高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

曲げワッパ  栗久さん

2013年04月22日 03時48分28秒 | 職人仲間

松江、一畑百貨店では毎日、「手わざの道具展」にて、出店業者が交代でトークショーを行なって居る。
話下手な人もいれば、こういった時に話が止まらない人もいます。

秋田の曲げワッパの職人、栗久さんこと栗盛さんは、話しだしたら、とことん止まらないタイプである。
Cimg4373 秋田弁で、抑揚を付けながら、面白おかしく曲げわっぱの製品が出来るまでの話をしている。

本人の後ろの写真は、JR東日本の広告ポスターが掲げられている。このポスターが、東京以北のJR駅に掲載されているのだから、宣伝効果は計り知れない。

JRから、お声が掛かり、こういう形で宣伝されているのは、栗久さんの持っているキャラが引き寄せたのだろう。

私は、トークショーが終わってから、一般向けの話でなく、業者向けの話を聞かせてもらった。

Cimg4375 この「お洒落小皿」と
いう商品の生い立ちを聞かせてもらった。

曲げワッパにするには、ある程度の長さの材木が居るのだが、長さの短い部分は廃材になっていた、ワッパにはならないが、何か作れないか?と、作ったのがこの商品で、最初「お絞り入れ」として販売したが、全然売れない。
ところが、料理を盛り付ける「お洒落小皿」として販売したら、飛ぶように売れ出したそうだ。
この小皿が売れただけでは無く、新しい生産技術のノウハウも生まれたそうだ。

この小皿の左側の捻った部分で作ったのが、ぐい呑みである。
今まで、曲げワッパというものは、円筒
形の物であるから、重ねる事がしにい形状をしていた、ところが、鉢形の形にすることにより、何枚も重ねることが出来る形状に変わった。
ぐい呑みから、そば猪口、サラダボール、アイスペール、フルーツボール・・・・・・次から次へと、新作品が生まれてた、この形でグッドデザイン賞まで貰ってしまうから面白い!

我々の商品も、何かちょっと視点を変えるだけで、どんなヒット商品が生まれるか解ら無いですな。

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新しい商品開発が出来るようになった、

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