巨大高ゲタ犬

日記だけど映画の情報や舞台挨拶の報告をしてます。たまに趣味?やマニアックなグッツとかも紹介。

第27回東京国際映画祭「庵野秀明の世界」で「式日」を観ました。何と!藤谷文子さんも来てました。

2014-10-26 20:30:12 | 映画舞台挨拶に行きました。
2014年10月25日(土)
第27回東京国際映画祭「庵野秀明の世界」で「式日-SHIKI-JITSU-」を観ました。
(会場:TOHOシネマズ日本橋、19:00~)

「新世紀エヴァンゲリヲン」などのアニメ作品で有名な庵野秀明監督ですが実写映画も監督しています。
この「式日」は、スタジオジブリが実写映画として始めた”スタジオカジノ”の最初で最後の1作。
原作は女優の藤谷文子さんで、この映画の主人公を演じています。
そして劇中の”カントク”役で岩井俊二監督が出演しています。
ちょっと変わった映画ではあるが、なかなか芸術性の有る作品。

上映後に、庵野秀明監督によるトークショーが行われました。
今回のトークショーでは、庵野秀明監督が手掛けた長編実写映画の
「ラブ&ポップ」、「式日」、「キューティーハニー」について語られました。

「式日」のキャスティングについて、庵野秀明監督は「主役は藤谷文子さん本人がやるのが一番だし、
監督は役者さんだとちょっと違うと思った。」とのこと。
ご自身も宮崎駿さんの映画で声優をしましたが、それについて「だから宮さんに頼まれた時、
同じ様なことをやっていたから断れなかった。」と。(笑)

実写映画への拘りについては「アニメに出来ないことを実写でやりたかった。」と話してました。

「式日」では、岩井俊二監督が演じるカントクは劇中で仕事をしていますが、
撮影中も「岩井さんはさぼってばかりで、リリイ・シュシュを書いていた。」という裏話も。

そして庵野秀明監督は、工場とか線路とか”鉄”が好きだという話も。
他に”電柱”がすごく好きで、「電線を地中に埋めるのはやめてほしい。」とか(笑)、
「電柱博物館をつくってほしい。」とか(笑)、”電柱”に対する思いのたけもいっぱい話してました。(笑)

庵野秀明監督はこれからについて「特撮もやりたい。」様なことを話してました。
などなど、なかなか楽しいトークショーでした。

何と!客席に藤谷文子さんが来ていました。
庵野秀明監督から紹介されてました。


(会場の入口に描いてあった庵野秀明監督のサイン)
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第27回東京国際映画祭、押井守監督の「ガルム・ウォーズ ザ・ラスト・ドルイド」を観ました。

2014-10-26 17:09:56 | 映画舞台挨拶に行きました。
2014年10月25日(土)
第27回東京国際映画祭・特別招待作品
「GARM WARS The Last Druid ガルム・ウォーズ ザ・ラスト・ドルイド」を観ました。
(会場:TOHOシネマズ日本橋、14:55~)

押井守監督のCGと実写を融合させたハイブリッド・アニメーション作品。
どちらかと言えばファンタジー?
冒頭からこれまでに観たことの無い世界の戦艦や戦闘機の戦闘シーンはとにかくスゴイ。
実写版の「パトレイバー」ばかりやっていると思ったら、押井守監督、いつの間に・・・
と思ったら制作は15年前に始まったが3年ほどで中止?となった作品だそうで、
それが15年経って完成したそうです。

上映前にトークショーが行われました。
登壇者は、押井守監督とエグゼクティブプロデューサーの鵜之澤伸さん。

押井守監督からこの作品の経緯について「中止にしたのは、隣にいるこの男。(笑)
それが同じ男によって再び動き出したのは何かの”因縁”。」と。(笑)

この映画の見所などについて質問されると押井守監督は「よくわかんない。(笑)」
とは言っていましたが、やっぱりその圧倒的な映像には自信が有るみたいで
舞台挨拶の最後に押井守監督は「字幕に気を取られ映像を見逃さないでほしい。
読まなくてもちゃんとわかる映画になっているので。」と説明が有りました。
確かにこの映画、素晴らしい映像で最後まで楽しめました。

上映時は、押井守監督も客席で観ていました。


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