高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

若狭の塗箸

2009年05月16日 08時57分18秒 | 職人仲間

今回、私の後ろのブースは若狭の塗箸屋さんである。金・銀・ラデンなど煌びやかに装飾された塗箸である。使い勝手は断然、「竹箸」の方が良いのだが、見た目に美しく可愛らしいのも、魅力の一つである。

515_011 長髪を後ろに束ねた姿は独特の味わいがある。

2年前のNHKでの朝の連続ドラマで、「ちりとてちん」が放映されたが、その時の主人公の実家が若狭の塗箸職人の家であった。テレビの影響は凄まじい物が在り、「ちりとてちん」が放映されている間に、日本中に若狭の塗箸のブームが起こった。

それまで、倉庫に山の様に積まれたお箸の在庫がいっぺんに空になったそうだ。それ以降、今でもブームは続いており、製造が追いつかなくて在庫が溜まることは無いそうだ。本当にテレビの影響は大した物である。

515_012 江戸時代に下級武士の内職として始まった若狭の塗箸。明治の初期に一旦、潰えたそうだが、また復活し今に至っている。このお箸が若狭塗りの代表の柄だそうだ。砂浜に浮かぶ貝殻をイメージしているそうだ。

日本の人口が一億三千万人。毎年、若狭の箸組合で作るお箸の量が一億五千万膳。毎年、毎年、この作られたお箸はいったい何処に行くのだろう?

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船橋東武 2

2009年05月15日 07時36分04秒 | 出張

職人展初日の全体朝礼で、開催の挨拶と諸注意事項などを東武百貨店の担当者が話している。その中の閉店時間の説明で

「閉店時間は、19日までは19時30分閉店、最終日は16時閉場になります。」

「19時30分にお客様と接客中の方は、そのまま対応して頂き、他の業者さんは19時35分になったら、速やかにお帰り下さい。」と、

パチパチパチ 思わず拍手してしまった。

先日、某デパートで、最終日18時閉場だった。最終日は誰もが、片付けの事で頭が一杯、「如何に早く片付けるか?」と気持ちも急いている。そんな状況の中、たった一人のお客さんのお陰で、全業者が18時30分まで30分間片付けることが出来ず、ただ、ぼーと時間の過ぎるのを待つだけであった。内心は全業者全員が「えっ、一体どうなっているの?何処にもお客は居ないのに!」と思っていた様だ。

いくら「お客様を大切にする」という事でも、たった一人のお客の為に、全業者が何もすることが出来なかったのは、少し可笑しいのでは無いか!せめて、お客様の居る近くのブースの方には、「お客様がまだ近くに居ますので、通路には片付けの箱を出さないで下さい。」とか、ある程度の配慮を即すぐらいの方が良いのではないか!

実際、あの時も全業者の目線が、冷たい「帰れ光線」となり、その一人のお客に集中していた。もし、私の所のお客様であったなら、回りの空気を察して、満足な接客が出来ず、早く帰って貰いたいと思ってしまうだろう。空気が読めない、マニュアルのお陰で、大変なブーイングである。臨機応変に対応し、お客様にも最終日閉場の主旨を丁寧にお伝えし、気持ち良く帰って頂ける様に接客するのが、デパートの社員の存在意義では無いだろうか?

そんな事があった後だっただけに、この船橋東武の朝礼の一言には、思わず拍手をしてしまいました。

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船橋東武 1

2009年05月14日 09時05分17秒 | 出張

昨日、初めて出店する船橋東武での「職人展」の準備を終えた。初めてでは有るが、回りの出店業者は、お馴染みの業者さんばかりである。これでは1週間飲み事が続くぞ!

初日の朝は、船橋を海の方面に歩いてみた。初めての土地なので、右も左も判らない、取り合えず、港町なので海に向かって歩いてみよう!

514_004 JRと京浜線の線路を越えて、高速の下を潜って南に進んでいくと、大きな施設が見えて来た。「ららぽーと船橋」である。郊外型のショッピングモールの奔りだと思う。ららぽーと公園を潮風に吹かれて歩いていくと、巨大な「イケヤ」が見えて来た。北欧の家具やさんだ。大きさが半端ではない!一度、営業時間内に見に行ってみたいものだが、今回は遠めに見るだけだ。

514_005  その隣には「オートレース発祥の地、船橋オート」とある。ここまで歩いてくると片道3.5キロ。朝の散歩には丁度良い距離であった。

さて、いよいよ始めての船橋での出店である。良いお客様と出会えます様に!

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高血圧!

2009年05月13日 07時32分22秒 | 健康・病気

忙しいシーズンになり、出張に出る頻度も増している。

513_003 この所、気になるのが、何となくだるい体調である。「疲れがなかなか抜けない!」以前は毎日測っていた血圧も、この所殆ど測ったことがない。物置から血圧計を引っ張り出して測ってみると、上が145、下が90である。少し、高めだ。妻が、「早いうちに医者に行って診てもらいなさい!」と言う。そう言われると何となく心配になるのが人の常。

出張前日に、行きつけのお医者さんに出かけ診てもらう。別府市にある「新森内科」だ。ここは、大型病院と違って、検査検査で待たされることも無く、何時いってもすぐに診てもらえる。そして、明るいいい加減さが大好きだ。

この日も、症状を話して、早速血圧を測る。すると先生が「高くないよ!140しかない!」と「何処も悪く無い!」と言う。「少し太ってきて、内臓脂肪が増えたら、血圧は上がるから。」   

「何だ、たいしたこと無いんだ!」と、患者の気持ちを明るくさせてくれる。これは医者として大切なことだと思う。     

3年ほど前、少し血圧が高くなりかけた時、半年ほど血圧の薬を飲んだのだが、「今回は、前の半分の2.5gの薬にしましょう」と、物の5分で診察を終えた。この、スピーディーさというか?いい加減さが好きで、このお医者を主治医にして20年になる。

以前、工房に居た「K」さんは、「私が新森内科に行く」と言うと、いつも「本当に直す気があるんですか?」と言っていた。でも、「鰯の頭も信心から」と言いますが、これから長い出張が続くと思うと、このお医者さんの一言で救われるのです。

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こんな所で見つけた!

2009年05月12日 07時54分42秒 | 出張

何と、あのお騒がせのキティちゃんがこんな所にあるでは無いか?

417_007 以前、ある出版社から、キティちゃんとのコラボを持ちかけられた事があったが、あまりの対応のいい加減さに、随分嫌な思いをさせられた事があった。

所が、先日ある所で、竹のコップにレーザーで彫られたキティちゃんを見つけた。そのメーカーさんに話を聞いてみると、私の所に言って来た条件と随分と違いがあった。やはり、サンリオとメーカーの間に立つ企画会社によって、随分条件が違ってくるのだ。

全国のサービスエリア・空港にはご当地キティちゃんがあふれ、お土産物から食品・工芸品・アクセサリー……、ありとあらゆる商品が出回っている。

「甘い話には落とし穴がある」。早いうちに気がついてよかった。

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トラクター

2009年05月11日 08時27分45秒 | ブログ

同じ村に住む「えいちゃん」が消防の知らせを伝えにトラクターに乗って遣って来た。今から、25年前、この村に住む唯一の若者であった「えいちゃん」も、もう孫が出来る年になっている。

私が消防団に入ったのも、この「えいちゃん」の誘いに乗せられて、「高江さん、籍だけ入れとけば良いから、殆ど出る時は無いから消防団に入って…」この言葉に乗せられて、早20年が経とうとしている。今回も、消防の年齢の話になり、「当地の様な過疎地には後継者が居なくて、一度入ったが最後死ぬまで出ることが出来ない」そこで、」議題になっているのが消防団の定年制だそうだ。「勤続30年か、60歳になったら無条件で退団できる事にしよう」と話になったそうだが、何処までホントか?なんか、70歳になっても消防団に入っているような気がする?

59_0011_2 乗ってきたトラクターを見せてもらうと、国産高級車並みである。高いと聞いてはいたが、これほどとは!1台500万円!今のトラクターはエアコンはもちろん、オーディオまで付いている。時速は30キロも出るそうだ。農業はお金が掛かる、まだ、トラクターは一年中使うから仕方がないとしても、田植え機やコンバインなどは一年のうち数日使うだけのために、何百万円も掛けている。農機具の支払いをする為に働いているようなものだ。

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爽やかな春風にのって…

2009年05月10日 07時00分39秒 | 工房

朝晩はまだ寒いが、日中は実に気持ちの良い日が続くようになった。爽やかな春風にのって、燕が工房に飛び込んできた。毎年、この時期になると燕が巣作りの場所探しに舞い込んでくる。「あー、今年も春が着たんだ!」 人の世は、やれ倒産だ!やれ派遣切り、新型インフルエンザ……と姦しいが、自然の世界では、何一つ関係ないように、燕が春の到来を告げに来てくれる。

燕と一緒に爽やかな報告が、昨年、ウチの工房から独立した遠藤君が結婚の報告に来てくれた。独立する時の挨拶に「竹細工をしながら、ちゃんと結婚して、普通の生活が出来るようにして行きます!」と言っていたので、もう、この時に結婚するつもりだったのだ。

同じ竹細工をしている彼女を連れて、「先日、籍を入れてきました。お世話になった方に、報告に回っています」と、晴れやかな顔で言う。遠藤君も新妻の「あすか」さんも同じ愛知県出身。二人のご両親に報告がてら、愛知県の役所に婚姻届を出してきたそうだ。

「親戚筋の結婚式は愛知でして、こちらでは、仲間内だけのささやかなパーティーをしたいと思います。」と。

この二人の事は数年前から、それとなく噂には聞いていた。しかし、真面目一本やりで浮いた話などは一切しない、遠藤君にはみんなも聞き辛く、知ってはいても誰も口には出さないという状態がずっと続いていた。「カツラを被った友人が居て、誰が見てもカツラと判るのだが、誰一人その事には口を出さない」という様な感じであった。

この、どん底の厳しい不況の中からの出発だ。何もかも、一から二人で作り出して行く事が、彼らの大きな財産になっていく。恵まれた状況で何もかもが揃った出発より、何も無い中から、二人で作り出して行く、楽しさの方が幸せな気がする。若い二人に乾杯!

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歯の亀裂

2009年05月08日 06時14分00秒 | 健康・病気

出張先で痛くなった歯痛。鎮痛剤を飲みながら誤魔化していたのだが、いつまでもそんな訳にはいかないので、歯医者さんに行って来た。由布院の「森の歯医者」さん。もう20年ほど、私の主治医になってもらっている。この医院は、治療よりも予防を主として、普段のケアを主眼においている病院である。3ヶ月に1回くらい、メンテナンスとして、歯や歯茎のチェックや、歯石を取ってもらったり、フッ素で磨いてもらったりしている。それと、今回のような何かアクシデントが起こった時に治療してもらっている。

今回も、症状を説明し、歯や歯茎の検査をしてもらったが、見た目にはあまり変わった事が判らない。レントゲンを取ってみて、原因が判った。右上奥歯の一つに亀裂が入っている。その割れ目に菌が入ってうずいているようだ。よほど、強く何かを噛んでいるのか?そう言えば、出張中に鶏肉を食べていた時、「カチッ」と歯に当たる感じがしたが、「鳥の軟骨でも混じっていたのだろう?」と思っていたが、どうもその時亀裂が走ったようだ。たいへん厄介な事になっているようだ。

結局、今回は無理やり歯を引き抜くわけにはいかないので、歯に被せてあった金属をはずし、上下が当たらないようにして、「もう少し様子を見ましょう。」と言うことになった。それにしても、普段の生活、食事をしていて、「歯にひびが入るなんて!」、やはり、いろんな所に老化の兆候が出てきているな、ガッカリ

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浦和伊勢丹 アラカルト2

2009年05月07日 09時35分49秒 | 出張

「竹鈴」。以前ブログで紹介した竹鈴。小さな鈴の中に隠された大きな物語があるのだが。しかし、一つ180円でレジに走るのは大変なので、売り方を変えた。3色あるので、三つまとめて透明袋に入れてセット売りすることにした。1ケ180円だが、3ケ500円にした。結果は断然この方が売れる。

売り方と言うものは実に多彩で奥が深い。竹業界もどんどん衰退しているが、その中で生き残って行く為には、何を作り、どの様に売っていくのか?絶えず考えていかなくてはならない。

伊勢丹の若い社員さんに面白いことを聞いた。彼女は高卒で伊勢丹に入り、3年間の見習い研修中だ。小熊のような?セントバーナードのような?雰囲気の子だ。彼女が「私、体温が高いからいつも眠いんです!」と言う。「へぇー、体温が高いと眠くなるの?」「そうですョ。赤ちゃんは体温が高いからいつも寝てるでしょ。赤ちゃんは眠くなるとぽかぽかと暖かくなるの!」と言う。本当かな?と思いつつ、そう言えば私も妻からいつも、「手が暖かい」とよく言われるが、その通りで、私は人一倍眠気が直ぐ来てしまうのだ。

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浦和伊勢丹 アラカルト1

2009年05月06日 06時05分58秒 | 出張

ゴールデンウィークの高速道路割引のお陰で、伊勢丹の方はいつもより少ないお客様で苦戦をした。そんな中でも印象に残った事が幾つかある。

私より少し年配のご夫婦だったが、二人の遣り取りを聞いていると、優しさと愛情が伝わって来る思いがした。言葉使いやしぐさ、態度、眼差しでお互いに労わりあっているのが良く判る。好奇心一杯に私の作品を見てくださる奥様、それを後ろから優しく見守るご主人。私もバッグの説明を丁寧にさせて頂いた。

一度、売り場を離れたのだが再び戻って見えた。「主人に相談したら“欲しいなら買ったら”と言ってくれたの、でも“上段にある高いのはダメだヨ”て」と嬉しそうに仰る。手頃なサイズのバッグをお買い求め頂き、喜んで頂いた。

私の売り場を離れた後、二人を見ていると、イートインコーナーで、カキ氷を二人で一つ注文して美味しそうに一緒に食べている。見ていて微笑ましい。「幸せなご夫婦なんだなー」と見ている方まで幸せな気分になった。

物産展に以前の様な勢いと言うか、熱気が無い様な気がする。それで会場を見てみると、何処のお店にも商品はあるのだが、焼いたり、揚げたりしている店が無い。食品の場合、半分くらいは匂いが脳を刺激して、その気にさせてくれる。ニンニクや生姜、揚げ物の匂いなどがイメージを大きく膨らまさせてくれるのに!

残念な事に、消防法の関係でデパートの催事場では火が使えないそうだ。煙が出る物事態が扱えなくなってしまった様だ。何も可もが規制・規制で面白みが無くなっていくようだ!

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浦和競馬場

2009年05月04日 07時31分09秒 | 出張

やはり、ゴールデンウィークの行楽地は凄い人手のようだ。朝のニュースを見ていると、高速の渋滞、「普段だったら3時間でいける所が、10時間掛かった!」とか「ディズニーランドの6時間待ち」など、何処もかしこも、日本人は同じ行動を取りたがる。

昨日は、工芸のメンバーが揃って近くの中華料理店で打ち上げ。鹿児島チームが元気良く、薩摩切子・つげ櫛・錫器・屋久島硯も居る。次が大分で、下駄屋・パール・と私、長崎から鼈甲とみんなで飲んで食べて、ひと時の息抜きである。

54_001 今日の朝歩きは、初めてのコースを選んでみた。浦和駅東口から東に東に。しばらく行くと大きな建物が目に付いた。浦和競馬場だ。ここは競馬が開催されていないときは、市民の憩いの場所として開放されているようだ。競馬場の中に、犬を連れて散歩をしている人や、ジョギングをしている人……。

54_002 54_003 私も、馬の気持ちになって、1周ジョギング、その後1週を歩いてコースを回ってみた。砂場の様な細かい砂が敷き詰められている。幅20メートルほど、1周約1200メートル。久しぶりに気持ちの良い汗をかいた。今回の競馬場コースはこれからも、私のお気に入りに登録していこう!

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浦和伊勢丹 3

2009年05月03日 08時02分05秒 | 出張

53_009 昨日は、浦和在住の康文さんから書き込みのあった「調神社」に行って来ました。狛犬の変わりにウサギが門前に鎮座している。

手洗い場にも、ウサギの口から手洗い水が流れ出ている。

53_011

調神社を出た後、少し遠出をしてみた。浦和を西へ西へと横切っていく、中浦和を通って、高速道路を越え、荒川の手前まで、片道4キロ、往復8キロ。丁度いい散歩になった。

朝のニュースでは、「ゴールデンウィークの高速道路大渋滞」。高速道路1000円が狙い目で、意味も無く遠出をする人もいるのだろう?しかし、1000円払って、高速の渋滞にあうより、ただで一般道を走った方が早かったりして!

高速の休日割引のせいで、デパートの方はいつもより静か!静かです!ガッカリ!

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マニュアルとマインド

2009年05月02日 09時12分10秒 | 出張

浦和伊勢丹に来て、一番気持ちが良い事が、レジ係りの対応である。お客様にお買い上げ頂き、レジにお金を持っていく。その時、レジ係りの対応で一日のリズムが随分作られていくものだ。明るい気持ちの良い対応をして貰うと、こちらもついつい笑顔になる。しかし、これは個人の資質による物か?と思われるが、この浦和伊勢丹では、全てのレジ係りが気持ちよく応接してくれる。やはり、これは教育の問題なのだろう。

私はあまり、マクドナルドには行かないのだが、最近、JALのウェブチェックインをすると、航空券の後ろにマクドナルドのクーポンが印刷される。たいていは、コーヒー券なのだが、時たま、ビッグマックセット賞とか、ホットドッククラシック賞なども当たる。

先日、このコーヒー券を持ってマクドナルドに入った。

「このチケットで、ホットコーヒーを持ち帰りで!」とオーダー

「ハイ、かしこまりました。」   「コーヒーはホットにしますか?アイスにしますか?」

「ホットと言ったでしょう」

「ハイ、かしこまりました。」  「店内でお召し上がりになりますか?お持ち帰りになりますか?」

「えっ、持ち帰りと言ったでしょう。」

「ハイ、かしこまりました。」

こんな遣り取りは、マニュアルだけで中身が無いから、お前はロボットか?人の話を聞け!と言いたくなる。

今回の浦和のレジ係りの対応を見ていると、上司が実に良い教育をしているものと思われる。「相手を気持ちよく、喜んで貰える様に」とマインドをちゃんと教育しているから、多少イレギュラーな事が起こっても、直ぐに対応できるし、気持ちよく応対できるものだ。

朝の朝礼で、苦虫を噛み潰した様な顔で「お客さまには、いつも笑顔で気持ちよくお帰りして貰えるようにして下さい!」と押し付けるようなデパートの担当者を時たま見るが、朝礼に出る前に、「もう一度、鏡の前に立って、ニッコリ笑ってから出ておいで」と言いたくなる。

そう言えば、去年も酷いレジ係りのせいで、業者全員のブーイングが出ていたおばさんは今でもレジ係りをやっているのだろうか?http://blog.goo.ne.jp/takae_1/d/20080825

オガちゃん、浦和のレジ係りは最高ですよ!

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んん!何この痛み!

2009年05月01日 07時45分46秒 | 健康・病気

浦和に来て、催事の準備中から、何となく上あごに妙な感覚があった。1月に名古屋松坂屋に出張した時、右の上あごの歯が痛み出したのだが、その時は、鼻にウィルスが入り炎症を起こしていたのが原因で歯痛の症状を併発していたのだった。結局、1ヶ月ほど耳鼻科に通い鼻の炎症を治したら、歯の痛みはまったく無くなった。

今回も同じような鼻の炎症かな?と思っていたのだが、翌日からだんだん痛みがひどくなる。物を噛むと痛くて食事が取れない。右が痛いので、左で噛むのだが、それでも幾らかの食べ物が右の方に行き、どうしても痛む。ついに昨日は昼食にあまり噛まないで済む、掛蕎麦を食べたのだが、食べた後もジーンとした痛みが取れない。

誰かが、「人間は地球の裏側の戦争よりも、自分の歯痛の方が気になるのだ!」と言っていたが、「なるほどだ。」と思ってしまう。

昼食後、近くの薬局に飛び込み薬を探す。「今治水」懐かしい名前の薬がある。店員に症状を話し、薬を選んでもらう。「今冶水」よりも、飲み薬の鎮痛剤の方が良いというので、眠気が来ない解熱鎮痛剤を買った。薬を飲んで2時間くらいすると、痛みが治まってきた。普段、痛み止めなど飲んだことが無いので良く効くようだ。

閉店後、近くのスーパーに買出しに、豆腐とヨーグルトとバナナと粉末のコーンスープとワインを1本買い込んできた。何とか、柔らかいメミューで誤魔化して行こう!

竹工房オンセ

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