先させていただきたい」ぐらいの事は言って欲しかったな。天才君。しかし、田中大臣の横にいると、しっかりしているように見えるのはなぜ?そんな2人が防衛省のトップ。そんなの有り?

 福島原発事故の戦犯の枝野経済産業大臣も、詭弁・詭弁の連続で、世渡り上手でまだしぶとく生き残る。

 「福島原発の事故を超える地震や津波が起きた場合の対応が不十分ではないか」という質問についての答えに「さすが詭弁護士」と呆れ返りました。

 「じゃ、どこまで対応すれば良いのですか。100メートルを超える津波が来れば、日本中の原発が全部水かぶって全電源が止まる。それを全部想定するの?」

 居直りもはなはだしい。これが一国の大臣か?と憤りを越えて寂しささえ感じる。謙虚さが、責任を感じ、真摯に取り組む姿が全く感じられない。「さすが詭弁護士」!

 そんな枝野詭弁護士「再稼動し事故が起きたら政治が責任を持つ」という。

 アホか。そんなことを素人のあなたに。素人の国会議員に言われたくない。原発再稼動の安全宣言は誰が何と言おうと技術者の仕事だ。

民主党政府のボーンヘッド。危機管理、子供以下

2012-04-13 23:00:53 | Weblog
 民主党政府のボーンヘッド。危機管理、子供以下。 こんな見出しを見たら子供達は真っ赤な顔して怒るでしょう。「民主党政府と同じにするな」と。

 それにしても「民主党政府」の危機管理は話にならない。もはや、国を、国民の安全を任せられる状況にはない。

 今回の衛星打ち上げは事前にわかっており、発射に備えて、訓練も兼ねて、イージス艦や迎撃ミサイルを日本海や沖縄に配備し、もし落下物があった場合、迎撃する態勢をとり、発射されたら瞬時に 「Jアラート」 で全国の自治体に衛星を通じて情報を発信する予定で、1週間前から何回もチェックしていたではありませんか。

 そんなに点検をして準備万端、「発射されたら瞬時に全国の防災無線から発表される予定」だった。しかし、そのシステムが政府の誤った情報管制のため機能しなかったのです。こんな実戦の機会はそうありません。

 「Jアラート」をなぜ発信しなかったのだろうか。全く理解できません。100回の訓練よりよっぽど貴重な経験だったのに。 見逃し三振は看過出来ません。

 民主党政府の今回の情報管理の素人的な対応は、福島原発事故の際の「メルトダウン隠し」や、「スピーディーの情報隠し」と全く同じで、無知が権力を持った怖さをまた露呈しました。



覚えていますか? 「メルトダウンの可能性がある」と発表した原子力安全・保安院の中村幸一郎審議官が即日更迭された事を。

覚えていますか? 枝野官房長官の大うそつきの「安全」発言を。

「爆発は原子炉のある格納容器内のものではなく、放射性物質が大量に漏れ出す危険はありません」

「爆発前にくらべ、放射性物質の濃度は上昇致しておりません。現時点で爆発前からの放射能物質の外部への出方に状況は大きな変化はないと認められる物でありますのでぜひ冷静に対応していただきたいと思っています。」と言って国民をだましました。 
 この時点で、既にアメリカは80km圏外に避難指示を出していたのです。

覚えていますか? 政府の「スピーディー情報隠し」を。

「発表すればパニックを起こす」との素人考えで情報を隠し、結果的に住民をホットスポットへ行かせてしまった事を。

 これ以上任せる事に我慢できません。原発事故の戦犯の枝野が大きい顔をしている、ど素人の細野が環境大臣なんていうそういう内閣に。

 選挙をしましょうよ。まだ日本に体力があるうちに。そこで勝った者に日本を委ねましょう。

延岡学園高校の入学式、私も洗われました。「チェンジと一歩前に」に

2012-04-12 08:32:52 | Weblog
 10日、延岡学園高等学校の入学式に行って来ました。

 御存知の通り、延岡学園高校は、昨年度、バスケットボール部が高校三冠を達成し、また、調理科2年の井本優香さんは、「食の甲子園」と言われる「全国シーフード料理コンクール」で、最優秀賞に輝きました。

 そんな延岡学園高校の入学式に、副議長として、議長代理で議会を代表して出席させていただきました。
 式では、生徒達が「国歌」や「校歌」を大きな声で斉唱しました。大きな声で歌うということが、聞く人にとってどれだけ気持ちのいいことか、再確認させられました。

 学校長は「3つのC」を新入生に訴えました。

 1.コンペティション (負けるものか。競争心)
 2.チャレンジ  (挑戦すること。やってやろうじゃないか)
 3.チェンジ  (変える)ものの考え方を変える。自分自身を変える。すなわち発想の転換を。

 「心機一転」 、私も、好きな言葉ですが、出来そうでなかなか出来ませんね。この言葉には「過去には出来なかったがこの際、一念を発起して」という意味合いが込められているのです。

 生活環境も、取りまく人間関係も大きく変わる高校への入学時は、最適な時期かもしれません。いい歓迎の御挨拶でした。


延岡学園高等学校後援会の横山康弘会長も、「仲間がいるから意見の違いも議論もある。言える自由と一方では責任も必要」、「若さと情熱と行動力をもって前へ」、「遅くてもいいから一歩一歩前へ進むこと」と新入生にエールを贈りました。

 これらのエールに応えて、入学生代表の簑田さんが、「人を思いやる心を持って、努力を怠らず、夢に向かって仲間と助け合い、切磋琢磨し、充実した学校生活を送るため、3年間努力します」と決意を込めて宣誓しました。


人として必要な4つの能力  ①気力、②体力、③学力、そして、④心力を身につけ、3年後には胸を張って学窓を後にしてください。

 努力に勝る天才なし。汗はウソをつきません。  君達の3年後が見てみたい。  


「島流しをくさるな」気持の持ちようで明日が変わる。

2012-04-04 18:13:11 | Weblog
 35才で測量設計業から土木建設業に転職して、いきなり島野浦の砂防工事責任者を命じられました。絵に描いていた砂防を今度は現地に。アニメの実写番に出演です。

 離島島野浦。「島流しの刑じゃ」と半分ふて腐れながら、いやいや赴任した島の砂防工事。人家の庭先を行き来するような狭い空間。それでなくても閉所恐怖症の私には息が詰まりそうな毎日でした。

 しかし、時間とともに、島野浦区の役員の方々とも親しくなり、多くの友人も出来、  「狭い路地にも、腐れた魚の臭いにも、弁当に集まりたかる銀ばえにさえも」、いつしか慣れ親しむようになっていました。 

 「足かけ8年の刑」では、多くの友人、多くの島人に助けられ、素晴らしい役員や監督員にも恵まれ、砂防2基、急傾斜2ヶ所を大きな事故もなく、無事終わらせることが出来ました。

 「島の人情と風土に慣れ親しんでの、今思えば、楽しい8年間」でした。工事が完了し、「御赦免船」で島を離れる時には、島野浦から「土木技術者としての多くの経験と確かな自信、人間としての成長」をお土産にいただいて、後ろ髪を引かれる思いで、しかし、さわやかな意気揚々の「島帰りの御赦免船」でした。

 
 4月、皆さんの中にも、「多かれ少なかれ合点のいかない人事や評価、その他の不満があるのでは」と思いますが、 不平不満はそっと胸にしまい、その任された職を誠心誠意全うされ、「御赦免船」が来た時は、後ろ髪引かれる思いが感じられるような、そしてその仕事ぶりが評価されるような御活躍を期待いたします。

 あなたしかいないからあなたが選ばれたのです。

ガレキ全国ばらまきで日本の安全神話崩壊② 犯人は?

2012-03-29 22:41:52 | Weblog
政府民主党が「日本に、安心安全の日本に」引導を渡す日も近い。

 「放射性物質の付着したガレキ」が、全国にばらまかれるのも、もはや時間の問題です。アメリカ・中国は、この「絆」の名の下に行われようとしている日本人の「愚行」を、「日本人の美徳」と褒めそやし、万雷の拍手を送ってくれているでしょう。

 なにしろ、日本人自らの手で、日本中に放射性物質がばらまき、焼却場で一般ゴミと一緒に燃やされ、濃縮された8000ベクレルの焼却灰が、一般ゴミの焼却灰と一緒に一般廃棄物埋立場に埋め立てられるのだから。

 日本の安心安全が犯されるこの行為に拍手を送らないライバル国があるだろうか。「日本の農産物も海産物も、水も」、ありとあらゆる食品全てが、「日本の食品は危ない」という風評被害を受け、大きな打撃を被るでしょう。

 「そんなことはない」と語気を荒立てる方もいらっしゃるかも知れませんが、数年前の中国の残留農薬問題、欧米の狂牛病問題等々、思い出せば片手では足りません。「中国産は全て疑わしい。粗悪品だ」と不買運動もどきの騒ぎになったのはつい最近のことです。


 先日、スーパーで「アメリカ米」がバカ売れ。  「昨年の何十倍も売れ、店頭に列べてもすぐ売り切れて品切れ」という新聞記事を見ました。「味も日本米と遜色はなく、安くて安全」だという。
 消費者は正直です。 「うまくて安くて安全」だったらアメリカ米が支持されるのは当然な成り行きでしょう。中国米は売れていないといいます。消費者は、まだ中国に対して、中国の食料品に対して「安心安全」を認めていないのでしょう。


 消費者はなぜアメリカ米に流れたのでしょうか?これからも流れが加速するのでしょうか?

 私は加速すると思います。
 少なくとも米を買って食べている東日本の人々は、国内産の米は価格も高いので買わないと思います。 その一因は、今度も政府の愚作にあります。それは福島県に今年の作付けを認めたことにあります。

 あの報道で一気にアメリカ米に流れたと確信しています。  消費者は、建前は「風評被害」何するものぞ。本音では「安心安全な米」なのです。

 「福島県の農家の皆さんには大変申し訳ありませんが、今年の作付けはあきらめてください。反当たり○○万円の休作補償をいたします」と 作付け禁止をなぜ、言えなかったのでしょうか。
 だから、今後も流通の段階で混入や産地偽装の「疑心暗鬼」が起こり、「日本米は安全じゃない」という不安が蔓延し、中国米も含めて、外国産米に雪崩を打つ可能性が大いにあります。

 何で、あれだけいる国会議員が一人として、 「ガレキのばらまきは日本の食の安心を阻害する。するべきでない」 と言わないのでしょうか?「赤信号、みんなで渡れば」式で、多勢に無勢、ここは「だんまり」を決め込んでいるのでしょうか。

 確かに、「ガレキの全国処理回避も福島の米の作付け回避」も言える雰囲気にありません。元気のいい知事連中がまるで男気争いをしている感さえします。ガレキ全国処理回避や受入拒否を声高らかに言うのには 「満座の中で憶病とののしられ、罵倒される」覚悟がいります。
 
 しかし、今だったらまだ間に合います。東京に送られたガレキもまだわずかです。民主党にも自民党にも、国会議員の中には、      逆風に立ち向かい「それでもばらまきは、作付けはやめるべき」と言う女々しい?、勇気を持った憶病者はいないのでしょうか。「うまいけど高くて、しかも安全は疑問?」という食物を好んで食べる男気?のある人はそんなにはいないでしょう。少なくとも首長にはふさわしくないと思います。

 「魚が出てきた日」という、昔の映画を見たことはありませんか?詳しいストーリーは忘れましたが、福島の海とだぶります。



東九州道PA 道の駅「北川はゆま」の民営化はどうなる ①

2012-03-27 07:50:37 | Weblog
「道の駅はゆま」がパーキングエリアとして脚光を浴びだしたのは平成9年の北川大水害からです。

 それまでは北川インターは「はゆま」とは離れた田んぼの中に出来る予定でした。「こんなに度々冠水したら、命の道となる高速道路の機能が発揮できない」として、現在の山の上「はゆま」付近に計画が変更されたのです。

 現在、開通に向けて、「高速道路のパーキングエリア」としての工事が着々と進んでいます。

 その1つが、梶井会長をはじめとする「道造り女性の会」のこれまでの熱心な活動に、前延岡河川国道事務所横峰所長が応える形で実現した「他目的トイレとシャワー室」です。1回200円のシャワー室は九州では初めてということで、「女性パワー」にあらためて敬意を表したいと思います。

 「道の駅はゆま」は、東九州道の延岡・宮崎県の北の玄関口として、ますます重要なってきます。

 その「道の駅はゆま」は、延岡市第3セクター検討委員会で、完全民営化が模索されており、その為、指定管理者の契約期間も他の第3セクターの「おおむね5年」より短い「3年」にして、民営化に向けて検討中でしたが、先日、「もう少し第三セクターで様子を見よう」という報告が出ました。

第3セクターで続けることにはメリットもデメリットもあります。

 メリットは、PAの販売所に市が考える地場産品を中心とした売り場構成が出来ます。また市内の観光案内や食事・宿泊施設の案内などにも力を注ぐことが出来ます。

 デメリットとしては社員が第3セクター病にかかり、サービスがおろそかになる可能性や、経営が指定管理料に依存し、営業努力がおろそかになり、指定管理料抜きでは運営が困難になり、そんな中でもボーナスが満額支給されたりする等の、民間では到底考えられない状況が懸念されます。
 また、営利を第一としない為、施設の維持管理や大規模改造や新築更新の為等に多額の税金を投入することにもなりまねません。

 完全民営化 は基本的には、現在の土地・建物を売り渡すことになり、維持管理や建物の更新等の費用は発生しませんが、「地域の産業を守り育て地域づくりに貢献する」という、「はゆまの設立目的」がないがしろにされる危険性があります。

 中間の公設民営方式を採用した場合は、 民間に施設を貸し出しますので賃料が得られますので、その賃料を積み立てて施設の維持管理や更新の際の資金とすることが出来ます。しかし、これもまた、「はゆまの設立目的」がないがしろにされる危険性があります。

 完全民営化が理想ですが、様々な事情を考慮しても、最低、テナントを公募しての公設民営方式にするべきだと私は思います。

ガレキ全国ばらまきで日本の安全神話崩壊①

2012-03-25 23:00:43 | Weblog
政府民主党が「日本に、安心安全の日本に」引導を渡す日も近い

 ガレキ処理がもたらす様々な影響については私の個人的な見解を、23年10月7日、18日、21日、29日、11月25日、24年3月6日、3月8日のブログに詳しく述べて、一貫して反対を表明してきました。

 何か「被災地の復興のお手伝いは出来ないか、お役に立てないか」と日々考えているのは多くの国民の一致した心情でしょう。しかし、福島原発の事故の終息を早々と宣言し、危険きわまりないふるさとへ帰そうとする施策、放射性物質が付着したガレキを全国へばらまこうとする施策、国のこのような愚作には憤りさえ感じます。

 福島県をはじめ東北の方々の苦悩を察するに「受入拒否」を口にすることは、大変心苦しいのですが、何度も言うように、影響をほとんど受けていない九州を含む全国に、半分強制まがいの御願いをする事はこれが愚作でなくてなんでしょうか。

 そして22日、宮崎県議会は、「口蹄疫や鳥インフルエンザで全国から多大な支援を受けた。被災地の復興に率先して最大限の協力をすべき」として、河野知事に対して、  県としてのガレキの受入表明と市町村への働きかけを強く求めた決議案を誰1人の反対もなく全会一致(39名)で可決しました。

 焼却施設も埋立施設もほとんどの県が自前では持っていません。宮崎県もしかりです。それでも可決し、それがパフォーマンスでないと言うなら、県議会も終わったことだし、県議自らが自分の選挙区の焼却施設、埋立施設周辺の住民の方々の説得に出向くべきで、理解していただけるまで、10日でも20日でも根気よく説得を続ける位の覚悟が、こと「この放射性物質が付着したガレキの受入」問題には、そして受入決議をするには必要です。

 礼を失する言い方かも知れませんが  「直接の対応は所有し運用する市町村に任せます」では「いかにも場当たり的でお粗末」  ではないでしょうか。
 

 何回も何回も言いますが、ガレキの全国ばらまきは、日本全土を放射性物質汚染地域にしてしまう恐れがあります。  「福島第一原発から一定圏内を国が買い上げ、立入禁止にして、そこに瓦礫を埋設管理する」これしかありません。

 当然、福島の方々は移住となりますが、子や孫が一生「放射性物質が原因と思われる疾患」に脅えて暮らさなければならない事態だけは絶対避けるべきです。政府の「真摯な説明と御願い、そして補償(慰謝料含む)」で住民の皆さんに御理解を得るべき施策を早くとるべきです。
 政府には「全国に受入を御願いして回るといったパフォーマンスをしてる暇があったら、補償金の金策でも東電と考えろ」と言いたい。

 土地の買収や家屋やその他の財産、会社等の補償には巨額の財源が必要になります。国も支援すべきですが、東京電力からは「ガラガラにひやがる」まで搾り取るべきで、本来でしたら、破産させ、株主や銀行にも応分の負担を御願いするという対応をするべきではないかと思います。

 ナショナルトラスト運動で、日本はもとより世界に御願い(懇願)して、福島の土地や建物を買い取りましょう。  負の文化遺産としてこの運動にマッチするのではないでしょうか。

 ことがここまで来てしまったら政府は、「変なプライドやメンツ」はかなぐり捨て、「日本を、日本の将来を守る」覚悟を示しましょう。「放射性物質の付着したガレキ」が全国にばらまかれる前に。

 これこそが民主党が好きな「政治判断」ではないでしょうか。

東九州道PA 道の駅「北川はゆま」の支配人選考はどうなった?

2012-03-24 09:41:01 | Weblog
 募集していた「延岡市・宮崎県の北の玄関口「北川はゆま」の支配人」の選考も、全国から50名を越す多くの応募者があり、いずれも経験豊富な優秀な方達ばかりで、これまでの経歴と論文で一次選考を実施し、その後の2次試験で面接を実施し、特に優秀な方を採用したようです。

 これからの延岡市の商業観光の活性化の鍵を握る新支配人。どんな人か?期待通りか否か?「想い」は?「心意気」は?今回の支配人交代は東九州道開通に向けた取組の第一歩で、延岡市観光のターニングポイントだと思います。選考が終わった現在、  「あの時の市長の判断で今日の観光延岡がある」と言われるような懸命な判断だったことを祈りたいと思います。

 これからの「はゆま」は、延岡はもとより、宮崎県や大分県を訪れる観光客の「道しるべ」としての役割を担い、通行する人々を延岡市内のみならず、宮崎・大分両県内に案内・誘導する「水先案内人」「カーナビ」になることによって、より存在価値が上がってきます。

 「東九州を旅するなら、遊びに行くなら、まず「はゆま」に立ち寄って最新情報を聞いてからにしよう」と言われるような道の駅になって欲しいと思います。


 さて、高速開通も間近。「はゆま」はいよいよ「国道の道の駅」から、地域の夢を乗せて「高速道路のパーキングエリア」に生まれ変わります。いやその施設規模はむしろサービスエリアと言った方が良いでしょう。

「はゆま」は、①「上下線共用型」②「インターチェンジ併設型」③「レストラン併設型」④「インフォメーション併設型」⑤「コインシャワー併設型」  5つの特徴を持つ「いいとこ取り」のパーキングエリアなのです。

 支配人も決まった。開通もカウントダウン。「さあ夢に向けてがんばるぞ」と意気込んでかけだして、「待てよ」と立ち止まり辺りを見回してみた。何か足りない気がする。

 そう、駐車スペースが足りないしイベント広場がない。
 全国のSAやPAは何処も、ゆったりとした駐車場と芝生の広場がある。はゆまの現状では延岡伝統の祭りやイベントも出来ない。PA自体が狭い。狭すぎます。
 50km圏内にPAもトイレもありません。必ず観光客は立ち寄ります。他のPAと比較しても余りにも狭く窮屈です。

 当初は、東側の山を切り取って駐車場を広める計画もありましたが、新直轄方式での施工となったため、実現せずに現在に至ってしまいました。

 北の玄関口としての「北川はゆま」。現在のはゆまは国道にある「ローカル線の駅」であります。  「高速道路のパーキング」というメジャーデビューを果たす為には狭すぎます。拡張すべきです。

 幸い、市長も同様の考えを持たれているようです。全線開通まで残りは数年。決断は先延ばしには出来ない。


東九州高速道路 待望の開通まで1年を切った。カウントダウンしようか

2012-03-23 13:25:51 | Weblog
 東九州高速道路「延岡~北川」間は一年後の来年3月までに、「須美江~北川」間は2年後の再来年3月までに開通予定です。

 そして現在、共に90%以上が完成しています。工事進捗が90%以上ということは、今年12月にクリスマスプレゼント」として「延岡~北川」間、「お年玉」として「須美江~北川」間が開通可能な「射程距離内」に入ったことを意味します。

 そんな状況の中で先日、「須美江北川」間の北川橋連結式の際に、春田延岡河川国道事務所所長から、  これまでにもまして前向きな、大きな希望が持てる発言、「整備が順調に進んでいます。須美江北川間、北川延岡間の同時開通も視野に入りました」は、あきらめることなく、何百回もガンバロウ3唱を唱え続けて来た県北住民にとっては、長年の悲願が1歩も2歩も近づいたことに確かな手応えを感じ鳥肌が立ちました。

 夢にまで見たプレゼントが年末に2つゲット出来るか否かは、「JR日豊本線と国道10号をまたぐ北川第2橋」の完成の時期如何となってきました。

 JRの関係する全ての工事は「安全のため」、JRに工事を委託して、JRがJRの工事資格を有する業者に発注して行います。国土交通省たりとて、「口出しは無用にヒガシ願います」ということになります。県や延岡市が発注する工事も同じで、現在工事中の樫山地区の市道改良のガード工事もJRにやってもらっています。

 そういうことで、延岡~北川間の開通時期はJR九州の工事如何となってまいりました。JRもその事は重々承知しており、なるべく早い完成を目指してくれるとのことですが、難工事であり、「安全」が最優先ですので、「2つのプレゼント年末同時ゲット」は大変微妙な状況にあります。

 JR九州に委託された北川第2橋の工事が「安全に早く完成」する事を願わずにはいられません。

延岡300年の伝統鮎やな事業どうしようか?

2012-03-21 23:36:09 | Weblog
伝統的鮎漁を保存するのか、鮎やなを保存するのか、はたまた鮎を保存するのか?

 延岡の秋の風物詩「伝統鮎やな」。 鮎やな架設には「やな架設や食事棟建設等」の多額の費用と、「増水によるやなの流失や落ち鮎の増減」など、バクチにも似た、大きなリスクを背負うことになります。

 そんな中で、「川水流・岡元・延岡と3ヶ所架かっていた鮎やな」も、手を挙げる業者もいなくなった1昨年、「伝統鮎やなを絶やすな」の声を受けて 延岡市観光協会が引き受けました。

 その鮎やなが大きな赤字を出してしまいました。原因は複数考えられますが、主な原因は、「食事棟や厨房機器などの設備投資」。「落ち鮎の減少」。「台風・集中豪雨による鮎やな架設の遅れ」。「完成後の流出」です。

 それらを含めて最大の原因は、 「第3セクター的な組織の観光協会」が取り組んだ ことにあります。第3セクターとは責任の所在がはっきりしない、極めていい加減な団体なのです。全国各地で「公」の名のもとに雨後の筍のように出来ましたが、「行政」という「ど素人」が商売等に手を出し、そのほとんどが悲惨たる結果で終わり、精算に多くの税金が投入されています。

 そんな団体の観光協会?ですから、「やな架設事業(収支)計画書」が十分に検討されていたのかはなはだ疑問に思われます。

 議会は、我々議員は 、平成22年度予算で提案された「伝統鮎やな架設事業。やな架設1ヶ所当たり100万円の補助」の審査の過程で、「今後起こりうる様々な状況」について、 はたして十分な調査検証をしたのだろうか?

 そういう意味では、 私たち議会も真摯に反省をしなければなりません。 「鮎やなは観光延岡の看板の一つ。鮎やなを残すためだったら、100万円位なら公費投入もやむなし」と、安易に考えてしまったのではないだろうか。

 その反省も踏まえて、 議会は23年度3月補正予算の「鮎やな支援」については、勉強会はもとより委員会審査にも異例の長時間をさき、「300年の伝統鮎やなは延岡のまちづくりには必要」と判断し先日認めました。私も消極的ではありましたが賛成しました。

 「伝統的鮎やな保存」については、現在審査中の24年度当初予算でも、「鮎やな架設費1700万円」が計上されていますが、これも長時間の審査を経て、先日、委員会では可決され、22日の本会議で、 「24年度は公設民営で可決する予定です。

 私は、委員会審査の過程で 「今年、鮎やなが流失した場合の再架設にも、食事棟の増水による撤去、その後の再架設にも、税金は投入しない」という当局の覚悟を聞き、賛成することにしました。

 これだけの審議を尽くし、24年度予算を認めるということは、議会としても、24年度予算の執行の状況をつぶさに見守り、助言や提案を積極的に行い、それにもとづいて 出てくる結果を十分検証し、「伝統鮎やな保存事業」について、「25年度以降のあり方」の判断を下さなければならない、大きな責任も背負った ことになります。

 背負った荷の本当の重さは歩き始めて分かるのかも知れませんね。気を抜くことなく1年間検証していきます。