高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

焼肉 いちなん!

2009年04月14日 16時37分11秒 | 出張

無事、京都伊勢丹での職人展も終わりました。3年ぶりの京都伊勢丹での出店。やはり、3年も間が開いてしまうと、お客様との関係が薄れてしまうのか?はたまた、今年の経済状況の性なのか? 今までの中でも、一番、葉書の回収率が悪かった。その中でも、「久しぶりに来てくれたのね!」と顔を出して頂いた常連さんには、本当に頭が下がる。ありがとうございます。

京都と言えば、恒例の焼肉「いちなん」。毎回最終日はここで「焼肉を食べながら、お酒を飲みながら、ワイワイやっているうちに眠ってしまう。」というパーターンで締めなくてはならない!

片付けが遅くなり、「いちなん」に着いたのは9時くらいであった。店内はほぼ満席のお客様で賑わっている。この不況の中でも、お客さまが増えているそうだ。今まで、恵文さんがコツコツと積み上げてきた努力が実ってきているのだ。

414_005  先ずは、生ビールを飲んで喉を潤す。1週間の疲れがこれでほっと流される。するめキムチと韮の胡麻和え、レバー刺しは何と厚さが1センチくらいに切ってある。よほど鮮度の良いレバーでないと、こんな出し方は出来ないな。口いっぱいにレバーの甘さが広がる。

次から次へと頬っぺたが落ちそうなお肉ばかり出てくる。「あー、幸せ!」  一年に一回の楽しみである。

12時を過ぎてくると、朝早くから起きている私はいつも途中で眠くなる。だんだんと瞼が重くなる。それに気付いた恵分さんが、私専用のベットを作ってくれる。

414_006 「いちなんライブステージ」に用意された私のベットである。

親友の仕事が繁盛しているのが、一番嬉しい。また、来年もお邪魔しますので宜しくお願いします。

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京都のお好み焼き

2009年04月13日 06時24分48秒 | 食べ物

京都伊勢丹での「職人展」も、あっという間に最終日になってしまった。催事には六日催事と七日催事があるのだが、たった一日の違いでも、我々出店業者には大きな違いで、六日催事の場合はものすごく短く感じられる。

昨日は、新宿伊勢丹でお世話になったOさんが2年前から、転勤で京都伊勢丹に来ている。久しぶりの再開を祝して、Oさん行き付けのお好み焼き屋に連れて行って貰った。

413_004 お好み焼きと言えば、大阪と広島が有名であるが、京都には大阪以上に、至る所にお好み屋がある。随分と多いな?とは思っていたのだが、京都の人に聞くと、「お好み焼きと言えば、京都の方が本場です!」と言う。

そもそも、お好み屋の位置付けが少し違うのだ。食事としてのお好み焼きが主体になる広島・大阪よりもう一段「大人向け」なのである。もちろん、広島・大阪でもお好み焼きを摘みとしてビールやお酒は飲む、しかし、京都ではもう少しお酒を飲むほうに比重が移り、「酒場」としてのイメージが強くなる。営業時間も、午前4時までとか、午前5時まで営業しているお店も多い。

京都駅から歩いて10分ほどの所にOさん行き付けの「茶花」。レトロな雰囲気が漂うお店だ。表の看板には「創業昭和五十一年、お好み 鉄板焼 茶花」とある。暖簾に、やはり「鉄板酒場」と書いてある。

413_001  お413_003

Oさんの一押しが「ラーメン焼そば」これは絶品だった!鉄板で炒められた焼そばに、特性のコラーゲンたっぷりのたれが絡めてある。チャーシューにゆで卵、青葱に紅しょうがと、上から見たらラーメンどんぶりに装おられたラーメンそのものだ。特性たれがコッテリと焼そばに絡め付き、何とも言えない旨さを出している。これは止みつきになりそうだ!

また一軒、京都に来たら行かなくてはいけないお店が一つ出来てしまった。Oさんありがとうございます。

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坂本竜馬の墓?

2009年04月12日 08時55分15秒 | 出張

朝5時台といえば、観光客でごった返している四条通りも静かなものだ。ホテルを出て、今日は祇園方面にやってきた。先日までNHKの朝の連続ドラマでよく見かけた光景だ。祇園を抜けて、八坂神社を参拝、八坂神社から護国神社へ、そこで見つけたのが「坂本竜馬の墓」、京都の「池田屋」で暗殺されたといわれている。

412_007結構急な坂道を登り入り口に! 拝観料500円と書いてある。清水寺も拝観料がいる。京都は何処に入るにもお金がいるのだ。そこが気に食わない!

しかし、観光を生業としている土地柄、全国から膨大な数の観光客が毎日毎日押し寄せてくるのだ。観光客からむしり取ったお金で、坊主や神主が祇園で遊ぶ、そのお陰で、伝統芸が残っていく。まぁ、お金は巡り巡って、世の中を潤すのですな?

ミクシィ仲間の〇ちゃんは、京都に来ると取引先につれられて祇園遊びをしたと書いていたが、私は残念ながら、早朝の祇園めぐりしか出来ないな!残念

412_004 二年坂の坂道を歩いていたら、取引先のお店を見つけた。ここも、朝早くでなければ、すれ違うのも大変なほどの観光客で賑わう小道だ。和傘と格子戸などは外人から見た日本のイメージにピッタリなのだろう。

今日はのらりくらりと市内をウロウロしたので、10キロほど歩いてしまった。

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判り易く、興味を引く!

2009年04月11日 08時22分54秒 | 出張

他の出展者の接客を見ていると、いろいろ参考になる事がある。私のブースから少し離れた所に岡山県の「武田刃物」さんのブースがある。包丁・ナイフ・鎌などを販売している。若い職人さんとお客さんとのやり取りを見ていると、お客さんが刃物の研ぎ方の説明にどんどん引き込まれていく。

家庭の主婦にとって、毎日使う包丁ではあるが、「包丁を研ぐ」と言うことはなかなかしたがらない。自分で研いでも直ぐに切れなくなったり、又、研ぎ上がっているのかどうか?も、判りにくいのだ。「刃物を研ぐ」という事は、一番基本中の基本であるが、一番難しいのである。それを、素人に判り易く説明している。

411_004 「包丁の斜めになった所にマジックを塗り、丁度そのマジックが砥石で削られて消えて行く様な角度で研ぐと簡単に研げますよ!」と説明している。視覚的にも判り易いし、お客さんの興味を引いている。

早速、その実演に引っかかったのが、我親友の恵文さんだった。説明を聞いて、知らず知らずのうちに包丁と砥石を買っていた。“実に簡単で判り易い!”まるで、ゴキブリホイホイに引っかかったゴキブリの様だ。

実演販売には、ただ物作りを見せるだけでなく、相手の興味を引き出す語り口や見せ方が必要だ。さて、私の語り口はいかがな物だろうか?

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ダイエット宣言?

2009年04月10日 08時34分48秒 | ダイエット

友人の細野君がミクシィの中で、公開ダイエットをしている。その日の体重と体脂肪、その日に食べた物を毎日書き込んでいる。公開することで、後戻りできない状態を作っている。

私は、忙しいシーズンが始まり、出張が増えてくるとどんどん体重が増えてくる。どうしても、デパートでの実演が終わり、寝る前に飲み食いした分がそのまま、体に付いてくる様な気がする。どうしても、出張中は久しぶりの友人との再会であったり、飲み事が多い。飲み事が無いときでもホテルの部屋で一人でご飯を食べているのは寂しいので、ついつい摘みを買い込み一杯飲む事になる。

この調子で行けば、また元の体型に戻ってしまう。細野君では無いが、私も第2次ダイエットを今日から本格的にしようと思う。先ずは、休肝日を作ってお酒を抜くことにしよう。私の場合、朝昼はそんなに取っていない、一日の殆どを寝る前のアルコールと摘みで取っていることが多いので、休肝日を作ることが一番のダイエットになる。

昨日は、木版画家の植谷先生と染色家の山本さんが遊びに来てくださった。閉店後、駅ビルの上で京料理ご馳走して頂いた。毎回、京都に私が来たときは時間を作ってくださり、お互いに近況報告を兼ねて励まして頂いている。今後とも宜しくお願いします。

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狐と狸

2009年04月09日 07時00分14秒 | 出張

先週までの銀座ではなんとも無かったのに、京都に移動すると途端に目が痒くなって、鼻の奥がむずむずする。今年は花粉が多いと聞いていたのだが、それほど症状が出ずに納まっていて安心していたのだが、京都に来て急にアレルギーが反応してきた。東京より京都の方が花粉が多いのだろうか?

48_008 痒い目を擦りながら散歩に出た。駅裏のホテルから3キロほど南に下った所に、全国的にも有名な「伏見稲荷神社」がある。赤い鳥居が立ち並ぶ、狐の神社だ。左の狐は巻物を咥え、右の狐は玉を咥えている。

49 稲荷神社に御参りしたせいか?京都伊勢丹での最初のお客様は狐顔をした「楓子」だった。イタリアに行ったときに通訳をしてもらった娘さんだ。相変わらず、一人で世界をあちらこちらと歩き回り、見聞を広げている。実に逞しい子だ。

午後からやってきたのは、楓子のお父さんの恵文さん、30年来の親友である。

夕方こんなメールが携帯電話に入った。

〇〇 〇〇様
  こんにちは♪

大分県は安心院(あじむ)の山里で見事な作品を作り続けている竹細工職人、高江雅人(たかえまさと)が、JR京都伊勢丹で開催中の「日本の職人展」にて実演販売をしています。

代表作の高級竹籠のほかにも、財布やキーホルダー、携帯電話入れなど革と竹を使った新作も魅力です。また、その場でお名前を手彫りする大好評の「名入れ箸」は贈られた人誰もが大喜びします。どうぞご見学だけにでもお出かけください。

「いちなんからのメールを見て」「孫恵文に聞いて」などとお申し出いただくと小さな竹製品のプレゼントがもれなくもらえます。

ぜひお声掛けください。最終日まで連日本人が店に立ちます。高江雅人と私、実は30年来の親友なのであります。

◆4月8日(水)
  ~13日(月)
◆JR京都伊勢丹10階
 催事場

また、最終日には高江雅人がいちなんに晩ご飯を食べに来ます。ともに語りたい、飲みたい、ついでにつまみ食いしたいという方は、どうぞ13日(水)8時頃いちなんの4番テーブルへ。

店主:孫 恵文
.
TEL:075-721-6937
焼肉屋いちなん
わくポンキャンペーンはコチラ
http://www.wakpon.com/member/?uid=5984
運営管理:wakpon.com

こんな援護射撃があるのも恵文さんならではである。ありがとう。

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京都へ

2009年04月08日 07時48分11秒 | 出張

いろんな出会いを頂いた銀座三越から、今度は京都伊勢丹に移動です。京都伊勢丹に出店するのは、3年振りです。京都伊勢丹のオープンの年に出店させて頂き、そこから、全国のデパートに出ることになった思い出のデパートでもあります。

「あらっ、高江さん久振りです。」と声を掛けられた。ここの女性スタッフは良く気が付く、素晴らしい娘さんが多く、出店業者としては働きやすいお店です。別嬪さんが多い!

47_002 4時くらいまでで、大体飾りつけが終わり、ホテルにチェックイン。京都駅8条口にある「エル・イン・京都」関西電力の経営のビジネスホテルだ。設備の面では、「特別ここが良い」と言う所は無いが、フロントスタッフも男ばかりで、キビキビした対応である。駅に隣接して、リーズナブルな値段なので、結構人気のホテルだ。

この日は、長男の入学式の為、妻が大阪までやって来ているので、大阪まで足を伸ばして一緒に食事をすることにした。梅田食品街で立ち食いの串かつを頬張る。「ソースは二度付け厳禁!」と書いてある。近くのお好み焼き屋で見つけたのが、焼酎「兼八」。大分県を代表する麦焼酎で、なかなか手に入らない焼酎だ。これが1杯600円とは、先日銀座で飲んだグラスビールは1杯700円だった事を考えると随分安い!

二人で大阪の街を歩くのも、良い思いでつくりであった。

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慌ただしい最終日

2009年04月07日 07時07分19秒 | 出張

銀座三越7階、リミックス・スタイルでの催事は一言で言うと「出会い!」これに付きました。初めての出店と言う事もあり、新規のお客様との出会い、仕事上での出会い、社員さんとの出会い、どれも良い出会いでありました。

最終日は革財布の試作が出来たと連絡があった為、出勤前に革業者さんの所まで出かけて行き打ち合わせ。三越に出勤してからは、今まで種まきをしていたお客さまが数件戻ってきて下さった。ありがたいことです。バッグも売れ、何と言っても、「名入れ箸」の力は大したものです。

昨日も、名前のリストを持ったお客様が来られ、「名入れ箸」をお買い上げ下さった。

「フルネームで彫ってください!」と言われるので、そのリストの中に「北野 武」とある。

「ん?あれ?」という顔をすると

「タケシさん、本人にあげるんです」と言う。

「どうしてこのお箸を知ったんですか?」と聞くと

「先日、うちのマスターがこのお箸を買って来て感動したんです。それで、お世話になっているお客様に贈ろうと言う事で買いに来たのです。北野さんも良く来て頂くお客さんなんです」と仰る。

三越のバイヤーに連れられて、革メーカーの人達が見に来てくれました。先日の革職人小松さんとは違い、もう少し量産できる本格的な革製品のメーカーさんである。1月にデビューしたばかりだが「竹と革の財布」に次々と新しい広がりが出来ている。前向きに何かを作り始めると必ず反応が返って来ます。

工房の方では、「国産手作りに拘った、和の工芸品を探しています!」と、あるメーカーさんの記念品で使いたいそうだが、オーダー数が1000個。「んー、大変な数だ!」うまく決まると良いのですが?

春とともに、だんだん忙しくなってきた!「よーし、頑張るぞ!」

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銀座三越 2

2009年04月06日 06時33分38秒 | 出張

銀座三越での催事もあっという間に最終日になってしまった。三越の社員さんは本当に良くフォローに入ってくれる。デパートによっては、上から目線で、何もしない所があるかと思えば、此処のように上から下まで社員が気持ちよく手助けしてくれる所もある。

46_002_2 デパートの外では桜の花が満開に咲き誇り、道行く人の目を楽しませてくれる。朝歩くのも、気持ちのいい季節になってきた。ホテルから三越まで3キロあまり、ゆっくり景色を楽しみながら通勤している。

銀座三越のリビングフロアーには、ネスカフェのブースがあり、いつも私が愛飲しているネスプレッソのコーナーもある。朝の暇な時間にこのブースを訪れ、モーニングコーヒーを頂く。

46_005 新しいコーヒーメーカーが発売されていた。

46_006 色取り取りのコーヒーカプセルが品良く可愛く飾ってある。新しい味のカプセルを試させてもらい、早速購入。一日に1杯美味しいコーヒーを飲む、庶民のささやかな楽しみである。

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名入れ箸

2009年04月05日 07時55分08秒 | 作品紹介

今まで全国のデパートに出店しているが、「外国人観光客の多いのは何処?」と聞かれて、出る答えは「京都伊勢丹かな?」と思っていたが、この銀座三越に来て、意識が変わった。

「銀座三越が一番、外人観光客が多い!」

店内には、英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、中国語、韓国語、アラビア語、??語……とまるで「バベルの塔」の様だ。

44_014私の所にも、沢山の外人が見学にやってくるが、外人は自分の名前などが入るオリジナルな物に非常に興味を示す。この日も、「名入れ箸」は人気だ。「アルファベットの後にひらがなでも名前を彫って!」と、

目の前で下書きもせず、私が彫っていくと「OH!ワンダフル」と喜んでいる。

しかし、この「名入れ箸」を注文するのは、殆どが欧米人などの白人だ。中国や韓国の観光客は先ず注文しない、やはり、それぞれにお箸の文化があるので、日本のお箸では形状が違うので満足しないのだろう?か

昨日は、売り上げも爆発、なかなか動きにくかったバッグも6個も売れた、それも、新規のお客様ばかりだ。、「銀座三越に来て良かった!」と満足です。

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出会い

2009年04月04日 07時47分59秒 | 職人仲間

今回の銀座三越での催事の中で、特筆すべき出会いがあった。三越のバイヤーの紹介で、手作り鞄の職人さんと出会うことが出来た。先日、バイヤーと一緒に私の売り場にやって来た。

44_024 スマップの草薙くんに似た感じで、誠実そうな表情の小松さん、同じく、手作り靴の職人さんの高野さんと二人でお店を出している。まだ、若いのに銀座でお店を構えているなんて凄い!

昨日、三越の閉店後、お二人のお店にお邪魔した。大通りから少し外れたビルの2階に彼らのお城があった。作品を手に取って見ると、どの作品からもピーンと張り詰めた緊張感が伝わってくる。選び抜いた材料で、丹念に丹念に作り上げていく。職種は違うけれど、彼らの生き方、考え方が作品に表れている。

44_019

どれも本物だけが、かもし出す存在感がある。これほどの作品なので、お値段も相当なものである。しかし、鞄も靴も半年先まで注文が詰まっているそうだ。

鞄職人の小松さんに私どもの「竹の編地」を使って試作していただくことになった。これはもう、「商売ベースで考えるものでなく、お互い何が出来るか?面白い物を作ってみたい!」そんな気持ちでコラボすることになった。折角頂いた、素敵な職人との出会いです、長いお付き合いをしていきたいと思います。

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桜満開!

2009年04月03日 08時42分28秒 | 出張

昨日は朝から、突風が吹き肌寒い日であったが、東京地方は桜満開宣言が出された。昨日はホテルを出て、墨田川沿いに歩くつもりであったが、あまりにも強い風であきらめた。体重の重い私でさえ、横風に煽られて踏ん張らなくてはならない。そんなことで、ホテルの近場をあっちへうろうろ、こっちへうろうろ、おかげで浜町近辺の地理が良くわかった。

今日は、昨日とは打って変わって穏かな日差しのお花見日和である。近くの浜町公園では、朝早くから花見の陣取り合戦が繰り広げられていた。

今回初めて、隅田川を渡って、住吉町方面を歩いてみた。いたるところの桜が見事に花開き、目を楽しませえくれる。メイン通りは交通量も多くうるさいので、1本裏道を歩く。たった1本逸れるだけで、そこには生活観があり、庶民の匂いが漂っている。

銀座三越での催事では、古くからの知り合いの「W」さんが顔を出してくれた。彼とはもう25年のお付き合いだ。私が、サラリーマンから農業に転職使用としていた頃、長野県の「農業実践大学」で知り合った人だ。深い付き合いがあるわけではないが、年賀状のやり取りだけはずっと続いている。今回は昨年結婚された奥さんを連れてやって来てくれた。新婚所帯の幸せ感が一杯でしたよ!

また、新しい出会いも沢山あり、今回の催事は初めての銀座三越で、新しい出会いを作って行く機会になるのだと思われる。

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銀座三越 1

2009年04月02日 08時32分19秒 | 出張

初日にいきなり、「テポドン3号」の打ち込みを食らった今回の催事はどうなることやら?

41_001 二日目は一日中、小雨模様で、だらだらとした盛り上がりに欠ける一日であった。どうしても、初めての出店のときは、そこのデパートでのお客様が育っていないので苦労する。

特に今回の様な、大きな催しの中での出店ではなく、単独出店の場合は、広告媒体への掲載が無いため、たまたま、デパートに来ている方に見て頂くだけなので偶然の出会いを期待するしかない。その点、広告に掲載されると、竹バッグに関心のある方が見に来てくださるのだが……、そうは言っても与えられた条件の中で、如何に結果を出すか?   それしか無い!ですな。

私の売り場の隣には、銀座の版画屋さんが出店している。木版画の実演をしていると沢山のお客様が物珍しさで一杯集まってくる、しかし、こういった実演を感心してみている人は殆どお買い物をされない。好奇心と販売とは別物の様だ!その、もう一軒隣には、東京の胴器屋さんが実演をしている。

夕方の暇になった時間に覗いてみると、同じ職人なので、直ぐに打ち解ける。いろいろ話しているうちに、面白いヒントを伺った。ちょうど今、「万年筆の持ち手に飾りを付けて欲しい」と注文が来ているのだが、銅器の急須に付いている籐飾りの取り付けが大変参考になった。業種が違っても、思わぬ所にヒントは転がっているものだ。

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テポドン3号 がやって来た!

2009年04月01日 08時03分36秒 | 友人

銀座三越での催事の初日、ここは一日中お客さまの途切れないデパートである。日本一地価が高い所としても有名である。デパートのエレベーターに乗ると、一般のお客様用エレベーターには地下3階までしか無いのだが、裏の業務用エレベーターには地下6階まであるのだ。やはり、土地代が高いので、横に広げることは出来ず、上下に伸びていくのですな!

場所柄、外国人のお客様も沢山やってくる。私の所にも、一日中お客様が溜まっている。そんな中、夕方に突然、テポドン3号が飛んできた。私にとっては、テポドンに匹敵するくらい脅威になるヤツがやって来た。中学校の同級生の長谷川だ。ヤツは今、単身赴任で東京に来ていると聞いてはいたが、突然、この銀座三越に打ち込まれてくるとは思いもよらない事であった。

41_007 中学3年の時の同級生で、もう一人、現在大阪にいる平光と3人で「良い子・悪い子・普通の子」のパターンで揃った腐れ縁の仲間だ。

昨日、たまたま私のホームページを見て、昨日から銀座三越に出店していると知り、来てくれたのだ。早速、閉店後一杯飲む事になり、近くの居酒屋へ。

あっという間に中学生時代に意識は戻っている。時のたつのも忘れて閉店時間まで笑い続けてしまった。何度、同じ事を話しても飽きないのが不思議だ。二人とも気持ちは15歳に戻っているので、見た目はおっさんでも、中学生のようにはしゃいでいる。

41_006中学時代からトレードマークの辛子明太子の様な下唇と、髪の毛が薄いヤツだったが、今でも薄いままでちゃんと残っていた。オールバックにして薄い部分を隠しているのか?相変わらず、怪しいヤツである。

昨日も、「晴れるん」とか言う訳のわからないストラップを持っており、仲居のお姉さんにプレゼントして笑いを取っていた。  (因みにヤツは気象庁に勤めているので、晴れるんとは気象庁のマスコットらしい)

久しぶりに何にも考えずに笑いに笑った時間であった。

また、会おうな!

竹工房オンセ

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