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2017年7月の夜空

2017-06-27 16:32:26 | 天文・事象

2017年7月の夜空
  2017年  7月
  7月も上旬は未だ梅雨空が続くので晴天は望めませんが、中旬頃には梅雨も明けましょう。7月7日は七夕ですが、毎年申し上げているように織女星ベガも牽牛星アルタイルも東の空に昇ったところであまり目立ちません。やはり七夕は旧暦で仙台の七夕(8月6日~8日)の頃から8月下旬にかけてのほうが天ノ川も真上に来るので織女星ベガと牽牛星アルタイルを見付けて楽しんで下さい。7月は惑星の話題が少なく、夕涼みで夜空を見上げた時は、夏の星座が話題となりましょう。7月の終わりに流れ星の話題があります。
★ 4日、木星が東矩となります。木星(-2.0等)は夜の8時頃には南西の空、おとめ座で輝いています。
★ 6日、C/2015 V2 ジョンソン彗星がおとめ座とてんびん座の間を通過中です。南西の空、木星が目印です。5等星級(5.7等)の明るさで、双眼鏡が有れば見る事が出来、望遠カメラで捉える事が出来ましょう。これからは地球より離れて行きます。
★ 25日の夕方、西の空で水星(0.2等)の上を三日月(月齢2.0)が通過する水星食が起こります。大阪では18時58分~19時51分、高度は低いながら全国で見られます。時間は大阪より北海道は早く、九州は遅くなります。夕暮れの薄明かりの中ですが双眼鏡があれば良く見えるでしょう。
★ 29日の夕方、南西の空で三日月(月齢5.7)と木星(-1.9等)が接近します。
★ 30日、みずがめ座δ(デルタ)南流星群が極大になります。みずがめ座は夜10時頃東の空から昇って来ます。上弦の月が西の空に沈みますから夜半から好条件です。輻射点は南だけで無く幾つもあるようで流星数は多いかも。
★ 国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟きぼうの観測が出来ます。上空を通過する時は明るく輝くので流星を見るより確率が高く、ゆっくり見る事が出来ます。(ISS)「きぼう」は次のホームページに観測情報があります。
    ISS「きぼう」の目視予想情報
★ 7月の月、上弦の月は1日、満月○は9日、下弦の月は17日、新月●は23日、上弦の月は31日です。大阪での満月の月の出は19時10分です。
★ 7月1日の大阪の日の出は4時48分、日の入りは19時15分です。
  (大阪での日の出、月の出は、生駒山、信貴山、葛城山など金剛連山があり、日の入りは六甲山、摩耶山などがありますので、時間は少しずれます)    (2016/06/27)

  この天文<情報は2012年3月から掲載を始めたものです。ここでは天体望遠鏡などを使わず肉眼で見える天体ショーの情報をお知らせしています。都会の光で見えにくい時や少し暗い星を見る時は双眼鏡を用意されるとよいでしょう。この情報は、私のホームページと同時に掲載して居ります。


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